住宅設備機器を選ぶことは「設計業務」のひとつ

住宅設備機器の種類はとてつもなく沢山あります。代表的なものでシステムバスにシステムキッチン。洗面化粧台からトイレと世に溢れている住設はとにかく多く、一体なにを基準にメーカー、グレードを選べば良いかお客様は判断が付けにくい。

住設を選ぶにはそれぞれに理由があって世の中にある何百種類の中から、僕が良いと考える住設を選んでいます。その選択のことを「設計業務」と言い工事請負契約の一項目としてお客様より報酬を貰う形にしています。

僕が行わないスタイルは、お客様の目の前でメーカーのカタログを開いて「どれに致しましょうか」と判断を仰ぐこと。メーカーショールームへお客様と出向いて、メーカースタッフにおススメ商品の営業をしてもらうこと。建材商社が「社長この住設はキャンペーンで安くしておくから」と推されたものをそのままお客様へ言うこと等です。

いずれも僕が住設設計に良いと考える理由からは外れていて、お客様も僕も職人も誰も幸せにならない選択方法だから行っていません。

何百種類あってもコスパ、メンテ、デザイン、お客様のキャラから選べるものは必然的に絞られてきます。金額はピンキリで上を見ればキリがありません。矢張りミドルクラスに落ち着く傾向ですし、住設は7~15年で交換する消耗品です。そもそも高価格帯住設は不要と考えています。

住宅設備はとにかく種類が多い。僕が良いと考える住設を選ぶことを「設計業務」としています。ご提示している詳細見積もりには住設品番を記載しています。品番をググればアマゾンや楽天で同じものが安く手に入ることはあります。

ただその行為はお断りしています。それは良いと考える住設を「選ぶ」行為を超えて、安い物を買うだけの行為になってしまっているからです。住宅設備機器を選ぶことは「設計業務」ご理解よろしくお願いします。

▼選択するとき話題に上がるミーレ食洗機は高価なグレード
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