ダイソー200スキ長期使用レビュー
2017/9/13
長期レビュー第2弾ははじめてシーズニングを体験したダイソーの200スキです。大体10年以上所有していることになりますが、そもそもシーズニングがしたいという不純な動機で購入したものなので、使っていない期間が長いです。古い製品で、いまさらレビューする必要もないのですが、検索で引っかかる画像はサイズが小さく、よく見えないので、資料的な意味合いも含めてレビューします。現在でもダイソーでスキレットSとスキレットMが販売されていますが、このレビュー対象のスキレットとは別物だと思われます。



100スキとは、2001年か2002年にダイソーで発売が開始された100円スキレットです。2005年ごろからブームになったスキレットで、当初100円だったので100スキと呼ばれましたが、ブームで2005年に品切れになり、2006年にちょっとモデルチェンジをして200円になって戻ってきたものが200スキです。2005年秋ごろにはセリアからも100スキが発売されたようです。私が100スキを見たのは数回。そのときは買いあぐねて結局200スキになってから購入しました。いつ購入したのかはっきりしませんが、そういう事情から推測すると100スキから200スキに移行した時期なので、はっきりとした時期が分かりませんが2006年の5月ぐらい? です。という事は100スキブームとは実は200スキブームだったのかな?

当時有名だった「100スキ好きクラブ」という有名なサイトも残念ながら、今はなくなっていました。100スキをテレビで紹介してブームを作った「はなまるマーケット」もいまは放送していません。この記事を書くに当たり色々と検索していたら、当時出版されたみなくちさんの「ジュワッと!100スキCOOKING」が中古で売っていたので購入してみました。この本は2006年の12月に出版されたようです。その後、100スキ自体がお店からなくなったのと、中国の製品に対する風当たりが高まりブームは終了。その後、みなくちさんのロッジとコラボした「鉄スキ大スキ!」で、第二のスキレットブーム、そしてニトスキで第三のスキレットブームが来たのは皆さんご存知の通りです。この本の表紙なんですが、これって私が持っている200スキと同じに見えるんですが・・・。この本が出版された時点では100スキは売っていないみたいで、200スキなら探したら見つかるかも? どうせならロッジの6 1/2インチを買ってみたら? というようなことが書かれています。レシピ自体は鉄スキ大好きのものと同じようなものが並んでいますが、料理が若い感じ。いけのこの話だと、すてきな奥さんの別冊だからそんな感じになるのだと言っていました。思ったより薄い本で、鉄スキ大好きを持っているのなら、買う必要はないと感じました。

200スキは、100スキよりハンドルの穴が大きく、裏に刻印がないそうです。大きさはロッジの6 1/2インチよりちょっと小さいです。ネットで100スキの画像を探しましたが、これが100スキだ!と言えるようなはっきりとした大きな画像は見つける事ができませんでした。


肌は荒々しいです。焼く部分はどちらかと言うと滑らかです。手に触れるハンドル部分が荒いので、特につくりが荒く感じるのだと思います。使っていても、ハンドルはそこまで高温にならないので、油が馴染みませんのでいつまでも手触りが悪いままで、ちょっと強くこするとペーパータオルがぼろぼろになります。画像のように、私のものは、穴の部分に目立ったバリがあります。

これはロッジの6 1/2インチスキレット。ハンドル部分は滑らかですが、焼く部分が荒いです。ロッジのスキレットは最初荒々しくても焼く面だけが粗いので、使っていると半年もしないうちに滑らかになり、ペーパータオルでこすっても紙がぼろぼろになるような事が無くなります。
鉄にワックスを塗っただけのスキレットですので、シーズニングが必要です。その面倒なシーズニングを体験したくて購入しました。取っ手を焼くのに手こずった記憶がありますが、思ったより簡単にシーズニングできたと思った記憶があります。

容器として使う場合縁の立ち上がりがきついと感じます。そのため、ナイフを入れにくいです。

シーズニングをしてから料理を何度かしたのは確かなんですが、どんな料理をしたのか記憶にありません。結婚後、この画像のぐりとグラのカステラを2014年に焼くまでの7年間、新聞紙で包んで放置していました。その結果どうなるのかドキドキして開封したのですが、まったく問題ありませんでした。初めてのシーズニングでも保存する場所の条件さえ良ければ、簡単には錆びないと言うことが分かったのは収穫です。
このスキレットだとぐりとぐらのカステラのレシピそのままだと小さすぎるので、ロッジの6 1/2インチスキレットを買ってみることにしました。残念ながら6 1/2インチでも小さすぎたのですが・・。今一度ぐりとぐらのカステラのレシピの画像を良く見てみると、ハンドルとスキレットの間に段差があるように見えますので、このスキレットはロッジのものではないと思います。
→「ぐりとぐら」のカステラをつくろう

冒頭の目玉焼きですが、実は写真写り優先で引いた油を拭き取り、油が無い状態で焼いたものです。それでも、このようにきれいにはがす事ができ、きれいな焼き色でした。我が家はロッジの6 1/2インチスキレットが2台あるので、3台目をこの200スキでまかなっていますが、少し小さいだけで基本的な性能は問題ありません。むしろ焼き面の滑らかさではロッジを上回っていますが、持ち手の仕上げが荒いので使っていて快適と言うわけではありません。現在はこのサイズのスキレットで調理する場合、ロッジの6 1/2インチ2台をを普段使っていて、200スキが活躍するのはロッジとあわせて3台同時に使うときだけになってきています。
最初にシーズニングを体験したスキレットだし、放置した期間があるとはいえ、長く所有しているスキレットなので、それなりに愛着があります。私にダッチオーブンへの扉を開けてくれたスキレットですが、中国製のパチもんであることは事実で、作りも荒いし手放そうと考えたことが何度もあります。でも、なかなか手放せないんですよね。そんな訳で3台目のロッジの6 1/2インチスキレットを何かの拍子で手に入れるまでは、なんとか現役だと思います。キャストアイアンの製品は100年持つと言われていますが、「中国製だし嫌だな・・」、「見た目が・・、持った感じが・・。」と思いながら使い続け、それでも初めてのスキレットなので愛着もあって捨てられない、微妙な長期罰ゲーム状態が続いていますw
いまでも、ヤフオクなどに出ている事がありますが、知名度の割りに安いようです。でも、専用の蓋がないしお勧め度はかなり低いです。特に取柄はありません。私としてはシーズニングをしなくてもすぐに使え、持っていて誇れるロッジが一番のお勧めです。

100スキと200スキ


100スキとは、2001年か2002年にダイソーで発売が開始された100円スキレットです。2005年ごろからブームになったスキレットで、当初100円だったので100スキと呼ばれましたが、ブームで2005年に品切れになり、2006年にちょっとモデルチェンジをして200円になって戻ってきたものが200スキです。2005年秋ごろにはセリアからも100スキが発売されたようです。私が100スキを見たのは数回。そのときは買いあぐねて結局200スキになってから購入しました。いつ購入したのかはっきりしませんが、そういう事情から推測すると100スキから200スキに移行した時期なので、はっきりとした時期が分かりませんが2006年の5月ぐらい? です。という事は100スキブームとは実は200スキブームだったのかな?

当時有名だった「100スキ好きクラブ」という有名なサイトも残念ながら、今はなくなっていました。100スキをテレビで紹介してブームを作った「はなまるマーケット」もいまは放送していません。この記事を書くに当たり色々と検索していたら、当時出版されたみなくちさんの「ジュワッと!100スキCOOKING」が中古で売っていたので購入してみました。この本は2006年の12月に出版されたようです。その後、100スキ自体がお店からなくなったのと、中国の製品に対する風当たりが高まりブームは終了。その後、みなくちさんのロッジとコラボした「鉄スキ大スキ!」で、第二のスキレットブーム、そしてニトスキで第三のスキレットブームが来たのは皆さんご存知の通りです。この本の表紙なんですが、これって私が持っている200スキと同じに見えるんですが・・・。この本が出版された時点では100スキは売っていないみたいで、200スキなら探したら見つかるかも? どうせならロッジの6 1/2インチを買ってみたら? というようなことが書かれています。レシピ自体は鉄スキ大好きのものと同じようなものが並んでいますが、料理が若い感じ。いけのこの話だと、すてきな奥さんの別冊だからそんな感じになるのだと言っていました。思ったより薄い本で、鉄スキ大好きを持っているのなら、買う必要はないと感じました。

200スキは、100スキよりハンドルの穴が大きく、裏に刻印がないそうです。大きさはロッジの6 1/2インチよりちょっと小さいです。ネットで100スキの画像を探しましたが、これが100スキだ!と言えるようなはっきりとした大きな画像は見つける事ができませんでした。


肌は荒々しいです。焼く部分はどちらかと言うと滑らかです。手に触れるハンドル部分が荒いので、特につくりが荒く感じるのだと思います。使っていても、ハンドルはそこまで高温にならないので、油が馴染みませんのでいつまでも手触りが悪いままで、ちょっと強くこするとペーパータオルがぼろぼろになります。画像のように、私のものは、穴の部分に目立ったバリがあります。

これはロッジの6 1/2インチスキレット。ハンドル部分は滑らかですが、焼く部分が荒いです。ロッジのスキレットは最初荒々しくても焼く面だけが粗いので、使っていると半年もしないうちに滑らかになり、ペーパータオルでこすっても紙がぼろぼろになるような事が無くなります。
鉄にワックスを塗っただけのスキレットですので、シーズニングが必要です。その面倒なシーズニングを体験したくて購入しました。取っ手を焼くのに手こずった記憶がありますが、思ったより簡単にシーズニングできたと思った記憶があります。

容器として使う場合縁の立ち上がりがきついと感じます。そのため、ナイフを入れにくいです。
シーズニング後7年放置

シーズニングをしてから料理を何度かしたのは確かなんですが、どんな料理をしたのか記憶にありません。結婚後、この画像のぐりとグラのカステラを2014年に焼くまでの7年間、新聞紙で包んで放置していました。その結果どうなるのかドキドキして開封したのですが、まったく問題ありませんでした。初めてのシーズニングでも保存する場所の条件さえ良ければ、簡単には錆びないと言うことが分かったのは収穫です。
このスキレットだとぐりとぐらのカステラのレシピそのままだと小さすぎるので、ロッジの6 1/2インチスキレットを買ってみることにしました。残念ながら6 1/2インチでも小さすぎたのですが・・。今一度ぐりとぐらのカステラのレシピの画像を良く見てみると、ハンドルとスキレットの間に段差があるように見えますので、このスキレットはロッジのものではないと思います。
→「ぐりとぐら」のカステラをつくろう
実際に使ってみると

冒頭の目玉焼きですが、実は写真写り優先で引いた油を拭き取り、油が無い状態で焼いたものです。それでも、このようにきれいにはがす事ができ、きれいな焼き色でした。我が家はロッジの6 1/2インチスキレットが2台あるので、3台目をこの200スキでまかなっていますが、少し小さいだけで基本的な性能は問題ありません。むしろ焼き面の滑らかさではロッジを上回っていますが、持ち手の仕上げが荒いので使っていて快適と言うわけではありません。現在はこのサイズのスキレットで調理する場合、ロッジの6 1/2インチ2台をを普段使っていて、200スキが活躍するのはロッジとあわせて3台同時に使うときだけになってきています。
100年使う罰ゲーム?
最初にシーズニングを体験したスキレットだし、放置した期間があるとはいえ、長く所有しているスキレットなので、それなりに愛着があります。私にダッチオーブンへの扉を開けてくれたスキレットですが、中国製のパチもんであることは事実で、作りも荒いし手放そうと考えたことが何度もあります。でも、なかなか手放せないんですよね。そんな訳で3台目のロッジの6 1/2インチスキレットを何かの拍子で手に入れるまでは、なんとか現役だと思います。キャストアイアンの製品は100年持つと言われていますが、「中国製だし嫌だな・・」、「見た目が・・、持った感じが・・。」と思いながら使い続け、それでも初めてのスキレットなので愛着もあって捨てられない、微妙な長期罰ゲーム状態が続いていますw
お勧め度は?
いまでも、ヤフオクなどに出ている事がありますが、知名度の割りに安いようです。でも、専用の蓋がないしお勧め度はかなり低いです。特に取柄はありません。私としてはシーズニングをしなくてもすぐに使え、持っていて誇れるロッジが一番のお勧めです。
コメント
ダイソーの200スキ
昨日、嫁さんのお供でダイソーへ行き
買うものもないしブラブラしてて
丁度目に止まり、ダイソーで
スキレット売ってるなんて知らなかったので
興味津々で手にとって眺めてたのですが
大食家の我が家にこのサイズは必要ないし
ダイソーやしねぇ、、、
と、あっさりスルーしたんですが
何と意外に出来が良いんですねぇー!!
けど、ダイソーで200スキを買った
ほとんどの人達はシーズニングが必要だと
言う事を知る人は皆無なんじゃ、、、と思ったりして(^o^;)
そもそもシーズニング??
の人達がほとんどだったりして(^o^;)
昨日、嫁さんのお供でダイソーへ行き
買うものもないしブラブラしてて
丁度目に止まり、ダイソーで
スキレット売ってるなんて知らなかったので
興味津々で手にとって眺めてたのですが
大食家の我が家にこのサイズは必要ないし
ダイソーやしねぇ、、、
と、あっさりスルーしたんですが
何と意外に出来が良いんですねぇー!!
けど、ダイソーで200スキを買った
ほとんどの人達はシーズニングが必要だと
言う事を知る人は皆無なんじゃ、、、と思ったりして(^o^;)
そもそもシーズニング??
の人達がほとんどだったりして(^o^;)
レフアさんこんにちは。
あ!! ダイソーでは現在もスキレットが売られていることを
すっかり忘れていました ^^;; 私がレビューしたものは10年
暗い前の100スキがブームになったころの商品ですので、現行の
商品とは違います。現行の商品については、私も興味がなくて、
ちゃんと見た事がありません。
いまから書き直しておきます。
あ!! ダイソーでは現在もスキレットが売られていることを
すっかり忘れていました ^^;; 私がレビューしたものは10年
暗い前の100スキがブームになったころの商品ですので、現行の
商品とは違います。現行の商品については、私も興味がなくて、
ちゃんと見た事がありません。
いまから書き直しておきます。