米Facebookは現地時間2015年11月5日、音楽を手軽に共有するための新機能「Music Stories」を発表した。まずはiPhone向けアプリケーションで提供する。
FacebookはMusic Storiesを、音楽用の新しい投稿フォーマットだとしている。当初は米Appleの「Apple Music」および英Spotifyと連携し、いずれかの音楽配信サービスで聴いている楽曲やアルバムのリンクを、手軽にFacebookに投稿できる。
Facebookユーザーは、Music Storiesで共有された音楽をタップすれば、Facebook上で30秒間試聴できる。音楽のプレビューは、リンク元に応じてApple MusicまたはSpotifyからストリーミング配信される。
Apple Musicに加入している場合、「Listen on Apple Music」をタップしてApple Musicに移動し、1曲全部あるいはアルバム全曲を聴いたり、自身のライブラリーに追加したりできる。直接「iTunes Store」から購入することも可能。
Spotify加入者は、「Add to Spotify」ボタンをタップすれば共有された音楽を簡単にプレイリストに追加できる。
Facebookは、近いうちに、Music Storiesに対応する音楽ストリーミングサービスをさらに増やすとしている。
同社はAndroid版アプリケーションへのMusic Stories実装について言及していないが、iPhone版で成功すれば、いずれAndroid版にも拡大するだろうと、米メディア(WIREDなど)は見ている。
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