部屋を暖める暖房器具と同時に検討したいのが断熱と気密です。特にリフォームやリノベをするタイミングは断熱気密工事をセットで行えば、費用対効果が高いのでおススメします。
SNSやWeb記事などで見る機会が増えたリフォーム、リノベ工事。そこで気になっているのが、「見かけやデザインを優先させて断熱工事を行っていないこと」です。
特に古民家や空き家テナントをシェアオフィス、飲食店、住宅に改修する際に見受けられること。例えば小屋裏の梁や野地板を現しにしてある。木枠に一枚ガラスの木窓。既存壁、床板に上張りする仕上げ方などです。
DIYでする場合はプロの指導やアドバイスがなく、予算面からも致し方無いことはあります。それとは別に設計する者がいるにも関わらず、見かけ、デザインの観点から断熱工事を省いた、若しくは限りなく最低限のことで済ます設計があります。
屋根裏現しはそれ自体にデザインがあって確かに覆い隠すと勿体ない。木窓は味があり雰囲気出て良い。それらが持つポテンシャルはとても高いですが、人の身体やエネルギー消費の観点からすると、それだけで良いのかと疑問があります。
せっかくリフォーム、リノベ※たまに新築もあります。をするのであれば、仕上げや設備以外の断熱工事に予算をまわすことはお勧めしたいです。それは結局部屋の保温保冷性や光熱費のことは住み始めてみて、使い始めてみてから気が付くことが多いからです。
▼グラスウール断熱材を入れて気密シートを張った例
フラグシップのホームページ
フラグシップへのお問い合わせ
住所 〒939-1431 富山県砺波市頼成322
電話 0763-37-2551(不在の場合は私の携帯へ転送されます)
- 関連記事
-
- 窓の断熱性能を断熱材で置き換えたカタログが面白い 2016/03/11
- 断熱気密で細かな点をしっかりとこだわる 2020/08/25
- 私たちがセルロースファイバーを選択する理由 2024/12/11