小惑星探査機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 10:35 UTC 版)
「宇宙探査機#小惑星探査」、「小惑星#探査の歴史」、および「特徴のある小惑星#探査機の目標」も参照 天体機体組織日付種類成否備考画像注ガスプラ ガリレオ NASA 1991年10月29日 フライバイ 成功 木星へ行く途中。最接近距離 1900 km イダ ガリレオ NASA 1993年8月28日 フライバイ 成功 木星へ行く途中。最接近距離 2400 km。初の小惑星の衛星を発見 ジオグラフォス クレメンタイン BMDO/ NASA 1994年 フライバイ 失敗 装置不良のためフライバイ中止 マティルド NEARシューメーカー NASA 1997年6月27日 フライバイ 成功 エロスへのフライバイ。マティルドの1200km以内を飛行 エロス NEARシューメーカー NASA 1999年1月 オービター 失敗 ソフトウェアと通信の問題によりフライバイになる ブライユ ディープ・スペース1号 NASA 1999年7月29日 フライバイ 部分的成功 カメラの指示誤差により接近画像が撮れず。ボレリー彗星へ向かう マサースキー カッシーニ NASA/ ESA/ ASI 2000年1月23日 遠距離フライバイ 成功 土星へ向かう途中 エロス NEARシューメーカー NASA 2000年2月-2001年2月 オービター、ランダー 成功 ミッション最後に着陸を行い成功させる アンネフランク スターダスト NASA 2002年11月2日 遠距離フライバイ 成功 ヴィルト第2彗星へ向かう イトカワ はやぶさ ISAS 2005年9月-2010年6月 サンプルリターン 成功 2007年4月に地球に向かう。2010年6月に帰還、サンプル回収に成功 ミネルバ ISAS 2005年11月12日 ローバー 失敗 目標と接触失敗 APL ニュー・ホライズンズ NASA 2006年6月 遠距離フライバイ 成功 冥王星への途中 シュテインス ロゼッタ ESA 2008年9月5日 フライバイ 成功 チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星への途中 ルテティア ロゼッタ ESA 2010年7月 フライバイ 進行中 チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星へ向かう ベスタ ドーン NASA 2011年7月16日-2012年9月5日 オービター 成功 ベスタの周回軌道で1年間の観測を行った後、次の観測目標であるケレスへと出発 トータティス 嫦娥2号 CNSA 2012年12月13日 フライバイ 成功 ケレス ドーン NASA 2015年3月6日- オービター 進行中 リュウグウ はやぶさ2 ISAS 2014年12月3日-2020年12月6日 サンプルリターン 成功 2019年11月に地球に向かう。2020年12月に帰還、サンプル回収に成功後、次の観測目標へと出発 ミネルバⅡ ISAS 2018年9月21日 ローバー 成功 マスコット ISAS 2018年10月3日 ランダー 成功 ベンヌ オサイリス・レックス NASA 2016年9月8日- サンプルリターン 進行中
※この「小惑星探査機」の解説は、「宇宙探査機の一覧」の解説の一部です。
「小惑星探査機」を含む「宇宙探査機の一覧」の記事については、「宇宙探査機の一覧」の概要を参照ください。
「小惑星探査機」の例文・使い方・用例・文例
- 小惑星探査機打ち上げられる
- 5月9日,小惑星探査機「ミューゼスC」を搭載した日本のM5ロケットが鹿児島県の鹿児島宇宙空間観測所から打ち上げられた。
- 小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還
- 小惑星探査機「はやぶさ」のおもな任務は,天体から試料を持ち帰るために使用される可能性のある新しい技術を検証することだ。
- 小惑星探査機「はやぶさ2」の開発が文部科学省の専門部会で承認された。
- JAXAが小惑星探査機「はやぶさ2」を公開
- 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月31日に小惑星探査機「はやぶさ2」を公開した。
- 小惑星探査機「はやぶさ2」が,12月3日に鹿児島県の種(たね)子(が)島(しま)宇宙センターからH2Aロケットで打ち上げられた。
- H2Aロケットはまた,小惑星探査機「はやぶさ2」や金星探査機「あかつき」,月周回衛星「かぐや」を打ち上げるのにも使われてきた。
- 小惑星探査機のページへのリンク