「人口減少で、限られたパイをどこが取るか」のアホ論
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170626-00052093-gendaibiz-bus_all
【徹底調査】人口減少ニッポン・あの大企業はどうやって生き残るか トヨタ、金融、サントリー…それぞれの対策
6/26(月) 11:01配信 現代ビジネス
人口が減るのは恐ろしいことだ。縮む市場を奪い合い、赤字まみれで倒れる企業が続出する。経営者が判断を誤れば、会社は即死する――人口減少は確実に来る。もうなにが起きてもおかしくない。
国立社会保障・人口問題研究所(社人研)の最新統計によれば、これからは毎年のように世田谷区の人口(約89万人)が丸ごと消えていくほどのペースで人口減少が進み、日本は間もなく「人口8000万人台」時代へ突入する。
当然、これから消費は激減し、市場のパイが一挙に縮むことは必至。もはやなにが起きてもおかしくない「激変時代」が幕を開ける。限られたパイをどこが取るか――。
縮む市場を奪い合う競争が激化しているのは、小売業界も同じである。
熾烈な生存競争は始まったばかり。どんな大企業であっても、生き残れる保証はない――。
本当に、バカです。
あのですね、国民=生産者=消費者なの!
わかる? 生産者=消費者なの!
わかる? 国民=供給者=需要者なの!
人口減は、消費者だけが減るのではないの。同時に生産者も減るの。
供給量そのまま、消費量だけが減る・・・こんなことないの。
飲食業も、不動産業も、宿泊業も、サービス業も、製造業も、第1次産業も、すべて、「生産者」も減るの。
人口が減っても、全く問題ないの。 GDPが減っても、全く問題ないの。
大切なのは、「1人当たりGDPが増える」ことなの。要するに「生産性の向上」なの。
日本の人口が、ドイツ並みになっても、イギリス並みになっても、全く問題ないの。
<中高の教科書でわかる経済学 ミクロ篇 書評>
ぶどうの房
読了。前書きにもあるように中高社会科教師やビジネスマンのための本。経済用語の定義はアッサリしているが、教科書と新聞・雑誌記事の引用が豊富で、一つの経済現象につき様々な事例を用いて説明するので、無理なく理解できる。また、需給曲線のグラフもこれでもかというほど多用しながら説明するため、グラフの読み取りにも慣れる。問題演習があればもっと楽しかったかも。囚人のジレンマや共有地の悲劇に関する理解が今まで不十分だったが、現在社会問題となっている事例と結びつけて説明してありよく理解できた。マクロ経済の方も読んでみたい。