最新のITを駆使したレジは、名称や外観はもちろん、用途も使い方も店舗によって様々だ。そんな中から今回は、すかいらーくが導入したセルフレジを紹介する。
すかいらーくは、ジョナサン、バーミヤン、ガスト、夢庵などの外食チェーン店舗を全国で展開している。同社は2017年1月に、セルフレジを一部店舗に導入。6月には導入店舗を21店舗まで拡大した。
導入したセルフレジはどのようなものか、ジョナサン武蔵野西久保店(東京都武蔵野市)を例に見ていく。セルフレジは、導入店舗に1台ずつ設置。ジョナサン武蔵野西久保店では、既存の有人レジのすぐ横にある。
特徴は、有人のPOSレジをベースに、約2カ月という短期間で開発したこと。機能を絞り込み、来店者が使いやすいよう画面を作り込んだ。
使い方はシンプルである。セルフレジ中央付近にあるバーコード読み取り装置に、伝票に記載されたバーコードをかざすと、画面に会計金額が表示される。支払い手段を選び、右側にあるICカードリーダーやクレジットカードリーダーで支払いを済ませ、レシートを受け取る。これだけだ。支払い手段はクレジットカードとNTTドコモのiD、楽天のEdyに対応している。