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決しておこちゃまアニメではありません。「魔法少女まどか☆マギカ」

アニメもさまざまなジャンルに分けられますが、その中のひとつに「魔法少女」というジャンルがあります。
ジャンル分けされるくらい、それらには多くの作品があるようです。
昔であれば男の子ならロボットアニメ、女の子なら魔法少女系アニメを見て育つのがごく一般的でした。

最近ですと、子供たちに人気なのはプリキュアシリーズですが(大人の方でも好きな方は結構いらっしゃるようですが)、大人になるとさすがに魔法少女系は見るものがないと思いきや、そうではなく、見るに値すべきものが存在いたします。
おこちゃまな魔法少女を卒業した女性や大人の男性でも楽しめる魔法少女ものです。
映画化されましたし、グッズもたくさん出ましたのでまだ見てない方でもあのアニメか、と心当たりがなにかしらあるかと思います。まだ見てない方のために面白い作品なので今日はその作品をご紹介いたします。

「魔法少女まどか☆マギカ」です。

2011年1月~4月に毎日放送・TBS他で深夜帯で放送されたアニメです。全12話。
2012年には総集編「前編」始まりの物語、「後編」永遠の物語、2013年には「新編」叛逆の物語」と、立て続けに映画公開もされています。
この作品は、 監督が「化物語」や「ひだまりスケッチ」、「幸腹グラフィティ」を手がけた”新房昭之”監督であり、キャラクター原案は同じく「ひだまりスケッチ」の漫画家”蒼樹うめ”さん、脚本はシナリオライターの”虚淵玄(うろぶちげん)”さん、そしてアニメーション制作がシャフトという最強+異色のタッグが組まれております。
見終われば、「なるほど、だからおもしろかったのか」と、納得いく面々であることが後々わかると思います。
また、この作品は2011年の第15回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞受賞の他、さまざまな賞に輝いている秀逸な作品でもあります。

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主人公”鹿目(かなめ)まどか”はごく普通の中学生。まどかはある夜、敵と戦い苦しむ少女と、願い事をなんでもひとつ叶えてあげるから魔法少女にならないか、と問いかけてくる不思議な白い生き物の夢をみる。
次の日学校へ行くと、クラスに転校生がやってきた。まどかはその少女を見て驚く。
その女の子は、昨日の夢で見た少女にそっくりだったからである。
学校の帰り、同じクラスの親友”美樹さやか”とCDショップによって曲を選んでいると突然、まどかの耳に「助けて」という声が聞こえてくる。
その聞こえる方へ足を運ぶと、天井から痛手を負った白い動物らしき生き物が落ちてくる。夢と同じ生き物が。
まどかはその生き物を助けようとするが、なぜか今朝の転校生がその生き物を追ってまどかの前に現われるのであった。
まどかはその生き物を抱きかかえ、駆けつけた”さやか”と共にその場所から懸命に逃げるが、魔女がはった結界らしき場所に迷う込んでしまう。
そこへ”巴(ともえ)マミ”という魔法少女が現われ、彼女は魔女と使い魔を倒し、二人とその生き物を助けだす。
どうやらマミは、魔女とその使い魔たちと日々戦い続けているようで、その生き物/キュウべえ”とは味方同士の関係であった。
”キュウべえ”は、夢で話したのと同じように、まどかたちに対して「君たちの願いを何でもひとつだ叶えてあげる、どんな奇跡だっておこしてあげるよ。だから僕と契約して魔法少女になってほしい。」と話かけてくる。

ここまでが1話の内容ですが、まどかたちはやがて魔法少女の契約を結ぶことになっていきます。

魔法少女になると、「ソウルジェム」という宝石のようなアイテムを持ち、これによって魔女を感知したり変身アイテムとして使うことが出来るようになる。
反面、そのソウルジェムは常に輝きを失わないようにしなければならず、魔女と戦い、倒した代償として得られる輝きを保つための代替アイテム・「グリフシード」を手に入れなければならなくなってしまう。
輝きがなくなると魔法少女は生きていけないのであった。
望みを叶えるためのはずの魔法少女の契約により、彼女たちはのっぴきならない過酷な運命を背負わされてしまう。
このあと、彼女たちは救われるのか?運命やいかに!

魔法少女のジャンルでありながら同時にダークファンタジーであるこの作品、これから先は想定外の展開があなたの前に繰り広げられていきます。常にいい意味で裏切られるストーリーがこの作品のキモです。
ただし、ダークでありながらもその中で困難に立ち向かう彼女たちの姿は、現実で日々もがいている私たちに何かしらの共感めいたものを提示しているようにも受け取れます。

声優はまどか役/悠木碧(あおい)さん/、ほむら役/斎藤千和さん、マミ役/水橋かおりさん、さやか役/喜多村英梨さん、キュウべえ役/加藤英美里さんという構成です。
それぞれが別の作品と印象ががらりと違う役どころを演じています。
そのあたりも見て聴いてみると楽しめます。
ちなみに、悠木碧さんは「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」の比企谷小町役を演じている方です。
水橋かおりさんは「ひだまりスケッチ」の宮子役、グリザイアの果実(楽園)の松嶋みちる役を演じています。

この作品も、最後にあっと驚く結末が待っていますのでどうぞお楽しみに!

見る参考になったよ、という方はぽっちいただけるとうれしいです。
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『魔法少女にあこがれて』オリジナルサウンドトラック

『魔法少女にあこがれて』オリジナルサウンドトラック/高梨康治,鈴木暁也,Johannes Nilsson日本(2024)◎

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No title

ただいまです!(笑)こんばんは。今年最後のコメントはどの記事に…
と思いましたが、好きな作品の一つでコメントしたいなぁと思っていた
まどマギにさせて頂きます!まどマギは本当に予想のできない物語に
ドキドキでした…!大好きなマミさんがわずか3話で離脱とは…
予想外すぎでした(涙)まどかの為に数々の平行世界で戦い続けた
ほむらちゃんの強い思いが切なかったです。時に共感しながら
見守っていた作品で困難に立ち向かう魔法少女達の姿はとても美しく
今も心に残っている名作です!OPのコネクトも大好きです。

先日は丁寧なお返事もありがとうございました!
前回お話させて頂いたシュタゲは「オカリンの人質」なまゆしぃの
テュッテュッルーン♪も可愛くて独特の癒しボイスも耳に焼き付いて
ます…!そしてオカリンは…クリスをクリスティーナ、助手と呼んだり
自称「鳳凰院凶真」と名乗ったり…面白いイメージも強いですが
一生懸命でやる時はやる!姿がかっこよかったですね。
鈴羽のお父様は本当に衝撃でした~奥様、美人さん…!(笑)
シュタゲは色々な作品にも影響を与えてくれた作品でしたよね…!

今年はefがきっかけでtaka執事様とお話できて楽しかったです☆
来年も世界線を超えて(笑)この素敵なパラレルワールドにも
お邪魔させて頂こうと思います!まったりとご更新、楽しみにして
いますね!お仕事でご多忙な中だと思いますが、お休みの日はしっかり
お休み頂けたら、と思います。2016年、お世話になりました。
良いお年をお迎え下さい!では読んでくださり、ありがとでした♪

Re: お帰りなさいませ、時雨お嬢様(^_^)

お帰りなさいませ、時雨お嬢様(^_^)

お嬢様は「まどマギ」もお好きだったのですね。
マミさんはTAKAジイも好きなキャラです。
ちょっと大人な可愛さとかっこよさを併せ持つ彼女ですが、
あまりにも彼女の死が突然であっけなく、びっくりな展開でしたね。
金髪縦ロールにあのルックス、3話だけは惜しいですね、実に。
彼女の消滅が物語の過酷さを決定的なものにする上では
必要な流れだったのかもしれませんが、今までの魔法少女枠
のアニメの中では衝撃的過ぎました。
可愛いだけの魔法少女アニメではないことを覚悟して見ることを
あの3話目にして皆さんが思い知らされたことかと思います。

魔法少女たちが、自分たちが背負ってしまった過酷な運命に翻弄されながらも
精一杯生きようとする姿に、毎回”どぎマギ”させられましたよ。
まどマギだけに”どぎマギ”なんちって。

ほむらちゃんが平行世界でまどかのために頑張ってたなんて最後にわかって
こっちもビックリでしたが、ほむらちゃん実はいい娘でしたね。
更にまどかのラストの行動も(゚∀゚)・・・
いやはや、これはアニメのびっくり箱やあ!(彦麻呂さん風)って感じでしたね。

時雨お嬢様も「コネクト」好きなんですね。TAKAじいもこの曲大好きですよ。
何度聴いてもまどマギの世界を思い出せさせてくれてとってもGoodです。
そして、私はそれともう1曲、劇場版の新編のOP「カラフル」も好きです。
まどかたちが踊るシーンが特にかわいくて好きですね。

そして、このOPの最初には観覧車が出てきますが、それがなんと私の地元の宮城県”化女沼
レジャーランド”(今は廃墟の遊園地ですが、廃墟ツアーやコスプレーヤーの撮影地
として使われてたりします)の観覧車がモデルになっているということがわかりました。
実はそんな裏話もあって縁があるOPでもあります。この遊園地と私の会社はその昔、
仕事のパートナー関係にありました。余談ですが。

時雨お嬢様とシュタゲの話をしていたらまた観てみたくなりましたよ。
「鳳凰院凶真」の名場面での名台詞をもう1回聞きたいですね。
かたや、キムタクも世界線を越えたはずなのにSMAPはダメでしたね。
リアルはなかなか甘くはないか。

本当に、昨年はお嬢様がefの扉を開けてくれたことがきっかけでしたね。
思わぬ出会い、まさに”邂逅”そのものでした。

2017年もよろしくお願いいたします。

時雨お嬢様の元気な姿をこちらの世界線よりいつも探し続けます!
”シュタゲ”バリに(笑)

お嬢様も多忙でしょうけれど、こちらでも処方箋を出しておきますので
自己判断でお薬を取りに来てくださいね(笑)

時雨お嬢様にとって2017が幸せいっぱいな1年でありますように!




   

No title

アニメ増しておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。
昨年は世界線を超えてのご訪問&コメント、誠にありがとうございました!
昨日は今年初コメントありがとうございます。風月先生と呼んで頂け
びっくりでした(笑)

こちらでの丁寧なお返事もとても嬉しく読ませて頂きました。
コネクト&マミさんお好きと言って頂け感激です☆ちょっと大人可愛さ+
かっこよさ、金髪縦ロール…そしてわがままボディ(笑)本当に惜しかったです。
主要キャラは安全…だと思われがちな概念を壊す衝撃的な展開でした。
精一杯生きようとする魔法少女達はまさに!ドギマギでしたよね!
頑張るほむらちゃんいい娘すぎ…そしてまどかの行動も衝撃でした!
新編は…これまた衝撃の悪魔ほむらちゃん降臨!な展開でした!
カラフルは膝をついたり涙するほむらちゃんは切なかったですが
遊園地を楽しんだり、踊ったりする魔法少女達がかわいかったです!
そして観覧車はまさか地元、会社ともご関係があったとは…素敵な
ご縁です!それからまたシュタゲまた観てみたくなって頂け感激です♪

プリアラ記事ではキュアカスタードかわゆいと言って頂け感激です!
更に自画像ミューズと同じくらいとは…!ちなみに私はカスタードとミューズ
どちらか選べとなりましたらすごく迷うと思います(笑)…どちらも可愛いです
からね!私のブログでは引き続き、今年も新しい作品から、古い作品まで
幅広く扱っていけたら良いなぁと思います。

2月からプリアラがスタート、そして明日からは仕事がスタート(苦笑)
気持ちを切り替えて準備…頑張ります!(笑)楽しい時間が過ごせたので
明日からまた、なかなか甘くない現実の世界へいってきます(苦笑)
takapon46様が出してくださる処方箋、またふらりと取りに参ります!(笑)
古めの記事にもお邪魔させて頂く事もあるかと思いますが、その時は
よろしくお願いしますね。takapon46様にとっても素敵で幸せいっぱいな
1年になりますように!お返事お気になさらずです。
では読んでくださり、ありがとうございました☆

Re:まどマギの世界へお帰りなさいませ!時雨お嬢様。

時雨お嬢様、お帰りなさいませ!

まどマギの劇場版の新編まで観ますと、いかにまどマギが
厚みのある物語であるかをあらためて感じます。
最後にほむらちゃんが悪魔になっちゃうなんて誰が想像できたでしょうか。
ハッピーエンドで終わってほしかったような、でもそうでないほうが
今までの流れを観た場合にむしろ自然なかたちなのかもしれませんね、
まどマギの場合は。
そのフィナーレに向かっての各場面展開だったということで納得かなと。

まどマギが伝えたかったことって?

人はまどかのようにみんなが必ずしも善人ではいられないし、
善人であり続けるにも限界がある。
善い気持ちと悪い気持ちとふたつ、
相手の幸せを願う気持ちと自分の幸せを願う気持ちとふたつ、
そのどちらも併せ持つのが私達人間である。
人は絶えずその間で悩み、揺れ動きながら生きている。
導き出した答えが正しいかどうかなんて誰にもわからない。
希望と絶望を繰り返し生きていくのが所詮、人間なんだと。

なんかTAKAじいが勝手に思った解釈・感想ですが、まどマギスタッフが
感情を持った人間というテーマを真剣に考えて、導き出した答えが
あのラストのような気がします。自分も救われたいですよね。
ハッピーだけでは終われないのが人間だと言うことを問題提起に
して締めたのかもしれませんね。
人間っていろんな感情を持った生き物ですものね。

そう考えると、ハッピーエンドで終わらないダークファンタジーも
観る意義はは十二分にありますし、このまどマギはいろんな事を
考えさせられるとってもすばらしい作品だと思います。

そんな事を時雨お嬢様のお帰宅に際してTAKAじいはまどマギに
ついてあらためて考えてみました。
それと、まどマギは私の好きな声優さんが多く出ている作品なので、
なおのことGoodなアニメです。
悠木碧さん、斎藤千和さん、水橋かおりさん、どの作品もこの人だと
わからないくらいに声が違っていて、他の作品でも好きなキャラが
多い声優さんです。

いやあ、まどマギは奥が深いですし、何回観ても良い作品ですね。
まどかの声が良いです。
マミさん、やっぱりわがままボディでしたね。
みんなの変身シーン、可愛くカッコいいでよね。

では時雨お嬢様、お体に気をつけてリアルな世界へ行ってらっしゃいませ!

No title

ヘヴィな話ですよねウテナやセーラームーンからの伝統ともいえそうですけど
プリキュアはたまにそういうことがあるのでしょうか
今年は魔法少女にあこがれてで頭を空っぽにして楽しみましたね魔法少女モノ

Re: akakadさん、コメントありがとうございます。

akakadさんこんにちは。

『まどマギ』は可愛らしい絵柄なのにお話はとってもヘビーですね。
主人公たちも視聴者も含めて、みんなの魔法少女に対しての良いイメージを
根本から覆す内容が描かれていますので、ある意味、閲覧注意!なわけです。
ですが、作者が何を伝えたかったのかを推測すると決してマイナスな作品では
ないことに気が付けるんじゃないかと思います。
他力本願ではなく、自力でリアルを生き抜こうよ、と言いたいのではないでしょうか。
そう考えると私は好きな作品ですね。

私はウテナは知りませんが、セーラームーンのラストは壮絶なようですね。
まどマギはそれを受け継いでいるんでしょうか。

プリキュアは決して良い子を裏切らないヒロインなのでバッドエンドは
ないかと思いますよ。
いや、あってほしくないですね(笑)(;^_^A

akakadさんは『魔法少女にあこがれて』を観たんですね。
私は一気見派ですので、視聴はこれからですが。
魔法少女と書いてあるとやはり気になるので、視聴リストに入っています。
面白そうですので楽しみにしております。

それではまた(^▽^)/

プロフィール

takapon46

Author:takapon46
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
マジンガーZにパイルダ~オン!ヤマトと999の主人公達と一緒に旅していたアニメ世代の私も今は40歳。嘘です。年齢だけは立派な50歳になりました、てへぺろ。40歳を過ぎた頃から再び、アニメの世界へ戻って来まして、今は専ら深夜帯アニメに夢中です。私なりに選りすぐりだと思うアニメを紹介しておりますので、良かったら覗いていって下さいね。

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