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バイクのタイヤ交換に人生初トライ -- 新品タイヤに空気を入れる

息子のバイクのタイヤ交換ですが、今回は古タイヤを外した後輪ホイールに新しいタイヤを装着した後、ここまでの作業手順を逆に辿ってバイクに戻していきます。

ビードワックスは、この作業の必需品だと思う

タイヤをホイールに嵌め込むのは、2本のタイヤレバーで、外した時と逆の作業をやっていけばいいのですが、この作業で何よりも活躍してくれたのがビードワックス。

ビードワックス

新品タイヤをホイールに嵌め込むときの大変さは自転車で何度も経験済み。バイクのタイヤは自転車よりも間違いなく大変だろうなって想像していたんです。

それが、このビードワックスをホイールとタイヤの該当部分に塗り込み、2本のタイヤレバーで嵌め込み作業をやったら、これがなんとヌルって感じで入っていく。

これは凄い! このビードワックスが無かったら、タイヤ嵌め作業はもっともっと大変だった筈。

そうだ、タイヤの回転方向を間違えないようにね! ここで間違えたら、またやり直しですから。

新しいタイヤに空気を注入

ホイールにタイヤを嵌め込んだら、タイヤに空気を入れていきます。ここでやっと、このために買ったエアーコンプレッサーが活躍してくれます。ビードが嵌るか心配だけど、ちょっとワクワク感も。

コンプレッサー本体

エアーコンプレッサーにエアーホース、そしてエアーチャックを装着し、タイヤのバルブに差し込んで空気注入開始。

タイヤ空気注入

が、タイヤ内の圧力が全然上がっていかない。いくらやっても空気圧ゼロのまま。

アレー? なぜ? どうして?

暫く考えて気が付きました。そうか、チューブレスタイヤなので、タイヤとホイールとの間に隙間があると、そこから空気が逃げてしまうんですね。

理由は分かったけど、どうすればいいんだろ?

ネットで調べてみると、タイヤを寝かした状態ではなく、立てて入れるのが正解らしい。さらに、(微妙な言い回しだけど)タイヤに空気を注入しながら少し弾ませたりするといいらしい?

うーん、いま一つ分からないけど、タイヤを立てて何となくやっていたら、ある時スッと入り出しました。ホイールとタイヤの隙間が完全に閉じた状態を、一瞬でも生み出せればいいようです。

タイヤの空気圧は後輪 [250kPa] とありますので、クルマの時と同じくこの数値を最低空気圧と判断して、270~280kPa位を目途にして空気注入完了。

バイクタイヤ空気圧

チェーンを掛ける前にタイヤ・ホイールのバランスを取る作業を

後は、タイヤを外した時と逆の手順で、バイクにタイヤを装着していきますが、ホイールについているバランサーの存在を忘れてはいけません。

バランサー

マイナスドライバーでこじって事前にホイールから外しておいたバランサーを再利用します。後輪に使われていたのは、20gと30gの合計50gのバランサー。意外に大きい。

バランサー使いまわし

クルマのタイヤ交換の際に伺った話では、タイヤやホイールは完全な真円ではないし、また重心の偏りも仕方のないものらしい。

高速で回転するタイヤ・ホイールにとって、重心がしっかりと中心にあることが極めて重要なのは、想像するまでもなく理解できます。

バランスウェイト(重り)を取り付けることによって修正する作業がホイールバランス調整です。ホイールバランスとは、タイヤ・ホイールを回転させた状態における遠心力のバランスの事。

素人だし、調整するマシンもないので正確なバランス調整は出来ませんが、少なくともバランスの崩れを軽減することくらいは出来ると思います。

後輪のやり方は意外と簡単。フレームに後輪を取り付け、チェーンは掛けない状態でフリーの状態にすると、重心の偏りによってタイヤが回転します(重い方が下に来る)。

その状態で反対側(真上)のホイール上にバランサーを固定しました。結局、元々あったバランサー2個を固定することで、(大体だけど)タイヤ・ホイールのバランスが取れた状態になりました。

チェーンを掛け、ボルトやナットに書いた印を目印に元通りに戻すことによって、適度なチェーンの張り具合やタイヤ振れの無い状態を再現することが出来ました。

これにて後輪のタイヤ交換作業完了。続いて前輪です。


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