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私のFacebook上にはイタリア人の友人の方が多数でいずれも日本が好きだ。

今度のワールドカップでも熱心に応援してくれて、ベルギー戦も大変に惜しがっていた。

最後に、日本選手が選手控室をきれいにして、ロシア語でありがとうと紙に書いてある写真を載せて、これが見習うべき日本人だと感心する人まででたので、さすがにたまらなくなって日本人の恥部をイタリア語でぶちまけてやった。

ようは、ハリルホジッチの顛末を書いてやったのだが、イタリア人たちは全く事情を知らなかった。そりゃそうだ、私を含めた日本人にも全く経緯が分からないのだから。

私の記事を読んだ人からは、呆れて「知らなかった。。。」と返事が返ってきた。中には「『日本モデル』を軽々に称賛するのはやめた方がいいとは分かっていたが、こりゃあ苦々しいものが残るなぁ」という感想も頂戴した。

私は常々、イタリア人が日本の一面だけを見て非常に感心するのを半ば苦々しい思いで眺めているが、同時に日本人が外面だけいいように見せて、イメージだけよくしようとすることが全く不愉快で、本当に嫌だ。

サッカーのこの件に関しては、選手を含めた関係者がこれだけ醜悪なことをやっておきながら、なんだこれは、としか言いようがない。バカバカしいにもほどがある。醜悪にもほどがある。あまりにもあまりで、ひどすぎる。

現場は関係ない、選手はよくやったじゃないかという向きもあるけれども、全員ではないにしろ、選手側も共犯なのは間違いないところで、同情の余地はどう考えてもあり得ない。一部の選手には、卵を100個ほど投げつけ、かつ糞便まみれにしてやりたいくらいだが、それでもまだ私の気分は収まりそうにない。よくもシャアシャアといい恰好だけできるものだと、憤懣やるかたない。お前たちは恥を知らんのかという言葉以外に出てこない。最低最悪の輩だ。

私はサッカーに興味を持ち始めて数年程度だし、普段からたいして関心を持って見ているわけでもないので、余計に醜悪に感じるのかもしれない。しかし、結果が大事だのなんだのという言葉でごまかすなとは言いたい。

(追記)
「ハリルホジッチに選手たちが謝意」などという記事もあるようだが、そもそも最初の試合でコロンビアが大チョンボをするということがなければ、どうなっていたか分からない。たまたまうまくいったように見えているから「謝意」などという話になっているが、決勝リーグに進んでいなかったら、すべての責任をハリルホジッチにしていたはずで、何を今さら言っているかとしか言いようがない。こんな醜悪なことがあるか。