ゼラチンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 性質 > ゼラチン > ゼラチンの意味・解説 

ゼラチン【gelatin】

読み方:ぜらちん

動物骨・皮などに含まれるコラーゲン煮て水溶性たんぱく質したもの温湯溶け冷却すればゼリー状に固まる。食用のほか局所止血剤細菌類培養基写真感光膜などに用い、にかわとして接着剤にする。膠質(こうしつ)。

舞台照明に色を与えるため、ライトにかぶせるカラーフィルター

ゼラチンの画像
粒ゼラチン
ゼラチンの画像
板ゼラチン
「ゼラチン」に似た言葉

ゼラチン(ぜらちん)

動物の骨、皮膚(ひふ)、腱(けん)などを長く煮て抽出してつくる。蛋白質一種清酒滓下げに、柿渋かきしぶ)と併用する

ゼラチン

動物の骨や皮に含まれゼリー状に固まる性質をもった蛋白質一種。またコラーゲン一種でもある。製菓原料用として板状粉末2種類ある。  

ゼラチン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/06 02:56 UTC 版)

ゼラチン: gelatin)は、動物皮膚などの結合組織の主成分であるコラーゲンに熱を加え抽出したもの[1]。化学的にはアミノ酸の直鎖状ポリマー[2]タンパク質)を主成分とする。




「ゼラチン」の続きの解説一覧

ゼラチン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 09:23 UTC 版)

コラーゲン」の記事における「ゼラチン」の解説

ゼラチンは、高温立体構造変性させたコラーゲンである。コラーゲンらせん構造は、高温では壊れて三量体解離し一本鎖にほどけたポリペプチド鎖遊離するコラーゲンは、疎水性アミノ酸含有量少ないために溶けるなど、立体構造を持つコラーゲンとは異なった物理的・化学的性質示し、ゼラチンと呼ばれる。ゼラチンは、コラーゲン配合表記されている化粧品補助食品、あるいはゼリー原料として用いられる主な原料ウシブタなどの大動物皮膚、骨などや魚類である。乾燥する際の形状によって板ゼラチンや粉ゼラチンと呼ばれるコラーゲンらせん構造フォールディングアンフォールディング反応には、I型コラーゲンなどの共有結合3本ポリペプチド鎖結合してない場合には、濃度依存性はない。III型コラーゲンなど、末端共有結合3本鎖が集まっている場合は、フォールディング反応において、プロリン残基におけるX-Pro結合cis trans律速段階になり、ジッパーのように3本らせん構造形成されていくので、履歴現象観察される低濃度コラーゲン溶液用いた実験では、変性温度単離した動物の体温下になることが知られている。

※この「ゼラチン」の解説は、「コラーゲン」の解説の一部です。
「ゼラチン」を含む「コラーゲン」の記事については、「コラーゲン」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ゼラチン」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

ゼラチン

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 04:23 UTC 版)

語源

名詞

ゼラチン

  1. おもに動物皮膚や骨などを煮出して抽出された、蛋白質主な成分とするゲル状の物質

関連語


「ゼラチン」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



ゼラチンと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

','','','','','','','','','','','','','','','','','',''];function getDictCodeItems(a){return dictCodeList[a]};

すべての辞書の索引

「ゼラチン」の関連用語


2
膠剤 デジタル大辞泉
100% |||||


4
ゼラチン版 デジタル大辞泉
90% |||||






ゼラチンのお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable(){return sideRankTable};

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ゼラチンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日本酒日本酒
(c)Copyright 1999-2024 Japan Sake Brewers Association
イシハライシハラ
Copyright (C) 2024 Ishihara Co.,Ltd. All rights reserved.
文部科学省文部科学省
食品成分値は文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告「五訂増補 日本食品標準成分表」、 科学技術庁資源調査会編「改訂日本食品アミノ酸組成表」によります。 食品成分値を複製又は転載する場合は事前に文部科学省への許可申請もしくは届け出が必要となる場合があります。 連絡先:文部科学省科学技術・学術政策局政策課資源室 電話(03)5253-4111(代)
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのゼラチン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのコラーゲン (改訂履歴)、カーシェールの食べ物 (改訂履歴)、カプセル化細胞 (改訂履歴)、ゼリー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのゼラチン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS