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涼宮ハルヒの憂鬱 の感想
2008-09-05 Fri 01:27

 知り合いから涼宮ハルヒの憂鬱(小説)をこれまで発売されている全9冊を借りてきた。

 その知り合いにはFate/Zero全冊を貸していたのだが、3日で読了したらしい。ちょwwwwおまwwww(・∀・)

 さて、このシリーズ、最近は発売と告知されてから延期が続いて1年以上経つようだが、果たしてどうなっているのだろう…。

 
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)
(2003/06)
谷川 流いとう のいぢ

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この作品は2003年にスニーカー大賞を受賞したとかで、5年前の作品なのね。もっと昔のような気もしたが。

 さて、あらすじとかは割愛するとして、感想として進めて行く。

 思うに、これは大賞を受賞するに確かに相応しい作品だった。一言で言えば面白いのだ。

 キョンのドライで皮肉に富んだ独白は嗤いを誘うし、登場人物たちの毎回異なる比喩表現。さらには世界観を的確に表現した説明文など、どれもとても素晴らしい。文章書きとしては非常に参考になる。

 あと5年前ってメイドって流行ってたかな…とか。執筆時はもっと前だから……まだそれほど、という時期に萌え属性をしっかり抑えている作者の先見の明には脱帽する(ぉ

 物語は登場人物全員に平等にスポットが当たっていて、最後きちんと納まるところに納まって行く。実に話のテンポがよいので楽に読み進められる。

 大賞受賞ということだが、他に比較して読めるものがないにしてもこれは面白い作品だと思う。その後のアニメの影響で、登場人物の声はみんな中の人つきだった。というか地の文と杉田の台詞、ほとんど一緒じゃないかwwwwwwwwww

 もうすぐ秋からは第二期が始まるのでしょうか。ちょうどいいので9月中に読破できればと思います。

 残りはあと8冊。涼宮ハルヒの溜息に続く…。


 やはり自分的にはみくるが一番か(*´Д`) 歩く萌え属性の塊。素晴らしいですwww
 
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