◆民主党の小沢一郎元代表が営々として築いてきた「中国との太いパイプ」の偉大なる効用が威力を発揮し始めた。側近としてメキメキ実力を蓄えている細野豪志前幹事長代理が9月29日、北京入りしたその翌日(30日)、中国共産党1党独裁の北京政府の治安当局により、無断で軍事管理区域に足を踏み入れたとして拘束されていた準大手ゼネコン「フジタ」の社員4人のうち、3人の釈放を決めたのは、まさに「小沢一郎元代表の「中国との太いパイプ」効果と断言して間違いない。
TBSの朝の番組「みのもんた朝ズバ」で「細野議員が北京を訪問 首相親書で局面打開は」のコーナーでいつものようにピント外れのコメントをしながら番組進行、「何ができるのか」と言ったように細野豪志前幹事長代理を小バカにするような発言をしていた。この人の癖とは言っても、早朝からの「空騒ぎ」ぶり、主婦や出勤前のサラリーマン、年金暮らしの先輩たちの多くは、「もっと静かにしていて欲しい」「朝っぱらから血圧が上がる」と「みのもんた」さんの番組降板を求めている。つまりは、ある意味で、「みのもんた」さんのあまりにも酷い低能ぶりに、うんざりして、早めの引退を切望しているのだ。
さて、当の小沢一郎元代表は細野前幹事長代理のことについて、「そのことは聞いていないんだ」と言ってトボケていた。だが、あくまでも細野前幹事長代理の単独行為を装っていたけれど、中国北京政府が、小沢一郎元代表と無関係に細野前幹事長代理を受け入れ、しかも、北京空港に政府の高級車を差し向けて出迎えるといったVIP扱いして丁重に出迎え、釣魚台迎賓館に案内するわけがない。戴秉国(たい・へいこく)国務委員などの要人に会っている。
◆小沢一郎元代表は、「今度は本当に静かにしている」と宣言している手前、自らしゃしゅり出ることはできない。それでも、29日、国会内で側近議員と会った際、「心配だ。大事にならなければいいが」(読売新聞30日付け朝刊政治面」=4面)と中国船衝突事件の影響に懸念を示していたという。この言葉の意味は重く、本音では、自ら乗り出して解決に尽力したいという一種の焦りの気持ちがにじみ出ている。何しろ、建設業界、とくにゼネコン、準ゼネコンと強いつながりを持つ小沢一郎元代表である。「フジタ」との関係がどの程度のものかは定かではないけれど、ゼネコン社員の生命が危機にさらされている以上、黙って見ていることはできないはずである。
◆細野前幹事長代理は、小沢一郎代表の下で前原執行部から引き続き役員室長を務め、さらに、2009年8月の総選挙後は、党副幹事長、組織委員長、企業団体委員長に就任して以降は、小沢一郎代表の新たな側近と目されるようになった。とくに企業団体委員長として、「フジタ」との関係も蜜になり、その縁で、「フジタ」から社員4人の救出を依頼されたとも考えられる。
そこで「細野前幹事長代理の単独行為」という形を取りながら、小沢一郎元代表は、中国北京政府との接触に向かわせたものと思われる。細野前幹事長代理は昨年12月の小沢一郎元代表ら民主党国会議員約140人を含め600人による訪中団の事務総長として、中国側との折衝に当たった。その際に、中国北京政府の要人らと親密になった経験が、今回大きく力を発揮したのは想像に難くない。当然、小沢一郎元代表が、トップクラスに向けて一声も二声もかけて、愛弟子である細野前幹事長代理を援護射撃したことであろう。
◆細野前幹事長代理にとって、外交交渉により人を救出するのは、おそらく初めての経験であったのではないか。「フジタ」社員4人のうち、3人しか救出できなかったとはいえ、弱冠39歳、当選4回にして、「政治家の交渉術」という最も重要な力量をしっかりと身につけたことのは間違いない。
ここで国民が、政治家についてよく認識しておくべきは、「政治家は最強の交渉人」でなくてならないということである。単に若かったり、政策通であったり、弁舌さわやかであったり、あるいは、派閥の統率がうまかったり、国会対策に長けていたりするだけでは、本物の政治家とは言えないのである。それは政治家が、国家国民の生き死にという国家の枢要に深くかかわっているからである。この意味で、国民は、「クリーンでオープンだから」などという軽い気分で、菅直人首相に人気投票し、その陰で仙谷由人官房長官のような軽薄な政治家が操っている政権に高い支持率を与えるようなことはあってはならない。国を誤らせる元凶になるからである。
小沢一郎元代表のような不細工でも味のある容貌ながら、最も実力のある政治家を丸で粗大ゴミのように見捨て、排除していたのでは、当の国民自身が不幸になる。政治家にとって、最大の実力は、「政治家の交渉術」にある。今回の中国船衝突事件が、そのことを思い知らせてくれている。最も反省すへきは、国民である。いま一度、福沢諭吉の「愚民の上に苛き政府あり」という名言をしみじみと噛みしめてみようではないか。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
中国漁船衝突事件のオリジナル・ビデオには、米国第5軍の警備艦艇が中国漁船を追い込む「キーン作戦」の映像が撮られている~ほか特別情報①②
◆中国人民解放軍指揮下にある中国漁船(スパイ船=工作船)が、海上保安庁の巡視船に衝突した事件で巡視船が撮影したと言われるビデオについて、菅直人政権は「国会の要請があれば提出する」方針を9月28日、決めている。
だが、海上保安庁が現在、事件の証拠として保管しているビデオは「修正」されたものが国会に提出される可能性が大である。
このビデオは、衝突事件が起きた直後公表しておけば、紛れもない事実として日本国民はもとより、中国共産党1党独裁の北京政府も真実を理解して、事件後の混乱は相当違い、日中の外交問題も別の展開を見せたことであろう。
つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
こちらも連載↓
「小沢一郎という男の野望」1992年初版 板垣英憲著 NO.14(第三章 受け継がれた政治家の血)
四王天延孝陸軍中将の名著「猶太思想及運動」~板垣英憲が解説~No.12
板垣英憲マスコミ事務所
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TBSの朝の番組「みのもんた朝ズバ」で「細野議員が北京を訪問 首相親書で局面打開は」のコーナーでいつものようにピント外れのコメントをしながら番組進行、「何ができるのか」と言ったように細野豪志前幹事長代理を小バカにするような発言をしていた。この人の癖とは言っても、早朝からの「空騒ぎ」ぶり、主婦や出勤前のサラリーマン、年金暮らしの先輩たちの多くは、「もっと静かにしていて欲しい」「朝っぱらから血圧が上がる」と「みのもんた」さんの番組降板を求めている。つまりは、ある意味で、「みのもんた」さんのあまりにも酷い低能ぶりに、うんざりして、早めの引退を切望しているのだ。
さて、当の小沢一郎元代表は細野前幹事長代理のことについて、「そのことは聞いていないんだ」と言ってトボケていた。だが、あくまでも細野前幹事長代理の単独行為を装っていたけれど、中国北京政府が、小沢一郎元代表と無関係に細野前幹事長代理を受け入れ、しかも、北京空港に政府の高級車を差し向けて出迎えるといったVIP扱いして丁重に出迎え、釣魚台迎賓館に案内するわけがない。戴秉国(たい・へいこく)国務委員などの要人に会っている。
◆小沢一郎元代表は、「今度は本当に静かにしている」と宣言している手前、自らしゃしゅり出ることはできない。それでも、29日、国会内で側近議員と会った際、「心配だ。大事にならなければいいが」(読売新聞30日付け朝刊政治面」=4面)と中国船衝突事件の影響に懸念を示していたという。この言葉の意味は重く、本音では、自ら乗り出して解決に尽力したいという一種の焦りの気持ちがにじみ出ている。何しろ、建設業界、とくにゼネコン、準ゼネコンと強いつながりを持つ小沢一郎元代表である。「フジタ」との関係がどの程度のものかは定かではないけれど、ゼネコン社員の生命が危機にさらされている以上、黙って見ていることはできないはずである。
◆細野前幹事長代理は、小沢一郎代表の下で前原執行部から引き続き役員室長を務め、さらに、2009年8月の総選挙後は、党副幹事長、組織委員長、企業団体委員長に就任して以降は、小沢一郎代表の新たな側近と目されるようになった。とくに企業団体委員長として、「フジタ」との関係も蜜になり、その縁で、「フジタ」から社員4人の救出を依頼されたとも考えられる。
そこで「細野前幹事長代理の単独行為」という形を取りながら、小沢一郎元代表は、中国北京政府との接触に向かわせたものと思われる。細野前幹事長代理は昨年12月の小沢一郎元代表ら民主党国会議員約140人を含め600人による訪中団の事務総長として、中国側との折衝に当たった。その際に、中国北京政府の要人らと親密になった経験が、今回大きく力を発揮したのは想像に難くない。当然、小沢一郎元代表が、トップクラスに向けて一声も二声もかけて、愛弟子である細野前幹事長代理を援護射撃したことであろう。
◆細野前幹事長代理にとって、外交交渉により人を救出するのは、おそらく初めての経験であったのではないか。「フジタ」社員4人のうち、3人しか救出できなかったとはいえ、弱冠39歳、当選4回にして、「政治家の交渉術」という最も重要な力量をしっかりと身につけたことのは間違いない。
ここで国民が、政治家についてよく認識しておくべきは、「政治家は最強の交渉人」でなくてならないということである。単に若かったり、政策通であったり、弁舌さわやかであったり、あるいは、派閥の統率がうまかったり、国会対策に長けていたりするだけでは、本物の政治家とは言えないのである。それは政治家が、国家国民の生き死にという国家の枢要に深くかかわっているからである。この意味で、国民は、「クリーンでオープンだから」などという軽い気分で、菅直人首相に人気投票し、その陰で仙谷由人官房長官のような軽薄な政治家が操っている政権に高い支持率を与えるようなことはあってはならない。国を誤らせる元凶になるからである。
小沢一郎元代表のような不細工でも味のある容貌ながら、最も実力のある政治家を丸で粗大ゴミのように見捨て、排除していたのでは、当の国民自身が不幸になる。政治家にとって、最大の実力は、「政治家の交渉術」にある。今回の中国船衝突事件が、そのことを思い知らせてくれている。最も反省すへきは、国民である。いま一度、福沢諭吉の「愚民の上に苛き政府あり」という名言をしみじみと噛みしめてみようではないか。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
中国漁船衝突事件のオリジナル・ビデオには、米国第5軍の警備艦艇が中国漁船を追い込む「キーン作戦」の映像が撮られている~ほか特別情報①②
◆中国人民解放軍指揮下にある中国漁船(スパイ船=工作船)が、海上保安庁の巡視船に衝突した事件で巡視船が撮影したと言われるビデオについて、菅直人政権は「国会の要請があれば提出する」方針を9月28日、決めている。
だが、海上保安庁が現在、事件の証拠として保管しているビデオは「修正」されたものが国会に提出される可能性が大である。
このビデオは、衝突事件が起きた直後公表しておけば、紛れもない事実として日本国民はもとより、中国共産党1党独裁の北京政府も真実を理解して、事件後の混乱は相当違い、日中の外交問題も別の展開を見せたことであろう。
つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
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