今回初めて採用した植生ブロック。これは駐車場などで緑化率を上げるためにつくられた既成品ブロック。タイヤが乗っても土を踏まないアキ幅が特徴で、そこに芝生を植えて緑をつくります。ブロックは道路から玄関までに敷き、誘導される動線にしました。
道路から見える位置にシンボルツリーとなるイロハモミジを株立ちで植栽。平坦な土地に変化をつける意味で高植えに盛り、地面を起伏させました。足元にはオーナーリクエストのアセビ。薄いピンクの花が可愛らしい。
隣地側にはキンマサキの垣根。斑入りは黄緑の葉が柔らかい印象なので良く使います。ただ病気に弱いので、葉が密集しないように適宜刈り込み蒸れを防ぐ必要があります。植えたばかりはスカスカで見た目が貧弱ですが、しっかりと葉が付くことを想定して間隔を開けます。
南庭には実のなる木をいくつか植えることに。ユズ、オリーブ、ブルーベリーとローズマリー。市からの記念樹でハナミズキなどの苗木を植栽しています。小さく植えて大きく育てます。
木が入ると住まいの印象がとても良くなります。季節になれば葉が付き、花が咲き、実が成り、葉が落ちる。適当な刈込や病気予防の薬剤散布、草取りと生き物の世話は付きます。手間は掛かりますが、植物の世話と鑑賞をすることで得られるものがある。
小さい範囲でも良いので、庭をつくることは建物と街、人々には必要なことです。
▼曲げたアプローチに敷いた植生ブロック
▼アセビ
▼イロハモミジ 新緑が楽しみ
▼管理が大変な分、キレイな芝生は憧れます
▼実のなる樹々は畑の近くに植えます
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