富士通は12月26日、ソフト開発子会社2社を完全子会社化した。システム・インテグレータのシーイーシー(CEC)が持っていた株式の20%を買い取った。買い取り金額は1億円前後の見込み。富士通は今後、グループ全体の成長を見据えた再編などを視野に、子会社十数社を対象に100%子会社化を進める考えだ。
今回、100%子会社化したのは、ソフト開発やシステム販売を手掛ける富士通大分ソフトウェアラボラトリと、ミドルウエア製品の販売・サポートを手掛ける富士通ミドルウェアの2社。富士通は両社を完全子会社とすることで、本体との連携強化を目指す。