10月開催は、設計・施工技術と工務店レベルが日本屈指高い、浜松で開催されました。なぜ浜松は高い技術を備える工務店が多いのか。今回お世話になった石牧建築の仕事を拝見させて頂いたことから、いくつかの気づきを得ることができました。
石牧建築は代表が棟梁であり、自社で大工さんを雇用されています。元々大工技術に優れた工務店に加えて、現在は設計事務所経験のある設計者と組み、設計力が社内で高まったこと、お客様から支持を多く得ているように、見学させて頂いた家から大変感じられました。
地元天龍杉を適所に使用、デザインされた空間は優しくシンプル、ポイントに広葉樹のカウンターや手すりがあり、野暮ったくならない木の組み合わせはとても上手でした。
課題敷地は分譲地の一画、南道路の広さ90坪とやや大きい整形地です。ここに多趣味なご家族と、ご両親友人などゲストが来る泊まれる場所がリクエストでした。また旅館のような雰囲気が好みは、一体どのような背景を持つお客様か気になってしまいました。
ゲスト宿泊棟は6畳に浮かし押入れを離れにして、車庫と屋根を繋げて道路側に平屋でつくる。中央から入口のある長屋門を意識して、車庫が並ぶ単調な分譲地に景観をつくるようにしました。長屋門奥に住宅が佇む雰囲気は、私なりの旅館イメージとしています。
プランを考える際に最近思うことは、玄関は道路に正対させない、土間は広く取ることを忘れないようにしています。今回は門戸から距離を取った玄関で正対しつつも、解決していると考えました。
この回を終えて11月が最後となります。しっかりと学び直せるようにして来たいです。
▼北へ開くリビング、空が広く素敵でした

▼玄関にある一室、この小ささが大変良かった

▼まだまだ課題がのこる即日設計になりました

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