「ゲイメ」は、羊肉入りのトマトシチュー。
「
ゴルメサブズィ」同様、イランを代表する料理のひとつです。
羊肉とラッペ豆(挽き割りにした黄エンドウ豆)を、トマトやサフラン、ドライライムなどとともに煮込み、フライドポテトや揚げたナスを添えて、サフランライスと一緒に食べるのが一般的ですが、
羊肉の代わりに牛や鶏の肉を使ったり
オクラやカボチャを入れたり
アーモンドやピスタチオを加えたり
さまざまなレシピがあるようです。
発祥については定かでありませんが、サファヴィー朝(1501年~1736年)の頃には既に食されていたと言われています。
東京・江古田の「ペドラム」でいただきました。
具材は角切りのラム肉とたっぷりのラッペ豆です。
ひと口食べると・・・すっぱい?!
ドライライムの酸味が効いています。
肉は少し硬めで、ラムらしい香り。
ラッペ豆はところどころ煮崩れて、ポタージュのようになっています。
ほんのりシナモンのような風味もあり、エキゾチックな味わい。
見た目はこれまで食べたことのあるトマトシチューに見えますが、はじめて食べる斬新な味でした。
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