UseUrls の行を追加し、ポート 8080 にバインドします。

ASP.NET ウェブ アプリを実行

アプリを実行する準備はできていますが、その前に依存関係を復元する必要があります。これにより、アプリの NuGet 依存関係がすべてダウンロードされます。
$ dotnet restore
…
log  : Restore completed in 16298ms.

いよいよアプリを実行します。
$ dotnet run
…
Now listening on: http://*:8080
Application started. Press Ctrl+C to shut down.
現在、アプリは Linux 上で動いています。信じられませんか? “web preview -> Preview on port 8080” の順にクリックすると、アプリをプレビューして確認できます。


ASP.NET Core アプリのデフォルト ウェブ ページが新しいタブで表示されます。

次のステップ

以上で完了です。Cloud Shell 内から ASP.NET Core アプリを作成し、起動することができました。ブラウザから一度も離れていません!

しかも、できることはこれだけではありません。新しく作成した ASP.NET Core アプリを、Docker を使ってコンテナ化し、Google App Engine にデプロイすることや、そうしたコンテナを Google Container Engine で Kubernetes を使って管理することも可能です。

Cloud Shell がなぜ私のお気に入りの GCP 開発ツールなのか、おわかりいただけたのではないでしょうか。


* この投稿は米国時間 11 月 10 日、Developer Advocate である Mete Atamel によって投稿されたもの(投稿はこちら)の抄訳です。

- Posted by Mete Atamel, Developer Advocate


最後に、ポート 8080 で外部 IP アドレスにアクセスすると、Kubernetes で管理される ASP.NET Core アプリのデフォルト ページが表示されます!

ASP.NET と Linux の世界が連携するのは素晴らしいことです。Kubernetes により、ASP.NET Core アプリは、自動的なデプロイ、スケーリング、信頼性の高いアップグレードなど多くの恩恵を受けることができます。間違いなく、.NET 開発者には絶好のチャンス到来です。


* この投稿は米国時間 10 月 13 日、Developer Advocate である Mete Atamel によって投稿されたもの(投稿はこちら)の抄訳です。
- Posted by Mete Atamel, Developer Advocate