管理者によるきめ細かな制御を可能にするサブネットワークでは、IP スペースを地域のプレフィックスで区分できます。ここではプライベート IP スペースのすべての論理的な範囲を制御しながら、複数のネットワークを構築しなくても希望するトポロジーを柔軟に作成できます。
また、同じネットワーク内にある異なる目的地の地域ごとの IP レンジで VPN ゲートウェイを構成できるため、VPN のお客様は即座に改善を実現できます。VPN ルートでの制御を強化できることに加え、地域を特定することですべての地域にまたがる単一の IP レンジよりもレイテンシが低減します。サブネットワークはこちらから開始できます。
Google Cloud Router
Google Compute Engine のネットワークとお客様のオンプレミスのネットワーク間で、動的な BGP(Border Gateway Protocol)のルートをアップデートできます。いずれの側のネットワーク トポロジーの変更も BGP を使用して反映され、自動的に処理されるため、トラフィックの中断のないシームレスなエクスペリエンスが提供されます。開始に関する詳細についてはこちらをご覧ください。
私たちはこうしたデータをすべて使用できるようになり、コンテナで実行される Google Compute Engine のアプリケーションと、衛星データ間の高帯域リンクが実現しました。もしこのやり方が出来なかったら、データの移行に膨大な時間を費やすことになっていたでしょう。
Google Cloud Platform では、通常のスペース、電力、冷却、ネットワーキングの問題に対処する必要なく、オンデマンドの仮想スーパーコンピューターを活用できます。もし数年前であれば現在 Google のサービスを用いて行っていることを実行するためには、世界最大のスーパーコンピューターが必要だったことでしょう。
Google Cloud Monitoring を利用することにより、ミドルウェア・OS を含む運用監視の負荷を大幅に削減することができます。一般的にシステム監視では、商用またはオープンソースの運用監視ソフトウェアで構築・運用を行いますが、その作業の大部分を Google Cloud Platform に任せることができます。
Google Cloud Monitoring の概要
Google Cloud Platform では標準で様々なメトリックを収集していますが、Cloud Monitoring を活用することにより、更に下記の3つのメリットを得ることができます:
インストール後の確認作業
$ /opt/stackdriver/stack-config info
Stackdriver Host Info Dump
Resource Id: 012345678901234567890
API Key: ABCDEFG01234567890
Error talking to Stackdriver gateway No JSON object could be decoded
[ ok ] stackdriver-agent is running.
Agent status: Agent config snippets:
[ ok ] stackdriver-extractor is running.
Extractor status: Extractor sample data:
{
...[省略]
}
* この他にもChefやPuppetを用いた自動インストールの方法も紹介しています。
この時点で OS 上の Stackdriver Agent からメモリ使用量やプロセス数などのメトリックの収集が開始されます。
Nginx プラグインの活用
更に OS 上でエージェントとして動作する強みを生かし、インストール済みの Nginx からメトリックを収集します。