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親がおかしい!

2005/09/18(Sun) Category : 親の諸相
さて、PMシンポの話が出たので、その後の飲み会での話の続きである(^^;)。いやぁ、延々2週間ぶりの(続き)…我ながら生き方と同じく回り道の人生?

ここしばらく、私の個人的テーマになっているのが30代がなぜ結婚しないのかということ。その世代と飲む機会があると聞いている。そして、聞くたびにどんどん深刻さが増している…

今回飲んだ方々は、20代後半、30代前半&後半、40代前半の計4名。で、30代は2人とも結婚していなかった。


30代後半の方は、驚くべし、親と住んだことがない?!と言う。両親は共働き。彼はおばあちゃんの家に“預けられ”、親を知らずに育った。
愛情はおばあちゃんからもらって育ったのだろう―愛情欠乏症候群にならなくてよかった。

が、彼には“家族”というものが分らない。経験がないからイメージが湧かないらしい。
そして、生まれながら一人で過ごしてきた。だから、他人と一つ屋根の下にいるということさえ理解できない。
イヤだという。


その感覚…わからないでもない。
高校時代、民家に間借りをしていた。2階に5つ部屋があったが私一人だった。1年ほどして、もう一人入ってきたとき、なんだか自分の空間が侵される気がしたものだ。
すぐに慣れたけれど…。

彼は、生まれてからずっと、そういう生活だったのだ!
女性が嫌いなわけではない。が、結婚は考えられないという。一緒に住むことが考えられないと言う。……

30代前半の方も、親との縁が薄かった。
話を聞けば、寝る時間以外は会社にいる。というか、会社で寝ることもある……。
つまり、ほとんど会社と結婚している。





いろんな人の話を聞けば聞くほど、30代。かわいそうになってくる。
たった一人で、けなげに頑張って生きている。

最も血の濃い親が受け止めてくれなかったのだ。
誰かに受け止めてもらおうなどと思わず一人で生きている。

30代の、
「親がおかしい!」-叫びたくなる。





でも、こうして飲んで話が出来てよかった。
私でよければいくらでも話を聞く。というか、聞きたい。
そして、仲間を作るといい。

翌日メールが来た。
『大変奥深く、熱く、そして楽しいお話ができ、とても有意義な時間を過ごす事が出来ました』
『今日、居酒屋で色々な話に盛り上がったメンバー達で、帰り際、是非また! という声があがりました』
おぉ、よかったよかった!

(まだ、続く…)


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貧乏と不幸は再生産する

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30代

私も30代です。赤ちゃんの頃の事なので当然記憶にはないんですけど。
多分この頃('70年代くらい)の子育てって子供をいかに早く自立させるかに目を向けてたんじゃないでしょうか。
抱き癖がつくのであまり抱っこしない。寝室は別にする。1歳過ぎたら段乳…。私も家族と暮らしていながら家族を知りません。
結果、自立できない大人だらけの世の中に。

でも、気付いた人から変わり始めてる。

 

愛着障害(反応性愛着障害)の児童とかかわって、地獄をみております。愛情の大事さを思います。

 

トラバありがとうございました

はじめまして。
拙著をお読みいただき、まことにありがとうございました。

すーさんが仰られているとおり、『貧乏と不幸は再生産』しています。因果は巡っているわけです。

大切なことは、この巡る因果に気づき、自分の代でこの因果を断つという決意をすることです。
自分との闘いになって辛いのですが…、気づいてしまった以上闘わざるを得ません。

大変ですが、因果を断つ闘いをする中で成長があり、自分を人生の異なるステージへと導いてくれます。

知ることは気づくきっかけになります。そういう意味で、是非多くの方にこの本を読んでほしいと願っております。
ご紹介ありがとうございました(m--m)(

 
    
 
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