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ツイッターでのマッチ仲間 ベッシーさんから教えてもらったお店に行ってきました。

渋谷・金王神社の近くにある 青山壹番館 の、マッチ。

青山壱番館 ①
(採取年月:2015年2月)

この一帯の国道246号を挟んで反対側には月イチくらいで用事があってよく行くのですが、
この辺りに商店街があるなんて全く想像もしていなかった。
金王神社には行ったことがあるんだがなぁ。

古い民家風家屋の魚屋さんがあっておばあちゃんが焼き魚のお弁当を売ってたり、
渋谷のこんなとこに!とびっくりするような神社や小さなお稲荷さんがあったり、
ちょっと気になる街になりました。

青山壱番館 ②

ベッシーさんからマッチ有りと聞いていたものの、ドキドキしながら会計に。
レジ横に積まれた数個の箱マッチをみつけた時には、何やら懐かしい風景に出逢った感慨がw

コーヒーの実が成った可愛らしいコーヒーの木ですね。
実が赤くなくて既に焙煎されている色なのが気になりますがw

青山壱番館 ③

↑側面の「代々木店」は消されていました。どこにあったんだろう…。
「代々木1-37」って代々木駅前でないの、
代々木に数年間住んでいたんですけど、残念ながら記憶にありません。



通りが見える窓際の席に座りました。この日は雪降りでしたから。

青山壱番館 ⑤



青山壹番館
     東京都渋谷区東1-4-27






去年、惜しまれつつ閉店した珈琲喫茶店の名店、大坊珈琲店 の、マッチ。

大坊珈琲店 ①
(採取年不明、ひと山マッチより)

いかにも珈琲専門喫茶店らしい色、材質、形のマッチ。
日本マッチ学会(仮称)では、こういうカテゴリの名称を募集しておりますw

大坊珈琲店 ②
珈琲色と白の表裏反転色というのも、珈琲喫茶店によく見られるタイプ。
(そもそも"珈琲喫茶店"って何…)

大坊珈琲店 ③

惜しい!
これで軸が黒か、頭薬が茶だとカンペキなんだけどなー。
(だからカンベキの基準って何…)


私は残念ながら数年前に一度だけしか訪れていないけど、落ち着いた居心地のいいお店でした。
その時は既にマッチは置いてなかったのですが、
何か余韻を持ち帰りたくて、珈琲豆を買って帰ったのでしたっけ…。





ずっと前に行ったお店ですが、その時はもうマッチは無いと言われました。
"ひと山マッチ"の中にみつけたのでアップしておきます。

原宿の喧騒から離れた裏道にひっそりと佇む 
カフェ アンセーニュダングルの、マッチ。

カフェアンセーニュダングル ①
(採取年不明、ひと山マッチより)

"アンセーニュダングル"とはフランス語で「角の看板」という意味だそうで、
たしかにマッチには「cafe かど」と書かれた看板が描かれているし、
実際お店に行くと、このマッチと同じデザインの看板が掲げられています。
もっとも看板より、その横に吊るされた赤い琺瑯のポットの方が目立ちますが…

カフェアンセーニュダングル ②
広尾と自由が丘にも支店があるのですね。

ひたすら白いマッチ。
カフェアンセーニュダングル ③


さて、私がこちらに伺った時はマッチはもうないと言われ、このショップカード(左)をいただきました。
カフェアンセーニュダングル ④
カフェアンセーニュダングル ⑤

マッチと同デザインで三面開きになっており、中には三店舗の地図と住所が。
紙質もマッチと同じだし、ここまで凝ったものを作るならマッチのままでよかったのでは…と思うのは、
マッチ好きのたわごとでしょうか…。



 カフェ アンセーニュダングル
    東京都渋谷区千駄ヶ谷3-61-11 第二駒信ビル B1F





『マ シャトレーヌ』 と、読むみたいです…(;^ω^) ←読めなかった

渋谷のPARCO PART Ⅲの一階にある喫茶 Ma Chatelaine の、マッチ。

Ma Chatelaine ①
(採取年月:2014年5月)
Ma Chatelaine ②
久しぶりに渋谷に出かけていて、お茶しようということになったのだけど、
さて、久しぶり過ぎて場所が浮かばない…。
ウロウロしているうちにスペイン坂上に…(スペイン坂自体懐かしすぎる)。
たしか昔はPARCOの一階に喫茶があったような…え?パートいくつ?…そんなの忘れたー!
なんて会話を友達と展開しながら行ってみたら、ありましたありました。
そうか、ここはPARTⅢだったのか。

ちょっと昭和のかほりがしましたが、まさか昭和からの店じゃないよね。

まだ梅雨に入る前のことでしたが、席についてしばらくしたら外は大雨が降ってきました。
窓が広いので、突然の雨に走り出す人や傘の花が開いていくのをぼんやり眺めながら、
昔の渋谷は、こうやって外をぼんやり眺められる喫茶店が沢山あったのに…と、
はいはい、年寄りのぼやきですとも…


なんということもないマッチだと思ってたけど、店を出て開いてみたら、ブルーの頭薬が目に鮮やか。

Ma Chatelaine ③

おもての雨もいつの間にかあがっていました。



 Ma Chatelaine 
    東京都渋谷区宇田川町15-1 PARCO PART3 1F





マッチ・コレクターや喫茶店ファンには、「今更」的なマッチになると思うのですが、
私が以前この店を訪問した時は、まだマッチ集めを再開していなかったのです。
そのうち再訪しなくては、と思っていて、やっと行ってきました。

東京の老舗名曲喫茶 ライオン の、マッチ。

ライオン ①
(採取年月:2014年4月)

いかにも"名曲喫茶"なマッチ!
お店もマッチもバリバリ現役というところが嬉しい。

店名『ライオン』に因んだエンブレム風のロゴ
ライオン ②

昔っから電話番号以外変えてないのでは?と思うほど、現役マッチなのにデザインはレトロです。
ライオン ③
側面に書いてある"HI・FIステレオ"っていうのは、おそらくコレかと。
ライオン ④

これは、席に着くとメニューと一緒に渡される月替わりの公演プログラム。
あ、写真撮るの忘れたけど、開くとその月に掛けられる曲目の一覧が載っています。
このプログラムがまた涙が出るほどレトロ。
ライオン ⑤
写真は、創業者の山寺弥之助氏と婦美子夫人


さーて、ここはマッチもいいけど、なんたって建物が素晴らしい!
先だっての震災の時、真っ先に倒壊の心配したのがここと高田馬場『らんぶる』でしたが、
(『らんぶる』は心配とはちょっと違うけど…)
今も無事営業中。

まるで中世のお城のような外観、とくとご覧あれ。
ライオン ⑪

この裏口に続く秘密めいたアプローチがたまらなく好きです。
もっともこちらが裏口なのかは不明ですが、一応表通りに面した方を表側の入り口としておきます。
ライオン ⑨

表側の入り口はこんな感じです。
ライオン ⑦
まあ、百軒店(ここの地名です)はどこを歩いていても、
さながら裏道を歩いているような感覚に囚われるのですが…(そこが大好き)。
ライオン ⑧

これは裏口の扉。
ライオン ⑩

ここは店内も有形文化財並に素敵なのですが、残念ながら店内撮影禁止。
お店のHPもありますし、いろんな喫茶店雑誌にも紹介されていますのでご覧ください。
いえ、やはり一度実際に行ってみるのをおすすめします。

私はいつも、表側から入って帰りは裏口から。
座るのは二階、空いていれば窓辺の一人席。
窓からの採光を頼りに本を読んだり、書き物が出来るから。

以前は三階席、地下にも席があったようですが、現在は消防法により開いていないそうです。
残念…見学だけでもさせて欲しいもの。


 名曲喫茶 ライオン
    東京都渋谷区道玄坂2-19-13
    http://lion.main.jp/