2026-03-03

anond:20260302225147

中学生という、まだ大人から社会から守られるべき年齢の子どもが、見ず知らずの男に体を触られ、きっと咄嗟抵抗もできなかったであろうことを思うと、どんなにか怖く、ショックを受けたことだろうと思う

もし私にタイムリープができたならその男増田に手を出す前に全力でタックルしに行きたい

増田安全尊厳を傷つけられた記憶を、謎の女が通りすがりの男にいきなり体当たりして警察連行されて行ったという意味不明記憶に書き換えたい

私自身も昔自転車に乗った男からいきなり胸を掴まれたことがある。なんならその事を書こうと思ったら先に増田のこの投稿を見つけた

私は当時成人であったが、路上でしばらく呆然とした後、「これ被害届出すやつ…?」と戸惑いながらも最寄りの交番に行き、「あのー、今向こうの道のとこで、自転車に乗った男にこう、掴まれまして…」と、中年男性警察官に説明することになった

男性に面と向かって「胸を揉まれた」と言うのが恥ずかしく、どうにかこうにか言葉ごまかしたが、警察官は「あ〜…」と、すぐ思い当たったようだった

最近よく出るんですよね〜」

そんだけ???と拍子抜けするほど、なんだったら財布の落とし物を届けた時の方がまだ真剣だったというくらい、警察官は退屈そうな様子だった

被害届を出してもいいが、どうせ捕まらないだかなんだか、あまりおすすめしないような事を言われ、「とりあえずパトロール増やしまから」みたいな落とし所で帰された

それが15年くらい前のことだ

それから3年くらいの間に、もう一度、今度は自宅の前で抱きつき痴漢に遭った

全力で追いかけたが逃げられ、その時も「よく届出があるんですよねえ」と男性警察官に言われた

いや、よく出るのになんで捕まってないんだ?

捕まえる気あんのか?と不審に思いながらも、その時は被害届を出した

被害届を出しておけば捕まった時に知らせがあるという話だったが、そのような連絡はないままだ

それからさら10年以上経ったある晩、自宅の前で女性悲鳴が聞こえた

何事かと外に出ると、別の家の女性がすでに悲鳴の主の元に駆けつけており、動揺した様子の女性に代わって、「痴漢に襲われたって…」と説明してくれた

しばらくすると警察が来て、その中には女性警官もいたようだった

被害を受けた彼女が、以前の男性警察官のような「痴漢なんてしょっちゅう出るんでね〜」みたいな態度を見ずに済んだことを願うしかない

痴漢というのは本当に卑劣行為

相手自分より力の弱い女であること、なんだったら子どもであることをわかった上で、抵抗できない状況で相手わいせつ行為を行うというカス所業である

コソコソ隠れ、その場から逃げ去り、見え透いた言い訳をする恥知らずである

ある小説で『恥じるところのない人ほど恥辱に苦しみ、実際に恥ずべき行いをする奴は恥の意識を持たない』というような文章があったが、痴漢というのはまさしくそれで、恥ずべき行いをしているのは加害者であるにも関わらず、被害者はどこまでも無力感恥辱に苦しむのである

それでも時代は少しずつ変わったなと思ったのは、今から5、6年ばかり前のことだった

また別の場所露出系のちんぽしごきおじさんに遭遇して通報したのだが、駆けつけた20代そこそこの男性警察官はかつての交番警察官とは違い、「同じ男として恥ずかしいですよ」と憤りの言葉をかけてくれ、私が「お忙しいのにこんな程度のことですみません」と恐縮すると、もう一人の女性警察官は「“こんな程度”ではないですよ!犯人が捕まらなかったら、この辺りの人も安心して出かけられないでしょう!」と力強く言ってくれたのだった

犯人は逃走していたが20分と経たずに捕まった

警察官に問い詰められると「立小便してただけ」と言い訳をしていたらしい

 

色々脱線してしまったが、アクタージュの原作者報道を見た時に思い出したのはこういう一連の体験であったし、読んでいた漫画の作者が「得体の知れない加害者たち」の一人であったのはとんでもない衝撃であった

そして今、『星霜の心理士』は、マンガワンの中で二番目くらいに更新を楽しみにしている作品だった

物語はとても丁寧に作られており、痛みと回復過程がじっくり描かれている

精神病理を扱うに当たって、ちゃん公認心理士の監修もついていた

それが、「執行猶予期間を終えた元加害者」の作品だと、つい今日知ることになったのだった

良い作品だと思ったのなら、更生したという前提のもとに応援すればよいのかもしれないが、それは被害者の受けた傷を軽視することになるのではないかという葛藤がまずある

加害者の更生、社会復帰は処罰以上に大事なことだが、我々は何をもって加害者反省し、更生したと見なせばいいんだろうか

法によって与えられた刑を全うしたって、現実再犯を繰り返す人間はいるのである

得体の知れない性加害者たちのうちの一人」と、「才能あるクリエイター」と、「加害に至る傷つきや歪みを抱えた一人の人間」という、三つの顔を、どのようにとらえていいか私はまだわからない

とりあえずマンガワンで星霜の心理士のページを開いてみたが、エピソードを読み返す気にはなれなかった

  • 治安悪すぎだろ引っ越した方が良いぞ

    • 普通の住宅街だけどどこもこんなもんよ 全然違う地域(人気ある住宅街)に住んでる姉は、塀があるから大丈夫だと思ってアパートの1階に一人で住んでた時、カーテン開けたら外で知ら...

    • どこでもあるよこんなん どこでも治安悪い 痴漢に遭わない属性なら治安いいのかもね

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