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はてなキーワード: 価値の移転とは

2025-12-29

anond:20251228172257

結婚売春が別のものだと教えてくれるのはペンギンであるペンギンのオスとメスはつがい形成して卵を産み共同で子供を育てる。これは繁殖のための対等なパートナーである。厳しい自然環境の下では、どちらか一方だけが子育てをするという形式では生き残れなかった。必然パートナーは対等で、かつ長期的な関係形成できるものでなければならなかったのである

一方、そんな社会もつがい以外の相手との交尾行動が2つのケースでみられる。

 ・巣にいるオスが、つがいでないメスと交尾をする。このときメスは巣作りのための石を自分の巣に持ち去る。メスはセックスと引き換えに対価を得る、つまり売春である

 ・巣にいるメスが、つがいでないオスと交尾をする。この場合、両者の間では何も交換されない。オスは自分遺伝子をばらまくことで対価を得ていると推測される。つまり浮気である

動物の行動を人間的に解釈するのは慎むべきだが、逆に人間の行動の本質を考えるのにこれらの例は有効ではある。ここからは「繁殖目的とした対等な相手間での交尾」をベースに成立する社会でも、それ以外の「直接繁殖目的としない交尾」行動は見られ、その際、精子を放つ(低リスク)側は対価を受け取らないが、卵子と胎を提供する(高リスク)側は対価を求めるのだ。その非対称性売春という特殊形態の根源だと考えるのは理にかなっている。

ここから、いくつか考察できることがある。

(1) 相対的に 高リスク と 低リスク の格差があるケースで繁殖(疑似)行為に伴う価値の移転があれば、それは売春と地続きの行為である

 たとえばキャバクラおっさん相手をすること、少年アイドル金持ち女性が入れあげることは、どちらもその前者が青春時間プライベートを浪費させられる点で高リスクである。その意味で、これらの行動は売春と地続きの行為であり一般的繁殖交尾とは別物だと言える。

(2) これらの繁殖外の活動が(ペンギンで見る限り)比較的珍しいケースであるということ

 つまりこれらは、社会制度に組み込まれ行為ではあるものの、本質的な繁殖交尾(すなわち結婚)とは異なる、つまり別の社会機能もつある種の普通でない行為だと言える。普通でない、とは、ここで反社会的であることを意味しない。それよりむしろこのアブノーマル行為社会の片隅にあることが、社会を保つために重要な何らかの働き(たとえば我々の社会機能のどこかにある何らかの欠陥を埋めるため)を担っていると考えられる。対等なパートナー結婚)によって成立する社会には、何らかの欠陥があり、その欠陥を売春が埋めているのである

まり、整理すると

 結婚(主流・繁殖行動) vs 浮気売春(非主流・非繁殖行動)

…ということであり、かつ、両者は明確に異なる(異なるからこそ)相補的な存在であるということである

2020-11-25

anond:20201125111433

問題民主主義国家では一度少子高齢化が進んだ状態になると老人に不利な政策は行えなくなるということだぞ。

実際インフレというのは実質的増税と同じ効果がある。

それはつまり現金資産を持つ人が失う実質価値の分、政府債務の実質価値も縮小させるという価値の移転が起きているわけだ。

で、今の日本で一番現金を持っていて、怖いという理由でそれを株や不動産等のインフレ耐性のある資産でそれを防衛することも出来ない層はといえば老人である

この層は人数も投票率高水準で、たとえ貧乏であっても年金に頼っている以上インフレデメリットを直に受ける層であり、そうした政策に反発するのは必定だ。

結局豊かだろうが貧しかろうが若者から搾取する方が政治家にとっちゃウケが良くて合理的なんだよ。

2019-06-28

デフレは悪ではない

インフレは持てる者から持たざる者への価値の移転洞察した。

しかにそういう面もあるが、本質はそうでなかった。今日気付いた。

インフレ借金者が得する仕組みだ。最大の借金者とは誰か?銀行だ。銀行家が富を集中的にかき集める体制なのだ

金融資本だ。デフレは悪と喧伝するのは金融資本意図だ。

デフレ悪玉論はいくつか読んだがよく分からない。それは御用経済学者詭弁からだ。日銀総裁はその最たるものだった。

デフレ金融資本銀行家の利を削る。

信用創造などとご大層にいうが、それは銀行詐欺的な富吸引システム正当化するための都合のいい論に過ぎない。

局地的インフレ発生のこと(追記 2019.6.29)

日銀白川総裁時代までインフレリスクに対して慎重で金融緩和には及び腰だった。悪いことではない。

黒田総裁異次元人だ。とんでもない金融緩和、量的緩和で円通貨をじゃぶじゃぶに溢れ返させている。それでもインフレにならない。インフレを望む中央銀行政策が効かない時代に入っているのか。モノの供給が十分でインフレにならないのか。戦争なく生産体制効率化が進んだためなのかもしれない。

しかし局地的なインフレは既に発生している。不動産価格は高すぎる。土地供給はなかなか増やせない。供給を増やすことの難しい資産価格は上昇している。

最大の借金者は国だった。(追記 2019.12.25)

2018-01-06

デフレは悪というこじつけ

黒田日銀執拗インフレを求める。2%の持続的物価上昇を「達成する」ことを至上命題として何でもやるといってきたし、実際凄まじいことをやり続けてきた。

・ その実は国家間通貨競争に応じての、円安誘導が最大の目的であったと理解している。これはうまくいった。株価も上がった。支持する。

・ 次にはインフレ誘導による持てる者から持たざる者への価値の移転であるインフレで得をするのは借金を抱えている者だ。日本で最も多額の借金を抱えている者とは政府だ。

デフレは悪という論は、賃金下方硬直性失業者を増やし、消費志向債務者(いいかえれば浪費家)の負担増が消費を減らし景気を冷やすという主張を根拠としているが、それはどうなのか。こじつけ感が強い。

・ 結局、経済学者為政者の主張を補完することを最大の目的としている。本人たちがどう考えているかはともかく、為政者はそうとらえて御用経済学者を多数囲ってきた。私は経済学を専攻し、学び続けてきた者だが、経済学アカデミック世界における売春婦であるという評に反論できずにいる。

・ 結局、物価の安定という従来、中央銀行が掲げてきた使命・大義が最も公平であり、国民幸福資するのではないか。そういう意味では現在の0パーセント台の物価上昇率中央銀行の良い仕事ぶりを表す。政府サイド(あと多額のローンを抱える人々)は評価しないかもしれないが私は(借金のない)一国民として評価する。黒田総裁不本意かもしれないが。

 
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