豪雪によってこれからの外構・造園を考えてみる

1月3連休での大雪以降から徐々に溶け始めてようやく庭の低木たちが姿を現してきました。同時にグニャと曲がった枝に、ポキっと折れた枝に幹とちょっと可哀そう。

縄巻をしていたものの縛りが緩く外れたもの。そもそも積雪が多すぎて、樹木に覆いかぶさった雪の重みに耐えきれなかったもの。樹木たちにとっても過酷な冬となりました。週末に寒波再来の予報でこれ以上被害が進行しないように再度養生のやり直しです。

雪国とは言っても近年降雪量は減っていました。平成30年のサンゼロ豪雪には驚きましたが、3年後の令和3年に積雪量更新と3の周期にはやはり何かあるのかしら。56豪雪。59豪雪。63豪雪とぐるぐると。

こうなれば外構・造園までしっかりとつくり込む家づくりを考え直さないとなりません。植える樹種選択は従来通り変わらずですが、養生、・雪囲いレクチャーを行い、オーナー自ら手を掛けて貰う体制にしたい。

もちろんオーナーの庭に対する意気込みや、暮らし方にもよるため絶対なコトではない。ただどのオーナーも木が植わっている庭にとても喜ばれていて、手が掛けられないから全面コンクリ的な感じはなく、1本でも木を植えて外構を整えたい考え。

シーズンインそしてシーズン明けに行う庭木の手入れと養生のやり方。必要であれば庭師さんの協力を仰ぎながら知識と技術と楽しさを習得できるといい。

実はヴィンテージハウス頼成の家の低木や苗木は、今回の積雪でダメージが大きかったです。その状況を見ると「先に出来たことがあれば」と今は反省をしています。このことがきっかけでもあり、造園を設計施工する立場から改めないと考えています。

▼折れた枝は生けて鑑賞する
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