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政治家がなんかTweetしたら、「対コロナ国別対抗選手権でもやっとるんか!」というツッコミが入っていた。

 

「やっとるに決まっとるやないか」

 

医療サイドからいうと、単位人口あたりの死亡者数を最少に抑えるのが大目標のはずだ。これは、専門家会議副座長の尾身茂も言っている。

 

「新型コロナ、死亡率世界最少目指す」尾身諮問委員会会長|医療維新 - m3.comの医療コラム

 

政府の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の諮問委員会会長、専門家会議副座長を務める尾身茂氏(地域医療機能推進機構理事長)は、LIVE配信で実施した4月18日の第94回日本感染症学会学術講演会特別シンポジウムで、「2009年の新型インフルエンザ流行時、日本の死亡率は圧倒的に少なかった。今回もこれを実現したい」と述べ、日本における人口10万当たりのCOVID-19の死亡率が世界で一番低くなるよう取り組む方針を表明、関係者への協力を呼びかけた。

 

この目標さえ達成できれば、あとはなんだっていいのであって、素人がガタガタ言うなやかましい、という路線を、日本は1月の末からずーっととっている。

 

で、今のところ実際に目標は達成されているので、細かいところの文句は色々つけられるとしても、よくやってるじゃないの、という話になる。

 

この数字が一番重要なのだ、死亡率をめぐる戦争だというのは、私の周りの医者も初期の段階から言っていたので、おおよその医療関係者はこれで動いているものと考えていいんだろう。

 

尾身副座長の目標がおおむね達成されるとすれば、いかに日本が無視され、軽蔑され、不信の目で見られようが、

 

「数字として実績があらわれとるわい」

 

と事実でもって反論ができる。

 

私もこの路線に基本的には賛成する。欧米諸国のアジアに対する差別、私は日本人だから言うが日本人に対する差別がいかに厳しいか、改めて骨身にしみたからだ。親しいつもりだった友人たちまで絶縁することになるとは思っていなかった。

 

・・・

 

ただし、異論は可能。

 

この数字を達成するために、日本人は相当の犠牲を払ったし、これからそれが数値となって可視化されるのだろう。そしてその犠牲はおそらくこの3か月だけのものにはならない可能性が高い。

 

つまり、

 

「もっと死者数を許容すればええやないか」

 

という議論が出てきても全くおかしくない。いずれそういう雰囲気になるのかもしれない。

 

それはそれでいいいので、今は連休が明けるまで何とか無事に時間が過ぎることを望んでいる。