増える「ソトアサ族」その実態。
平日仕事前に自宅以外で朝食を食べるという「ソトアサ族」が増えている。
日経産業地域研究所の調べによると、ここ1年で、
59.6%の人が自宅意外で食べており、1年前より約8%増えた(昨年:51.8%)。特に2,3年前から、
20代の男性、20-40代の女性が増えている。1食あたりにかける費用だが、男性が518円に対して、女性が614円で、若干、女性のほうが100円ほど高い。朝食の内容を見ると
1位:19.7%:コンビニで買って勤め先で食べる
2位: 8.9%:セルフ式コーヒー店
3位: 5.1%:ハンバーガー店
4位: 4.7%:コンビニ,ベーカリー以外の店男女の特徴を見ると
男性においては「コンビニのおにぎり+牛乳」が多く。女性は(30-40代)、駅ナカなどのおしゃれなカフェを積極的に利用している。またスープストックトーキョーでスープとパンのレギュラーセットが野菜が多く入っており760円でも人気だとか。
この背景には、男性と女性の朝食における価値観の違いがある模様。
男性は、素早く食事ができる(51.1%)女性は、自分が楽、気分転換になるが5割。ゆったり食事ができるというのも男性の2倍近く高い。
潜在的な
市場ニーズは高くなってきていると思う。
今後、様々な企業(ファーストフード店など)が、ソトアサ族を狙った展開をしていくと思うが、男性、女性で価値観が違う点を、よく見極めた戦略が必要になる。
どのように、展開してくるかは注目しておきたいところです。