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高校生です。 最近、総裁が新しくなったりとで日本の政治について興味を持ちました。 そこで、私は本を読もうと思いました。 左右に偏らず中庸で、かつ批判的でない、 嘘偽りのない政治を教えてくれる書籍を探しています。 おすすめがありましたらご教示いただけますと幸いです。

回答(6件)

政治とは意思決定です。 個人の意思決定なら順序を並べるだけですが、社会という個人の集まりになると話が変わります。そこで社会選択理論 序説とその姉妹本(名前を忘れたがこちらの方が易しい)をお勧めします。 これは政治において不可能なものを数学的に証明していたり、ゲーム理論という経済学でごく一般的に使われるツールを用いて意思決定を読み解くことを目的としています。 実学ではないですが、これがないと理論的に理解することができません。

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すごくよい意識だと思います。 政治・経済は「ナマモノ」ですから、日々の動きを中長期的に観察していく分野です。 そのための書物に『新聞』があります。しかしながらそれぞれの新聞にはそれなりの偏りがありますので、それを理解した上で読むのがよいです。 【左】朝日、毎日、日経、読売、産経【右】 という位置取りです。朝日と毎日はほぼ同程度で、読売と産経はほぼ同程度です。 筋トレと思って中長期的に読むことに意味があります。

残念ながら、政治を個人の主義主張と切り離して語るのは不可能ではないかと思ってしまいます。人はどうしても「こうするべき」という思いを伝えたくなるものですから。 偏りなく情報を得るには、複数の本を読んでみるのがよいと思います。この人はこんな考え方をしている、この人はこんな視点から物事を見ていると、様々な視点から見ることで少しずつ全体像が見えてくると思います。

そんなものが原理的にあり得るのか? ちなみに、教科書ですら偏ってますよ。 いかんせん、あれは日本国政府の公式見解という「偏り」に完全準拠したものですから。 たとえば、いまリアルタイムで教科書検定をやったと仮定した場合、 パレスチナの地域を示して、(ほぼ国際的に標準的な認識であろうその認識に基づき)、その地域はパレスチナ国の所属であると記した教科書は検定で跳ねられますよ。いかんせん、日本国政府大本営の公式見解とは違うからです。 大本営の公式見解からすれば、そこはイスラエルです。だからバツです。

とはいえ、 何もとっかかりがないとどうにもならないので、 とっかかりとして、教科書は悪くないとは思いますがね。 あとは大事なのは古典だと思います。 人類がどのような経緯でどのような思索をし、どのような学術的な対立がありつつ、実社会はどのように動き、そして現在はどうなっているのか。 それを俯瞰して見る(人間なる主観の生き物に、そもそも俯瞰なる芸当ができるのかどうかはともかくとして、少なくともそう見ようとする)ためには古典は役に立つ。むしろ古典は必須だと思いますよ。代表例としては社会契約論とかリヴァイアサンとか資本論とか。