喫煙者の行動や思考って、異常だと思いませんか? 以下の医学的知見を踏まえてご意見ください。 喫煙者の多くは「ただの習慣」「嗜好」と考えているようですが、医学的にはそうではありません。 実際、喫煙者の7割前後がニコチン依存症(物質使用障害の一種)に分類されます。 この依存症には「易怒性」「否認」「責任転嫁」「害の過小評価」などの特徴があり、周囲とのトラブルを引き起こしやすいとされています。 さらに、物質使用障害の約半数が反社会性パーソナリティ障害の診断基準を一部満たすという研究もあります。 つまり、喫煙者の一部は社会のルールを軽視したり、他人への迷惑を顧みなかったりする傾向が強いということです。 こうした精神医学的背景を知ると、 • なぜ注意されて逆ギレする喫煙者がいるのか • なぜ健康被害が分かっていてもやめられないのか • なぜ依存行動の継続に不都合な事実を頑なに認めず、事実を指摘する者に攻撃性を剥き出しにするのか といった疑問も理解しやすくなります。 喫煙は単なる嗜好ではなく、強い依存性と社会的影響を伴う病気です。 「吸う人の自由」で済ませてよい問題ではないと思いませんか?