「ダッチベイビー」は、スキレット(鉄製の小型のフライパン)を使って
オーブンで焼くパンケーキ。
ドイツのプファンクーヘン(ドイツ語で「パンケーキ」の意)を元に、
アメリカ・シアトルのレストランで1900年代前半に考案されたと言われています。
スフレのように膨らみ、オーブンから出すとすぐにしぼむのが特徴で、
周囲は高く、中央がへこんだお皿のような形に焼き上がった生地に
レモン汁と粉糖をかけたり
生クリームや果物をトッピングしたり
ハムやチーズ、野菜をのせるなど、
主に朝食や軽食として親しまれています。
「ダッチ」と聞くとオランダに由来がありそうですが、
「ドイツの」を意味するDeutsch(ドイチェ)が訛って
Dutch(ダッチ)と呼ばれるようになったのだとか。
新宿の「オリジナルパンケーキハウス」でいただきました。
直径20cmくらい。
全体に粉糖が振られています。
別添えでホイップバター、レモン、粉糖がついてきました。
まずはそのまま食べてみると、
高さのある縁部分は乾いて軽く、シュー皮のよう。
内側はしっとり・むちっとした食感で、クレープを厚くした感じ。
生地そのものには甘味がなく、バターと卵の素朴な味です。
ホイップバターを塗り広げ、
レモンを絞り、
さらに「追い粉糖」していただきます。
熱々生地の上でバターと粉糖が溶け、
レモン汁と混ざってソースのようになっています。
レモンの爽やかな香りと
濃厚な甘酸っぱさが、
シンプルな生地にぴったり。
朝食に出てきたら、最高にハッピーな1日になりそうだと思いました。
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