2025-05-19

YouTubeをよく見る人に起こる、ちょっとした不思議体験

こんにちwhat's up

いつものようにYouTubeを眺めていると、とあるライブ配信が目に入った。

タイトルは「数学X、2025/5/19」(仮称)、サムネイルは何も設定しておらず、チャンネル名は「配信用」(こちらも仮称)という簡素ものであったが、なんと十数人が視聴していた。

一体どんなチャンネルだろう、と興味を惹かれ覗いてみると、数式の書かれたPDF手書きでなにやら書き込んでおり、どうやら演習問題解説をしているようだ。

またライブ配信チャットでは全員が同じ挨拶をしており、それ以外のチャットは一つもなかった。

YouTube上で授業の生配信をしているのだな、と思い至り、他にどんなコンテンツがあるのか気になりチャネルに飛ぶと過去ライブ配信がたくさん残っていた。

どれもタイトルは科目の名前のようなものばかりだし、サムネイルは設定していないかその科目名が表示されているだけであった。

しかし、その中に特徴的な科目名がいくつか存在していた。

それらを検索してみると一発でその科目を開講している学校HPが一番上に表示された。

さらに公開されているシラバスからその科目の講師名前まで判明した。

まりこのチャンネルは〇〇という学校の△△という先生が授業をライブ配信するためのチャンネルに違いないということだ。なるほどね、あーすっきりした。さあ次は何の動画見ようかな?



さて、みなさまお気づきの事と思うがこれはとても危険な事例である。色々な問題点があったが、特に大きな点を挙げるとすると、特徴的な情報を誰でもみることができた、ということに違いない。タイトル意味のないものをつけてもいいし、順序を持たせたいなら日付だけという手もある。

YouTubeには限定公開と言って、その動画ライブ配信URLを知っている人しか見れないという形態にする機能があるし、授業であるから半年一年経ったアーカイブは削除したり非公開にしたりしたっていい。

察するに、この学校には学生教師のみがアクセスできる授業のためのサイトがなかったのだろう。そのような状況においてオンラインの授業を行った△△という先生は、この学内において先進であると言えるかもしれない。

幸いにもチャット上で挨拶をしていた学生と見られる人たちのアカウント名には特定に繋がりそうな情報は何一つなかったし、ライブ配信していたチャンネルとその先生が繋がった以上の情報もなかった。

これらをきちんと指示した上でこの形態で授業を行っているのならば、現状については問題はないだろう。

この件はどんな業種にだって言えることで、これを読んでいる人には今一度自身身の回り個人情報には気をつけてほしいし、とくに教育などの子供を相手にする場合はより一層の安全策を用意していただきたく思う。



最後に、今回このライブ配信発見してからひと段落するまでにかかった時間はたったの30分足らずだった。この文章を書くのに使った時間の方が長かったくらいである。何か特別手法を使ったわけでもなく、ただサイト内を調べ、Google検索しただけである

もしこれを面白いと感じた方にはARG代替現実ゲームおすすめする。安全に、こう言った代物を遊ぶことができるのでぜひ一度調べてみてはいかがだろうか。

それではsee youなら

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