耐震性能は構造計算をして確かめる

4月に入ってから全国で頻繁に震度4クラスの地震が発生しています。コロナ感染症パンデミックの状況で地震災害が発生してしまうと一体どうなっていたか。その場合一刻も早い避難所開設をして地域住民へ入所を促す。コロナでこれができないと想像すると、揺れるたびに気持ちがゾっとしていました。

いつ起こるか分からない地震による自然災害に備えるために、建物の耐震性を確保しておくことは、住まいにとってとても重要なこと。

耐震性を確保する手段のひとつが、構造計算※許容応力度計算になります。もちろん木造住宅でも必要なのです。

構造計算※許容応力度計算を家一軒行うには、専用ソフトで計算をします。ただ専用ソフトがあっても、構造に対してある程度理解していないと扱えないです。ソフトでは順に計算をしていき、検定結果にNGがなく全てOKとなれば許容応力度計算が仕上がったことになります。

創業当時は高価なソフトであったため購入できずに、簡易計算※壁量計算のみで構造確認を行っていました。しかし構造計算を自ら行い、自分たちが納得したものをつくりたい。必要なら認定機関のお墨付きをつけた認定住宅になるし、構造の安定が確認できてこそ引き渡し後の家がお客様にとって安心して暮らせる箱になる。

地震時に家が倒壊する可能性を低くするために必要なことと位置付けて、一棟一棟NGを解決して検定結果にOKが出るまで繰り返し構造設計をしています。

現在は全棟許容応力度計算の構造計算を自分たちで行い、基本は耐震等級3か3相当でご提案しています。

▼梁桁の掛け方、床の水平剛性などこの段階でチェックする
ActiveReportsドキュメント-2

▼この設計を基本にプレカット加工と木材を発注する
ActiveReportsドキュメント

▼同じ家で、耐震等級3と1を比較検定している
邸新築工事_3次元CG

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