かつて異星人は地球を訪れていたという説がある。中には物証らしきものが残されている場合もあるが、古い時代のものであればあるほどその証明は難しい。
それが本当に異星人と関連性があるものかどうかはわからないが、世界では奇妙なものが見つかっているのは確かである。
ロシアのUFOの歯車
あるロシア人男性がウラジオストクで機械の部品のようなものを発見した。歯車のようなそれは、彼が火を起こすために使っていた炭の中に入っていた。
興味を惹かれた彼は、専門家にその鑑定を依頼。その結果、ほぼ純粋なアルミであり、人工物であることはまず間違いないと判明したという。
また3億年前のものであることも明らかになった。このような純度と形状をしたアルミが自然に形成されることなどありえないが、人類がそれを発明したのは1825年になってのことだ。面白いことに、歯車は顕微鏡に使われている部品に似ている。こちらもまた非常に精密な機器である。
陰謀論の立場からは異星人の宇宙船の部品であるとすぐさま宣言されたが、きちんとした科学者は結論を焦っておらず、この謎めいた物体についてもう少し調査をしたいと考えている。
グアテマラの石頭
1930年代、グアテマラの密林の奥地で堂々たる砂岩像が発見された。石に掘られた顔はマヤ人やこの地域に住んでいたと知られているどの民族の特徴とも似ていなかった。それどころか頭蓋が長い、美しい顔立ちは歴史上のどの人々とも異なるものだった。
研究者の中には、既知のアメリカ先住民族よりもはるかに進んでいた古代異星人文明の住人を模ったものであると主張する者もいた。
また地下に胴体が埋まっているという見解もあった(これは後に間違いであることが判明している)。
もちろん、何者かが最近作ったでっち上げという線もある。だが、真相が明らかになることはないだろう。革命軍が射撃の練習に使い、原型を留めぬほどに破壊されてしまっているからだ。
・世にも奇妙な10の聖遺物や人工物(閲覧注意) : カラパイア
ウィリアムズ・エニグマリス
1998年、ジョン・J・ウィリアムズというハイカーが土から妙な金属が突き出ていることに気が付いた。掘り起こしてみると、謎の電気パーツが内臓された石が発見された。それは明らかに人工的で、電気のコンセントにも似ている。
それ以来、石はUFO愛好家たちの間で有名になった。UFOマガジンやフォーティーンタイムズといったミステリー系雑誌にも取り上げられた。
電気技師だったウィリアムズによれば、石に組み込まれた電気パーツは接着されたわけでも、溶接されたわけでもないという。パーツの周囲に岩が形成されたようだった。
このウィリアムズ・エニグマリスはウィリアムズが分解を拒んでいるため(彼は5000万円で売るとも話している)、でっち上げという説もある。
石は爬虫類のペットを温めるために使われるヒートロックにも似ている。地質学的な分析によれば、石は10万年前のものだそうで、これが本当であれば、人間が作ったものではないということになる。
ウィリアムズは石を調査するにあたって、彼の立会いの下でなされること、石に傷をつけないこと、調査の費用は一切負担しないこと、という3つの条件を提示している。
ウバイドのトカゲ男
イラクにあるアル・ウバイドは考古学者や歴史家にとっては金鉱脈のような場所だ。ここからはウバイド文化(紀元前5900~4000年)と呼ばれる先史文化に由来するいくつもの遺物が発掘されている。
その中でも特に奇妙な遺物が、トカゲのような姿をした人物像だ。ユニークで、儀式ばらないポーズゆえに、神というよりは、トカゲ人間であることが窺える。
この像がかつて地上を歩いていたとされるレプティリアンや異星人と結び付けられたのは、ご想像の通りだ。その可能性は低いが、実際に何を模ったものであるかは今もなお謎である。
夏の勝利のタペストリー
「夏の勝利(Summer’s Triumph)」と呼ばれるこのタペストリーは、1538年頃にベルギー、ブルッヘで作られたもので、現在バイエルン州立博物館に所蔵されている。
このタペストリーを有名にしたのは、空にいくつものUFOらしき物体が描かれていることである。タペストリーは支配者が権力の座に就いた場面を表したものだ。
一説によると、UFOは聖なる介入のシンボルとして、支配者に結びつけるために描かれたという。だが、この説明で腑に落ちるようなことはなく、むしろ疑問ばかりが浮かんでくる。そもそも、なぜ16世紀のベルギー人は空飛ぶ円盤を認識し、神と結びつけることにしたのだろうか?
聖体賛美
ベントゥラ・サリンベーニというイタリアの画家が作成した、史上最もミステリアスな祭壇絵画である。
「聖体賛美(The Glorification of the Eucharist)」と呼ばれる作品は、3つの要素で構成されている。うち下部にある2つは比較的普通で、宗教的権威の数字と祭壇が描かれたものだ。
注目すべきは、三位一体(父、子、精霊)を描いた上部である――人工衛星らしきものが描かれているのだ。その物体は大きな球形で、金属的な質感があり、アンテナや奇妙な光が描き込まれている。
UFO愛好家から地球外生命の証拠だという声も聞こえるが、専門家はその見解を否定し、「世界の球(De Sphaera Mundi)」だと主張している。
これは宇宙を表しており、宗教芸術によく見られるものだ。奇妙な光は単なる太陽と月であり、アンテナは父と子の権威を象徴する笏(しゃく)なのだそうだ。
written by hiroching / edited by parumo
日本の遮光器土偶は?
「ウバイドのトカゲ男」に劣らずと思うが
※1
遮光に限らず縄文時代の土偶・土器は面白いね。
※1
遮光器土偶は青森県で出土している点からも、防寒着のような服装からも、雪原で目を守るスリット方式の原始的なサングラスを付けたアイヌ人と思われる。
現物を見たことがありますが、かなり小さいモノだよ。
※1
6000年前のムスコスティックについて”!?”な見聞を広めてこそのカラパイアでは?
グアテマラの石頭、射撃の的にしたとかもったいなさすぎる。そういう時代だったのだろうが愚かなことしたもんだ。
此の辺のは異星人説よりちょっと前の記事にあった滅びた文明説の方が俄然興味湧くわ
たくさんの人々が色々なことを言うけれど
真実は常に一つしかない(キリッ
※8
言ったもん勝ちw
今の現代科学で解明できねぇのかなぁ!?
石頭は初めて知ったな~。
父と子は描かれているわけだから、残りの精霊がそのメカの正体だな
※12
聖霊はハトやで
中身に集積回路が存在とかじゃないと信憑性無い
どれも結果は、「でしょうね」レベル
聖体賛美の丸いのは地球な気がする
法隆寺の五重塔にある五重塔初層安置塑像群の馬頭形、鼠頭形、鳥頭形というのが
ウバイドのトカゲ男によく似てるんだけど偶然かな?
あーなんか分かんないから宇宙人、
って言われた方が詰まらないわ
法隆寺にある馬頭形、鼠頭形、鳥頭形の侍者像もウドバイに劣らないと思う。
この侍者像、写真で見る限り鳥に見えないこともないけど、
馬と鼠は流石に無理があると思う(服装等は違うけど顔は3体とも酷似している)
※22
周りの石は10万年前のものだって書いてあるじゃん。
>石に掘られた顔はマヤ人やこの地域に住んでいたと知られているどの民族の特徴とも似ていなかった。
例えば、日本人が滅びた後に奈良の大仏が発掘されたら、こういう訳の分からん分析をされたりするんだろうか…。
巨大石像なら顔の細部バランスを彫る技術的な力量の問題もあるし、神や王を讃える像なら現地の典型的民族特徴よりも理想化した容姿だったり、いろいろあるだろう。
グアテマラのいしあたま
光沢のある金属球を屋外に置けば太陽と月は映るよね。何か異星人のドローン的なものじゃないかね、それを当時も目撃した人たちがいて、神と関連付けたのかもしれない。
どう見ても泥に埋まって固まった近代の三局真空管
(今のゲルマニウムトランジスタ)に見えるんですけど…
古代宇宙飛行士説だね
最近YouTubeのヒストリーチャンネルが挙げてる『古代の宇宙人』シリーズがおもしろいよ
金属に関しては秘匿技術で製法が伝わらなかっただけで存在してたと思うが
オリハルコンを積んで沈没した商船から真鍮の板が出土してるし
ミスリルの記述もある、工房の秘匿技術なだけで偶然アルミ生成した工房があってもおかしくない
鉄に関しては紀元前のファラオの副葬品の中から腐敗してない鉄製のナイフ見つかってるし
鉄は作れなかったが石鉄隕石の加工は出来たから鉄のナイフが作れた
大仏顔の人はそこらにいる気がするが
むしろアニメキャラなんかはどう思われるのか
聖体賛美は丸→地球、鳩→父(神)の化身、大きな光はその後光(まあ世界を照らす光=太陽だけど)、白ひげが精霊でもう一人がイエス(神の子)かと思ったけど違うのかなぁ
アルミの隕石というのはないのかな?