2014/07/21

振り返ってみると!!

19940817芦ノ湖c


長男は小さいときから母親である私の顔色を見ながら育ってきたところがあります。
私に愛されたい一心だったのです。
一方、私ときたら子育てに全力で取り組むこともなく、ただ漠然と1日、1週間、1月・・・と
何にも考えることなしに生きてきました。

結婚して10年、20年が過ぎていく中で、夫婦の間でも親子の間でも少しずつ問題が
出始めるのです。
夫に対しては、私のことを全くわかってくれないという思いが強くなり、自己中心的な考えを
持つようになっていきます。
両親同様、私も紛れもなく個性完成などできるはずもない人間です。そのような状態で
結婚したのですから、ましてや家庭を完成していくなどできませんでした。

母の私は高度成長期の時代に子供を産み、世の中の流れに完全に踊らされて、物質的に
成功した人や偏差値の高い大学をでた人が立派で優れているという考えを植えつけられて、
その波に乗ろうとする一人になっていきました(C)。
2014/07/16

君は我が定め

19920822白泉寺

人は誰でも幸せを求めて生きていると思います。
なぜなら、幸せになることこそが人生の目的であるからです。

ところで、幸せとは一体何でしょうか。人はどうなった時に幸せを感じることができるのでしょうか。

当然のことながら、幸せとはお金で手に入るようなものではありません。そうでしょう?
幸せとは、愛しあう二人が一緒になって「家庭」を作り、辛苦を共にしながらも末永く愛に溢れた
生活を実感できたときに、しみじみと心に湧き上がってくる喜びの感情であると思います。

人は男と女が愛し合って結婚し、「家庭」を築きますが、そのような「家庭」は人生における大切な
愛の学校なのであり、人生の出発点なのです。

結婚以降の愛を中心とした「家庭生活」を順を追って考えてみると、次のようになるといえるでしょう。

(1)結婚によって「家庭」に新しい命である赤ちゃんが誕生すると、赤ちゃんは両親の愛を一身に
受けてすくすくと成長していきます。
そして、赤ちゃんの愛らしい姿を見るとき両親は心が癒されます。特に赤ちゃんが親の顔を見つめ
ながらにっこりと笑った瞬間、母親も父親も無上の喜びを感じるのです。
この笑顔は子供が親に対する生まれて初めての恩返しなのですね(子女の愛)。
(2)赤ちゃんが成長していく中で、言葉や立って歩くことを覚え始める頃には、赤ちゃんはもはや
赤ちゃんではなく幼児とか子供とか呼ばれるようになります。そして、子供に兄弟姉妹が加わると、
子供たちはお互いに労り、助け合うことを学んでいきます(兄弟姉妹の愛)。
(3)子供達はいろいろなことを学習しながら心身ともに成長し大人に近づいていきますが、
いよいよ年頃ともなれば異性に対する愛に目覚めます。そして伴侶が見つかると結婚し、
お互いに「ために生きる」を実践しながら愛し合う二人の新しい生活が始まります(夫婦の愛)。
(4)夫婦に赤ちゃんが生まれると、親は赤ちゃんに向かって全力で愛を降り注ぎます(父母の愛)。
同時に、子育てを通して親自身の人格形成にも自然と磨きがかかっていきます。

人は、これら四段階の大きな愛を完成することによって永遠の幸せを掴むことができます。
このような愛に満ち溢れ、為に生きる人たちが集まれば、社会にも愛が満ち満ちていくことに
なります。
そして、そのような社会では戦争や葛藤といったものは存在しなくなり、幸福な社会が築かれて
いくでしょう。これが即ち、私たちの人生の目的なのです(T)。
2014/07/04

結婚生活を送っていく中で

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これから二人で家庭を作っていくにあたり、どのような目標を持ち、お互いの気持ちを尊重し、
相手の立場に立って行動し、心を割って話し合うことができる夫婦がどの位いるでしょうか。
自分を犠牲にし、為に生きようと思う心があるでしょうか?
先ず自分が変わらなければ、絶対に相手を変えることができません。

また、子供が生まれて、その子達をどのように育てていくかを夫婦でじっくり考え、子供の
将来のことに真剣に取り組んでいく親がいるでしょうか。私は殆どいないと思います。

成り行き任せで結婚し、子供を産みながらも、相手のことが嫌になれば自分のわがままには
気付かず、相手が悪いといとも簡単に離婚をしてしまう。今はこんな世の中です。
果たしてこれで良いのでしょうか。

ご多分に洩れず私の家庭でも少しずつ少しずついろいろな問題が出てくるのでした。

私は、夫をはじめ、自分と関係のある人たちに対して、自分の言いたい気持ちを全く口に出す
ことができませんでした。
その結果、ストレスが積もり積もって長男に当たり散らすようになってしまいました(C)。