食品について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 02:51 UTC 版)
このルールはクッキーのような嗜好品によく用いられ、「地面に落ちたとしても明らかな汚れがない場合、5秒以内なら悪い菌に感染しない」といった法則である。このルールは立ちながらキャンディーを食べているときなどに有効に働く。例えば、友人にキャンディーを渡すときに誤って落とした場合、気まずい雰囲気が流れるが、それを拾い「5秒ルール」を高らかに宣言することで、あたかも何事もなかったかの如く済ませることが出来る。 5秒ルールはアイスクリームや湿ったキャンディーなど粘着質な食品ではめったに使われない。またトーストがバターを塗った面を下にして落ちた場合や、他人が手をつけた食品にもめったに使われない。多くの実証があるが、その法則の発見者は誰にも知られていない。 実際、比較的きれいな床では安全である(後述の研究を参照)。しかし、わずか5秒でも汚い床から悪い菌が食品に届かないといった考えは間違いである。問題となるのは目に見える塵や埃といったものよりも悪い菌である。もっとも、両者は相伴っていることが多い。例えば患者が多く運ばれる病院の床は適切に清掃されて綺麗そうに見えるが、実際は汚いというよりも汚染されている(一般家庭より病院や診療所の方が各種雑菌や感冒ウイルスの量が多いというのは消毒業界関係者の間では常識。院内感染も参照)。
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