十七角形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/07 09:39 UTC 版)
十七角形(じゅうしちかくけい、じゅうななかっけい、heptadecagon)は、多角形の一つで、17本の辺と17個の頂点を持つ図形である。内角の和は2700°、対角線の本数は119本である。
正十七角形
正17角形においては、中心角と外角は約 21.18° で、内角は約 158.82°となる。また、一辺の長さが a である正17角形の面積は 以下に、作図の手順の意味を説明する (括弧内はアニメーションにおける段階の番号)。 O を中心とする円周上に点 A, B があり、OA と OB は直交するものとする (1-5)。 17角形の作図から等倍の正多角形が作図できる。正34角形: 正51角形: 正85角形: 正255角形: 参考文献
- ガウス「第7章 円の分割を定める方程式」『ガウス整数論』高瀬正仁訳、朝倉書店、1995年6月(原著1801年)。ISBN 4-254-11457-5 。 - 歴史的文献。特に第365条を参照。
- 倉田令二朗『ガウス円分方程式論』河合文化研究所、1988年11月。ISBN 4-87999-955-5。
- 高木貞治「§17.1のp乗根,特に17乗根」『初等整数論講義』(第2版)共立出版、1971年10月。ISBN 4-320-01001-9。
- 高木貞治「1.正十七角形のセンセーション」『近世数学史談』岩波書店〈岩波文庫〉、1995年8月。ISBN 4-00-339391-0 。
- 高木貞治「1.正十七角形のセンセーション」『近世数学史談・数学雑談』(復刻版)共立出版、1996年12月。ISBN 4-320-01551-7。
- G・H・ハーディ、E・M・ライト「§5.8 正17角形の作図」『数論入門』示野信一・矢神毅訳、シュプリンガー・フェアラーク東京、2001年7月(原著1979年)。ISBN 4-431-70848-0 。[リンク切れ]
脚注
外部リンク
- Weisstein, Eric W. "Heptadecagon". mathworld.wolfram.com (英語).
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