バイクのタイヤ交換に人生初トライ -- タイヤに空気が入らない
息子のバイクのタイヤがすり減ってしまったので、DIYにてバイクのタイヤ交換をしてみようと始めた人生初トライの記録も、今回で最終回。
前回、前輪を外すところまできました。今回は、ホイールから古いタイヤを外し、新しいタイヤを嵌め、空気を入れてバイクに戻していきます。
ホイールからタイヤを外すのも、タイヤを嵌めるのも、後輪でやったのと同じ手順なので、ここでは割愛して、いきなりホイールに新しいタイヤを嵌め終わったところから。
さて、ここまできて疑問が湧き上がってきました。これでタイヤに空気を入れられるんだろうかと。

先に終えた後輪の時にも苦労しましたが、ホイールとタイヤが密着していないと空気は入っていきません。かなりデフォルメした図なので少し変ですが、現状は下のような状態です。

これだと、タイヤの開口部を何らかの手段で広げて、左右のホイールの壁と密着した状態を作り出してあげる必要があるってことです。
ここで思い出すのは、ネットで購入したタイヤが届いた時のこと。前後のタイヤ幅があまりに違うので、注文を間違えたんじゃないかって思ったんです。

でも、型番等を確認してみると、どうやらこれで合ってるらしい。
ところでバイクの適正タイヤサイズは、フレームに貼り付けてあるステッカーから知ることができます。それによると、タイヤ幅は後輪の160mmに対して前輪は120mmとあります。
上のタイヤの写真を見ても分かる通り、前と後のタイヤ幅の比は3:4(120:160)なんてものじゃありません。どう見ても前輪は後輪の半分程度しかありません。
これはタイヤサイズが間違っているということではなく、長時間の保管の間に(後輪よりは弱い)前輪タイヤが押しつぶされて、そのままの状態で固まってしまったのでしょうね。
そんな数少ない事例の中でも、自分にも出来て、尚且つ成功する可能性が高そうなのが、荷締めベルトでタイヤをホイールに押し付けてやるという方法でした。
タイヤの外周をベルトで締め込んであげれば、タイヤはホイールに押し付けられると同時に、開口部が左右に開くはずなので、理論的に考えてもいけそうな気がします。
ということで、近くのホムセンに行って、「ラチェット式荷締めベルト」の2本組を買ってきました。約1000円と、まあまあ許せる値段かな。

荷締めベルトをタイヤの外周にセットし、ラチェットでギチギチと締め込んでいくと、想定通りにタイヤの開口部が左右に開いて、ホイールに密着していくのが分かります。

この時点で、このやり方で成功するという確信を持ちました。だって、どう見たってタイヤとホイールが縦にも、そして横(側面方向)にも密着してますから。
が、そんなに甘い世界ではありませんでした。
上の写真の状態で、どんな風に空気を入れても、スースー抜けていくばかりで、タイヤ内の圧力は少しも上がって行きません。
最後は、どんな状態で空気が漏れているのかを目で確認しようと、お風呂場にコンプレッサーを持ち込み、湯船にお湯を張って、その中にタイヤを沈めながら空気を入れてみました。
どこか1~2箇所から少しずつ漏れてるようであれば、そこを押さえながらやれば何とかなるんじゃないかと期待したのですが、その結果は絶望的なものでした。
もう、至る所からゴボゴボと漏れてきます。これは漏れるなんてもんじゃないな。
これを見て完全に諦めました。午前10時過ぎから前輪の交換作業を始めたときには、後輪で慣れているのでお昼前後には終わってるだろうって思ってたのに、夕方4時過ぎで諦めの境地に。
結局、息子にタイヤを持って車でバイクの修理工場に行かせました。プロの手で空気を入れてもらうことにしたわけです。
完全な敗北です。
とっても残念でしたが、仕方がありませんね。出来ないものは出来ないわけで。
リベンジのチャンスはあるのか?
前回、前輪を外すところまできました。今回は、ホイールから古いタイヤを外し、新しいタイヤを嵌め、空気を入れてバイクに戻していきます。
ホイールからタイヤを外すのも、タイヤを嵌めるのも、後輪でやったのと同じ手順なので、ここでは割愛して、いきなりホイールに新しいタイヤを嵌め終わったところから。
さて、ここまできて疑問が湧き上がってきました。これでタイヤに空気を入れられるんだろうかと。
タイヤが保管状態から圧縮されてしまったのが原因
下の写真を見てもらえばわかると思いますが、ホイールとタイヤの間に大きな空間が口を開けています。いわゆるブカブカの状態。
先に終えた後輪の時にも苦労しましたが、ホイールとタイヤが密着していないと空気は入っていきません。かなりデフォルメした図なので少し変ですが、現状は下のような状態です。

これだと、タイヤの開口部を何らかの手段で広げて、左右のホイールの壁と密着した状態を作り出してあげる必要があるってことです。
ここで思い出すのは、ネットで購入したタイヤが届いた時のこと。前後のタイヤ幅があまりに違うので、注文を間違えたんじゃないかって思ったんです。

でも、型番等を確認してみると、どうやらこれで合ってるらしい。
ところでバイクの適正タイヤサイズは、フレームに貼り付けてあるステッカーから知ることができます。それによると、タイヤ幅は後輪の160mmに対して前輪は120mmとあります。
上のタイヤの写真を見ても分かる通り、前と後のタイヤ幅の比は3:4(120:160)なんてものじゃありません。どう見ても前輪は後輪の半分程度しかありません。
これはタイヤサイズが間違っているということではなく、長時間の保管の間に(後輪よりは弱い)前輪タイヤが押しつぶされて、そのままの状態で固まってしまったのでしょうね。
荷締めベルトでタイヤの外周を締め込んでみたけど
これは困りました。ネットでも色々と調べてみたけど、「これっ!」という決定的な方法は見つけられませんでした(というか、そういう事例の対応方法が殆ど見つけられなかった)。そんな数少ない事例の中でも、自分にも出来て、尚且つ成功する可能性が高そうなのが、荷締めベルトでタイヤをホイールに押し付けてやるという方法でした。
タイヤの外周をベルトで締め込んであげれば、タイヤはホイールに押し付けられると同時に、開口部が左右に開くはずなので、理論的に考えてもいけそうな気がします。
ということで、近くのホムセンに行って、「ラチェット式荷締めベルト」の2本組を買ってきました。約1000円と、まあまあ許せる値段かな。

荷締めベルトをタイヤの外周にセットし、ラチェットでギチギチと締め込んでいくと、想定通りにタイヤの開口部が左右に開いて、ホイールに密着していくのが分かります。

この時点で、このやり方で成功するという確信を持ちました。だって、どう見たってタイヤとホイールが縦にも、そして横(側面方向)にも密着してますから。
が、そんなに甘い世界ではありませんでした。
上の写真の状態で、どんな風に空気を入れても、スースー抜けていくばかりで、タイヤ内の圧力は少しも上がって行きません。
最後はプロにお願いすることに
もう、それこそ色んなことを試してみました。コンプレッサーの吐出量が足りないのかもと、この状態のままガソリンスタンドに持って行って、空気を入れさせて貰ったりもしましたが、結果は変わらず。最後は、どんな状態で空気が漏れているのかを目で確認しようと、お風呂場にコンプレッサーを持ち込み、湯船にお湯を張って、その中にタイヤを沈めながら空気を入れてみました。
どこか1~2箇所から少しずつ漏れてるようであれば、そこを押さえながらやれば何とかなるんじゃないかと期待したのですが、その結果は絶望的なものでした。
もう、至る所からゴボゴボと漏れてきます。これは漏れるなんてもんじゃないな。
これを見て完全に諦めました。午前10時過ぎから前輪の交換作業を始めたときには、後輪で慣れているのでお昼前後には終わってるだろうって思ってたのに、夕方4時過ぎで諦めの境地に。
結局、息子にタイヤを持って車でバイクの修理工場に行かせました。プロの手で空気を入れてもらうことにしたわけです。
完全な敗北です。
とっても残念でしたが、仕方がありませんね。出来ないものは出来ないわけで。
リベンジのチャンスはあるのか?
- 関連記事
-
-
【モノを生み出す】カテゴリ - 目次の目次(2016 - 前半)
-
折れたテーブルの脚を直す -- 簡単そうに見えて結構難しかった
-
バイクのタイヤ交換に人生初トライ -- タイヤに空気が入らない
-
バイクのタイヤ交換に人生初トライ -- 前輪を外す
-
バイクのタイヤ交換に人生初トライ -- 新品タイヤに空気を入れる
-