2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

â– 

政治家がなんかTweetしたら、「対コロナ国別対抗選手権でもやっとるんか!」というツッコミが入っていた。 「やっとるに決まっとるやないか」 医療サイドからいうと、単位人口あたりの死亡者数を最少に抑えるのが大目標のはずだ。これは、専門家会議副座長の…

â– 

神戸大学の中澤港先生がこう言っている。 2019-nCoVについてのメモとリンク テレビが欧米の新規感染者数が減り始め,いろいろな社会活動の再開に向けて動き始めたと報道しているが,ロックダウンによって抑え込んだなら再開したら再流行するし,対策によって…

â– 

https://twitter.com/hazuma/status/1254008807081963521 東浩紀 Hiroki Azuma @hazumaゲンロンαの紹介放送でもいいましたが、ぼくがいま必要だと思うのは「人間にはできないことがある」と冷静に指摘する言論人です。いまは右も左も理系も文系も「打ち勝と…

â– 

最近、日本でも医療崩壊だ医療崩壊だとうるさいが、イタリアの「医療崩壊」はあんなものじゃない。最初っから崩壊しているようなもんなんだから、舐めたこと言うんじゃない。 ヨーロッパでは、毎日、100人単位で人が死んでも再開に向けて事態が動き出して…

â– 

日本の民間と公立病院の違いを強調する意見が医者から出てくるようになってきているが、それでも私のような傍観者が感心するのは、両者の意思疎通がよく取れている実態だ。 たとえば、新型コロナウィルスがどういう病気でどういう治療をすればよいかは、2月…

â– 

私はホリエモンこと堀江貴文にあまり興味を持たないが、今回伝わってくる彼の主張自体は、あながち間違いではないだろうと考えている。 ただ彼の問題は、自分の位置がよく分かっていないことにあると思う。ホリエモンは、大学受験では東大に入学し、ビジネス…

â– 

日本は完全に「みなさんゴールデンウィークをなんとか静かに過ごしてください」モードに入った。 ただ、専門家会議は他の学者が検討できるような形でデータを公表したりちゃんと説明しているようには見えない(私はペーパーは読んだけど、記者会見まで見られ…

â– 

「命を救うのが先だ、カネは後からいくらでも取り返せる」という声を散見する。 無理な意見だ。 イタリアを見ていると、経済のためにどうするかという話がもうボツボツ出てきている。閉鎖し続けていると、イタリア経済が本当に壊滅する可能性が見えてきたか…

â– 

・医療用マスクやグローブが不足している。私の周りの病院でもそうで、否が応でも診療を制限しないといけない状況になっている。 ましてや、いま新型ウィルスの治療を行っている病院は大変だと思うし、医療関係者が政府に文句を言いたくなるのももっともだと…

â– 

イギリス在住の日本人が、スウェーデンの新型ウィルス対策をバカにしているのを見た。 そもそも、国によって対応が違うのは当然だろうと今まで見てきて思うわけだが、そこでなんでバカにする、というのが入るのかが分からない。 自分たちはロックダウンして…

â– 

常識的に考えれば、かなり早い段階から(たぶん2月の下旬)、新型ウィルスに対する対処と、経済的損失とのシミュレーションがあったはずだと思う。なければ嘘だろう。 今でもそういうものが皆無とは言わないが、そういうデータを公式に出して、こうこうこう…

â– 

Johnson listened to his scientists about coronavirus – but they were slow to sound the alarm | National Post どう考えても日本は少なくとも3月まではよくやったんだと思う。これは多分にラッキーがいろいろあるわけだけれども、中国のすぐ隣の国で、…

â– 

・CNNですら、経済をどうするんだと言い出してるらしい。そりゃそうだろう。 一番問題だと思うのは、感染症や公衆衛生学の学者たちが、社会問題になると途端に情けなることで、例えば私の身近なところでは音楽家はどうするんだという問題がある。 ミュージシ…

â– 

・やっと米国が大規模な抗体検査の導入に動きはじめるようだ。落着に向けて動き出したと見ていいんだろう。 経済を心配する声が強くなって来ているらしいが、そうは言ってもこれだけの失業者を出さないと世論が納得しないのだからやむを得ない。 本当にバカ…

â– 

・3月下旬の3連休からもう3週間がたとうとしている。あの時、日本人の多くは「自粛疲れ」を起こし、好天に誘われて、多くの人々が外出した。そのことを覚えていない人はまさかいなかろう。たしか、仙台駅では「聖火」を見に5万4000人もの人々が列を…

â– 

いろいろ思うところ。 ・欧米流の厳格な「ロックダウン」を求める声が強いが、これは本当に最後の最後の手段として残しておくべきだと思う。 というのも、みな精神的に病んでしまうからだ。 私のイタリアの友人なども病んでしまっており、ある友達などは、き…

â– 

理論と、理論を政策に落とし込むことは違う、という話は、リフレ派ネタでよく取り上げたと思うが、こんなところに出てくるとは思わなかった。 緊急事態宣言は1週間遅かった。なぜ専門家会議は「命」より「経済」を優先したのか? | 文春オンライン この著者…

â– 

二題 ・イタリア人には「ドイツはうまくいっている」とだけは言わないようにしている。 いまコッホ研究所のサイトを見ると、感染者が91,714人、 死者が1,342人。勘定の基準が違うなどいろいろ言われているけれど、欧州の中では成績優秀な部類だろう。 同じよ…

â– 

2009年の新型インフルエンザの時の100万人あたりの死者数の比較を出す。Wikipediaに転がっていたもので、台湾を中心に比較しているから、台湾のところが赤くなっている。 2009 swine flu pandemic in Taiwan - Wikipedia これを見ると、先進国の中ではカナダ…

â– 

youtu.be 池田信夫だという敬遠は置いておいて、参議院議員の武見敬三の話は聞いておくべきだ。 日本医師会と強いつながりのある武見敬三の話は非常に筋が通っているし、明確だ。医者や専門家が普通に考えたらそりゃそうなるだろうということしか言っていな…

â– 

布マスク各戸二枚配布、という話の評判が悪い。私も呆れるわけだが、ただし、一般用としては「どうしても人込みで着用したいときは布製マスク」とは高山義浩先生も指摘のところであって、マスクに過度にこだわる必要は現在のところはなさそうだ。となると、…

â– 

かんべえさんが絶叫している。 かんべえの不規則発言 とりあえずワシはイタリアに深く同情し、これをまったく助けられないEUに腹を立てている。自国のことで手一杯なのはわかるが、せめてECBにイタリア国債を買わせてやれよ、と言いたい。ところがドイツやオ…

â– 

少し前に、近隣のある、田舎の町で新型ウィルスの感染者が出た。保健所の管理というのはそれはそれはしっかりしたものだったそうで、濃厚接触者は過剰なほどにきっちり管理下に置かれている。 クラスター対策というのは、「ユダヤ人狩り」みたいなものだ。そ…