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嫌々な気分が、さらに嫌なことを引き寄せる、ってのはあるな

「サクセス・ウィズアウト・リミット」というセミナーイベントで、外国人登壇者の一人が後日に開催した個別セミナーに参加してきたんだけど、中身のシェアをする前に前振りを、という前回の続き。

CDを聞いているうちに、気分は暗黒の闇へとまっしぐら

前回、予習用の13枚セットのCDをジョギングしながら聞いてという話をしましたが、このCDの中身を聞いているうちに辛くなってきたんですよねー、これが。

ビジネス系のセミナーなので、まあ、ある程度は予想してましたが、予想以上に「戦いに勝つ」とか「競争に生き残る」といった方向に傾いていたんです。

「孫子に学ぶ」みたいなCDもあり、孫子の兵法をお手本に、どういう戦略、戦術で相手を打ち負かすかみたいな感じなんです。

セミナーCD

講師はカナダ出身で、世界7カ国で数十の会社を設立し、フォーブス、BBCなど多くのTVやラジオ番組に出演し、自身のTV番組も持つという、もう本当に世界トップクラスのビジネスコーチ。

なので、当然と言えば当然なのでしょうが、聞きながら「これは、生きる世界が違うな、私には出来ないな」って、心が疲れてきたんです。

要は、お金を払い込んじゃったけど、気分は「行きたくない気持ちでいっぱい」って感じ。キャンセルすると50,000円も取られるので、キャンセルするのももったいないし。

先ずはこれが、この先に起こる出来事に絡んでくる伏線その1。

「会場未定」 → 「会場決定」 → 「会場変更」

時間は前後しますが、「サクセス・ウィズアウト・リミット」の会場でこの個別セミナーに申し込んだ時、(開催時期まで2週間しかないのに)開催場所は未だ決まっていませんとのことでした。

そして、開催前10日くらいのところで、「開催場所は有明の東京ビッグサイト近くの○○ホテルです」とのメールが届きました。送信元は、日本でこのセミナーをアシストする立場の会社。

主催は、あくまで海外の(講師の方が所有している)コーチング会社で、日本の会社は請け負い仕事として会場の選定や出席者への連絡をするという役割(だったとは、後で知ったこと)。

その数日後(開催1週間前)、今度はメールと電話連絡とで、日本のセッティング会社から連絡がありました。開催場所が変わって日本武道館近くの竹橋で行うとのことでした。

期日が近いのに「会場未定」 → 「会場決定」 → そして、「会場変更」というのが伏線の2つ目。

そして、もう一度「会場変更」

そして問題のメールが届いたのは、開催日の3日前。英文で、どうやら現地のコーチング会社から出席者宛に直接送ってきたようです。

セミナーの開催日時や開催場所を改めて出席者に連絡してきた、といった内容のメール。

サラッと読んで、特に深い注意は払いませんでした。単に日本語と英語の違いだけで、開催日時も、開催場所も既に知ってた情報だったので(と、その時は思ったんです)。

問題は開催場所の「所在地」でした。実は、前に貰った日本語のメールと、後から貰った英文のメールで、会場のビルの名前は同じなんだけど、場所が違っていたんです(チェーン店って言えばいいのかな)。

なので、最初に英文メールをサラッと見たときには、その違いに気が付かなかったんです。「ああ、○○ビルだよな」って。

で、開催日の前日の夜、セミナーの開催に関しては最新の情報である英文メールを、確認のために改めて見ていたら、「あれっ、ビルの場所が竹橋から品川に変わってる」って気が付きました。

「おっと、見落とさなくて良かった!」って思いながら、でも、場所が変更になっているのに、日本の会社からは何の連絡も無く、現地からの英文メールだけって、不親切だなーって。

「これ、見落としていたら大変だったじゃん。もしかしたら何人かは場所を間違えちゃうんじゃね?」って思いながら ・・・ 一抹の不安が。本当に英文メールの案内の方が正しいのかな?って。

とは言っても、既に夜中。問い合わせることも出来ず、奥さんと相談(2人で出席予定だったので)して、「いや間違いない、品川だよね」って決着しました。

上で書いたとおり、気分はブルー。行きたくない、でも行かざるを得ない。

会場(だと思ってた場所)に着いたら、掲示板にはセミナーの “セ” の字も無い

翌日、久しぶりに早起きして、電車を乗り継いで品川の会場に向かいました。当然、ブルーな気分は色合いも深みも増しながらね。

会場に指定されたビルに着いてみたら、そんなセミナーの開催予定はありませんでした。

この時点でまだ朝の8時過ぎ。人影疎らな品川の会場で係りの人を何とか見つけて、もう一方の竹橋の会場に連絡して貰うも、どうやら9時過ぎでないと向こうの係りの人間が出勤してこないと。

日本側のセミナーのアシスト会社に連絡するも、どうやら土日はお休みのようで通じず。

結局、セミナーの開始時間を過ぎた9時過ぎに、ようやく竹橋の方の会場でセミナーが開催されているとの確認が取れ、品川から竹橋に移動。気分はブル-から濃い灰色に。

科学技術館

セミナー会場の入り口で揉めました。こちらは怒り心頭。「どういうことなんだ、これはっ!」ってね。向こうは平身低頭。「手違いで申し訳ありません」と。

どうやら日本の会社は、現地から出席者宛てにメールが送られていたのを知らなかったようです。そして、そのメールの中身が間違っていたのが、今回のトラブルのすべて。

現地の会社にもその場から連絡を取ってもらい、なんだかんだ30分くらい会場に入らずに揉めていましたが、先方からのオファーに(渋々)納得して、結局2日間のセミナーに参加してきました。

トラブルの責任は先方にあるけど、私にも落ち度はあったな

まあ、事実だけを見ると先方に全ての責任があると思いますが、でもそれをこちらの対応で避けられなかったかと言えば、そんなことはなく、その意味では私にも落ち度があります。

一番は、やっぱり「行きたくない」というネガティブな気持ちでしょうね。こういう気持ちが、このような事態を “引き寄せた” ってことなのかなと。

何も神秘的なことを言ってるのではなく、これが心から楽しみにしていたもの(例えば好きな歌手のコンサートとか)だったら、英文メールを貰った時点で隅から隅まで確認し、そして場所が変わっているのに気が付いたら、その場で確認をしていたと思います。

実際問題、(手遅れだったけど)前日の夜に会場が変わっていることに気が付いて、「でも、本当にこれが正しいのかな?」って疑念を持ったくらいですから。

ただし、短期間の内に「会場未定 → 会場決定 → 会場変更」といった流れがあったので、ここにもう一度「会場変更」が加わってもそれほど不自然に感じなかったのも事実ですけど。

でも、やっぱり私にも大いに反省すべき点はありますよね。今後に活かしていこう!

ところで今回のトラブルで一番驚いたのは、セミナーの出席者が四十数名いたんだけど、間違った会場の方に行ったのは、我々含め僅か数名だったこと。

そして、誰一人として日本側の会社に、事前に「これこれのメールが来てるんだけど」って問い合わせをした人がいなかったこと(いたら、会社側も事前に分かって対応してた筈)。

もちろん、英文メールは出席者全員に送られて来ていたんですよ。これって、どういう解釈をしたらいいんでしょ? ほとんどの人が英文メールを見落としてた? 無視した? 気にもしなかった?

誰にも確認していないので真実は分からないけど、これって結構興味深い謎だなー。


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