木でつくる階段

砺波市/鷹栖の家 進捗報告

大工工事が仕上げ造作の佳境に入ってきています。

今日は現場に行くと階段が仕上がっていて、
大工さんと「階段が付くと随分家らしくなったなー」と
お互いまじまじと出来た階段を見て話していました。

フローリングを無垢材とする家づくりは多いですが、
階段を無垢材で造作しているところは県内ではいくつもない。

僕は永く気持ちよく使ってもらえる素材として無垢をチョイスしていますが、
一般的に昇降時のきしみ音が嫌われ集成材やMDFシート貼りの材料で
階段はつくられています。

無垢は人の荷重がかかったときに材がたわむので、「ギシ」と鳴ることがあります。
これを解消することはまず出来ません。
しかし足触りの感触がいいし、天然のツヤがなんとも心地よく素朴だ。
それがきしみの音よりもいいな~と考えているので、無垢の木でつくる階段は
標準で採用させてもらっている。

今回は家全体の雰囲気とコストをみて杉節有りの材料にしました。
また杉は柔らかいので強度を考え、板は厚物にしてしっかり乾燥させた地元杉。
加工と取付けには二日半掛けて丁寧に大工さんが造作してくれています。

仕上がりまでは養生されるのでしばらくは隠れますが、
完成時のクリーニングが今から楽しみです。


▼2階ホールからの見下したところ。この素朴と言うかシンプルさがいいね
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▼踏み段の先端には溝を彫ってあるので、すべり止めの効果がある
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▼ストリップ階段は足元の暗がりがなく小さな家には有効
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【 8月の無料相談会 】
8月6日(土)、7日(日)、28日(日)
1回目 10時
2回目 14時
場所 フラグシップオフィス
※各日2組限定
相談会のお申し込みはこちらからお願いします。

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