回答(9件)
女性天皇を認めるということは天皇を選ぶことをよしとするってことだからと思います。 皇位継承の争いを無くすために現在の男子の長子優先と言うルールになったわけですよね。 男子の長子優先と決めたら、女性天皇が誕生する場面は考えられません。 つまり 女性天皇を容認=男子長子優先の廃止 を意味するからです。
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現行の皇室典範では、皇位継承権を持つことは、父が天皇であることが理由であり、母の出自は問わないことになっています。(実際にはもっと複雑ですが、典範の原文を読めば理解は容易です。) 父が天皇である女性天皇は男系ですが、その子については、「父が天皇であることが皇位継承の理由になるのに、母が天皇であることは理由にならず、『どこの馬の骨かわからない』というのは、おかしいだろう?」という議論が起こることは間違いない。抗するのは困難を極めるでしょう。わたしも、そのような意見を表明しています。 男系を守ろうとするなら、女性天皇に反対するのは当然と言えると考えます。
父系一本(一系継承)という非政治的な固定ルールを保ちつつ、人権・中立性・実務運用を整える解が見えていないからです。 女性天皇を恒常化すると、必ず浮上する問題が以下二点です。 ①配偶者の位置づけ(公的役割を与えるか・政治的介入の歯止めはどうするか) ②お子様の扱い(継承資格に入れるか外すか) お子様を継承に入れれば家系変更へ直結します。 外すなら「母は即位できるのに、その子はなぜ継げないの?」という人権・公平の問いに答える制度設計が要ります。 ここが実は一番難所です。 「じゃあ昔みたいに、女性天皇を“つなぎ”にして父系の男子へ戻せば?」という案もありますが、これを現代で再現するのは非現実的です。 過去の女性天皇は多くが未婚・寡婦で在位中の出産を避け、外戚の政治介入を抑える前提で成立していました。 皇位の『非政治・中立』は現代においてなお守るべき原則です。 しかし今同じ条件を課すと、結婚・出産に強い制約をかけることになり、現代の人権感覚と整合しません。 しかも皇族数が減る中で“つなぎ役”を計画的に立てるのは、人にも制度にも過重なのです。 つまり、女性天皇への反対は「女性だから無理」という話ではないのです。 『一系継承』という非政治的な固定ルールを保ちつつ、人権・中立性・実務運用を整える解を誰も見通せないから。 ―――その一言に尽きます。
よく分かりませんが 男系ってのは神武天皇のy染色体維持したいって理由じゃないんですか? それとも男系女系ってただ単に男の系譜か女の系譜かって話なだけですか? それだと、徳仁天皇は女性の腹から生まれてるんだから、女系になりますよね? その前の天皇も全員女性の腹から生まれてますよ? なら女系じゃないですか
100歩譲るまでもなく女系天皇というのは男系外天皇というのが正しい紛い物なのですよ 女性天皇は歴史上存在しますが、男系外(所謂女系)の子供が生まれないように不婚不妊という不文律がありました 実際に天皇になった女性8人のうち、4人は天皇や皇太子の未亡人であり、残る4人のうち2人は当時の出産可能年齢を越えてます 残る2人のうち、1人は結婚適齢期を過ぎてますし、最後の1人は徳川家康の曾孫にあたり、徳川幕府の干渉を嫌った父親の後水尾天皇により不婚不妊を逆手にとって7才で即位し徳川の血脈が続く事はありませんでした この不婚不妊を女性皇族に強制するのは男尊女卑であり、人権侵害なので女性は即位を免除されてるのです つまり、『女性が天皇になれないのは差別だ!』と言ってる人がいますが、一見まともな事を言ってるように見えるかもしれませんが、本当は女性を天皇にする方が男尊女卑であり人権侵害になるから認められないのです
いま、女性天皇を立てる必要がないからですね。 悠仁さまがお生まれになっていなかったり、愛子さまと悠仁さまがかなり年が離れていたなら、悠仁さまが成年を迎えるまでにもしかしたら愛子さまが女性天皇として立つ可能性もあったのかもしれませんが…。 悠仁さまも立派にご成人されましたし、皇位継承に問題はありません。 問題ないのに、問題を起こす必要はないですよ。わざわざ愛子さまを天皇に擁立する意義はないんですから。 これは男女平等論だったり、個人的な好き嫌いで“この人を天皇にしたい、この人は天皇にしたくない”という話ではありませんからね。 ただ、 悠仁さまが天皇になれば、次の世代がどうなるかわかりません。もし内親王しかお生まれにならなければ、女性天皇を立てるという選択はあると思います。