新築住宅であれば耐震性能が高いとは限りません

新築であれば耐震性能が高くて当然とお客様は思われるかもしれません。なぜなら?それは新築だからといった理由から。本当に新築なら大丈夫か。

耐震性能とはなにか。それを区別できるものが耐震等級になります。建築基準法で定められている耐震性能を満たす等級は1で、1より1.25倍が等級2。1.5倍が等級3となります。

等級だけ聞けば1より3が良さそう。でも基準法で1とあるならそれ以上は必要ないのでは?とも思ってしまいます。

近年日本で頻繁に発生している大地震。その地震のたびに見直されている耐震性能は基準法の1では倒壊の恐れが多く、2以上もしくは3を基準とした耐震性能が現在の住宅に必要と言われています。

お客様が依頼する設計者、工務店が設計する住宅の耐震等級はどうなっているか。またどのようなスタンスで耐震性能を図っているかを聞き、ご自身で納得されるようにしてください。もちろん安心して任せられる設計者、工務店であれば疑うことなくお願いすればいいです。

根拠となる構造計算があり、それを施工できる体制があってこそ耐震性能が担保されます。基準法の等級1では「安心安全な人生を守るに足りない」ことと、耐震性能は勘や経験で高められるものではありません。

新築であれば耐震性能が高いと信じること、今一度考え直してみるといいです。

▼地震が少ない、来ない意識から耐震への関心が他人事の傾向にある富山県
尚更設計者側が耐震に対しての意識を高く持っておかないとなりません
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