オーナー宅の庭木たちを庭師さん同行で診てこれからできることを考える

5月半ばが過ぎて暑い日が徐々に増えてきたことと、庭木たちの新葉が出揃ったタイミングで先日オーナー宅の庭木を庭師さんと一緒に診て廻ってきました。

それぞれ植えてある木にはしっかりと根付いた木に、元気がない木、完全に水が上がっていない木と様々です。植えてから夏を2シーズン過ぎるまでの水やりは欠かせなく、お引き渡し後はオーナーへお願いしています。

水やりは想定されているよりかなりたくさんの量をあげることが大切になってきます。バケツに一杯程度だと土表面にある水を吸い浅い根が張りやすくなります。たくさんあげることで土深いところの水を吸収して根が深くなることで立派に元気な木に育ってくれます。

しかし最近の天候はGW過ぎから夏日が増え梅雨が短いか若しくはない、夏は豪雨と木にとって春から夏にかけての天候は10年程で過酷な状態になっているように感じています。

オーナーへお願いしている水やりは朝夕と毎日行うのはやはり大変で、負担になられることも僕たちが把握しておかなければならないと、今回庭師さんと診て廻って改めて考えさせられました。

どのオーナーも木を大切にされておられ、気にかけて頂いているため水やり、草取りと頑張って頂いています。なかなか手が回っておられないオーナーも中にはやはり居られます。診ることでどのようなフォローが最適なのかは今後の課題として受け止めてきました。

庭、庭木は1,2年で完成はなく、5年10年かけて良い感じ、思うような状態へ仕上がっていきます。そのために外構は家が完成したときと同じタイミングで木を植えることで、根付くもの、枯れてしまうものと環境に適応する樹々が残っていきます。

先日は25度を超える暑い時間の午後にオーナー宅の庭に居ましたが、風が涼しかったことと揺れる木や葉を見る癒しがとても心地よく感じた時間を過ごさせて頂きました。
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