視覚的に軽く見えるようにしてみては?

20140919 (1)
4畳半の空間
天井高さは2,200で所謂一般的とは違う
押入れを宙に浮かせると、4畳半のサイズでも十分にイケる。

20140919 (2)
大工造作家具。
巾木高さ45ミリと合わせて底板を床面より上げると、
見た目が軽やかになると思いませんか。


暮らし方や家族人数、予算の都合から建物の面積は一昔前とは
くらべられない程に変化しました。

家は大きいのに限る。
小さい家は世間に恥とさえ言われてしまう富山の文化。
そんなことはない!小さくてもいいじゃないの。
手の内にあるもので、身の丈に合う自分らしい家。

家のサイズがコンパクトであればあるほど、シンプルで機能的に
設計しなくてはならないと思っています。
そして、小さく作って大らかに住む工夫や遊びも大事です。

例えば画像にありますが、
たたみの間に備え付けてある押入れです。
通常であれば床から押入れを使えるようにしますが、
空間のボリュームから検討して、床を浮かせています。

収納量は減ってしまうけど、そんなに大きな問題ではなくて
むしろ空いた床に灯りを置くなどが出来ます。
宿泊客の方の荷物を置くスペースとしても使えますしね!

造り付家具においては、底板を床面より巾木高さ分だけ、UPさせます。
床にドン置きだとボテっと見えてなんとなく重い。
そのような感じを解消してくれます。

全く気にしない部分かもしれないけど、少しの工夫が
ちょっと他とは違うぞ、と言える一部だと思っています。


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