私の音楽的センスは別として、これらのアーティストが出している人気の曲のリストを、
BigQuery の
公開プレイリスト データを使って作りたいと思います。私の好みは頻繁に変わるので、プレイリストも頻繁に変えられるようにしたいところです。
まず、
BigQuery の新テーブル作成 UI を使用して、Google Sheets のアーティスト リスト スプレッドシートを直接読み出す
BigQuery テーブルを定義します。
これでテーブルを定義できました。このテーブルを使ってクエリを発行すれば、プレイリストから人気曲を取り出すことができます。
ただし、今は単に楽しみたいだけなので、“Never Gonna Give You Up”(絶対に諦めない)という Rick Astley との約束を破り、Cyndi Lauper を聞くことにしましょう。その場合は Google Sheets スプレッドシートを更新するだけです。
そして、
BigQuery で SQL クエリを再実行してみましょう。“artists” テーブルはスプレッドシートの内容を直接読み出してくるので、Cyndi Lauper の曲を知りたいということが
BigQuery にシームレスに伝わるはずです。
Google Sheets スプレッドシートの内容を “Time After Time”(何度も何度も)変えても、スプレッドシートを使ったクエリを次に実行したときには、
BigQuery が自動的に新しい内容を読み出してくれます。
クエリ結果の Google Sheets への保存
BigQuery UI に表示された “Save to Google Sheets” ボタンをクリックすると、クエリの結果が Google Sheets に保存され、スプレッドシートを開くためのプロンプトが表示されます。
これらの機能の詳細については、
フェデレーション データ ソースのドキュメントを参照してください。
ちなみに、3 月に開催された
GCP NEXT 2016 で、私たち Google は
BigQuery と Google Drive の統合のほか、次のようなアップデートについても
発表しました。
- Long Term Storage(長期保存)の料金を 50 % 値下げ
- 多くのクエリのスピードを 10 倍以上に高速化する Capacitor ストレージ エンジン
- データのロード スピードを 5 倍に高速化する Poseidon データ インジェスト/イグレス エンジン
いつもと同じように、
BigQuery はこれらの機能をシームレスにお届けします。ダウンタイムはなく、行動を起こしたり構成をいじったりする必要もありません。フルマネージドの真価はここにあるのです。
- Posted by Tino Tereshko, BigQuery Technical Program Manager
0 件のコメント :
コメントを投稿