
今回は、音威子府村にある「北海道命名の地」から。

今からおよそ150年前、1869年7月17日。
幕末の探検家、松浦武四郎が「北加伊道」を含めた6つの案を提案。
その中で、「北加伊道」が採用され、現在の「北海道」になりました。

あれから150年。 2018年7月17日。

美鈴:北海道は今年で150年です。

雄大な天塩川。 この対岸を宗谷本線の列車が走っていきます。
昔は、天塩川紅葉ノロッコ号という観光列車も運行されていました。
北海道命名の地の碑は宗谷線の車窓からも一瞬ですが見ることができます。

松浦武四郎が天塩川を船で見聞した頃はもちろん鉄道も無く、渡し船が唯一の交通網。
音威子府から中川までの約30kmに7箇所の船着き場がありそこで乗り換える形式。

美鈴:川がひんやりして気持ちいいですね~


美鈴:北海道150年の歴史を、後世に伝えていければいいな。

北海道150年を記念して、今年は様々はイベントや商品に北海道のマークに150をあしらったマークが使用されています。

追記には、現在札幌駅で(8/21まで)開催されている「北海道とともにあゆんだ鉄道の138年 パネル展」を簡単に紹介します。
続きを読むからどうぞ。

左は機関車「弁慶号」:138年前、手宮(小樽)~札幌間が開業した時の機関車。
右は「比羅夫(ひらふ)丸」:最初の青函連絡船です。


明治・大正期のあゆみ。
2段目中央が初代札幌駅、一番右下が2代目の札幌駅。

2代目の札幌駅は札幌市郊外にある、北海道開拓の村で復元されています。

昭和期のあゆみ。

1948年の北海道路線図(非国鉄路線含む)。
今では考えられない程、多くの路線がこの頃ありました。

これは2018年(現在)の北海道路線図。
うっすらと見える青い線が主要なバスの路線。
昔の路線図と比較すると、昔は線路があったという感じが見えてくるかもしれません。

平成期のあゆみ。

そして、北海道新幹線へ・・・
JR北海道のHPに特設のページも公開されております。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント
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7月17日が「北海道」という名称の誕生150周年だったのですね!
北海道と言う地名は誰もが知っていると思うのですけど、その名前の
由来というのは実は私も初めて知りました!
北加伊道という元々の提案に対して加井を「海」という字を充てて
北海道という名称が誕生したのですね!
教えて頂きありがとうございます。
冬音様のこのブログを通して、道内の現状とか厳しい実態や
道内のたくさんの駅や既に廃駅になったその跡地等を知る事に
なりましたけど、どうかこれからも私たちに北海道の事を伝えて頂きたいと思いますし、それが後世の皆様にもきちんと受け継がれていければ
素晴らしいと思います。
河辺で涼む美鈴さんのすてきな美少女ぶりが素晴らしいですね!
ぬくぬく先生様、コメントありがとうございます。
> 7月17日が「北海道」という名称の誕生150周年だったのですね!
正式には明治政府に提案した日です。 正式に北海道になったのは同年8月15日。
それでも、北海道は7月17日を大事にしています。
> 北海道と言う地名は誰もが知っていると思うのですけど、その名前の
> 由来というのは実は私も初めて知りました!
> 北加伊道という元々の提案に対して加井を「海」という字を充てて
> 北海道という名称が誕生したのですね!
> 教えて頂きありがとうございます。
松浦武四郎さんが6回に渡り蝦夷地を調査し、アイヌの民から見聞きした地名の多くが現在の北海道の各地名の元となっています。
武四郎が探査するまでは、北海道の沿岸部以外の地はほぼ未知の世界とされていました。
> 冬音様のこのブログを通して、道内の現状とか厳しい実態や
> 道内のたくさんの駅や既に廃駅になったその跡地等を知る事に
> なりましたけど、どうかこれからも私たちに北海道の事を伝えて頂きたいと思いますし、それが後世の皆様にもきちんと受け継がれていければ
> 素晴らしいと思います。
人の多い駅、少ない駅、廃止された駅。
もちろん、駅以外のことももちろん伝えていきたいです。
たまの休みの日は朝から夜まで写真を撮っているので、なかなか記事を作る時間が無いのが辛いところです。
> 河辺で涼む美鈴さんのすてきな美少女ぶりが素晴らしいですね!
浴衣で水辺というのは涼しげでいいですよね。
150年前、松浦武四郎が見た光景とほぼ変わらない光景がそこにはありました。
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