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コロナでまたエラそう?「電気より命」の坂本龍一「福島放射能デマ拡散」&「原発の電気と放射線でがん克服」の過去 追記:クリス・バズビー逮捕

(固定された呼びかけ)
Ⅰ:朝日新聞2011年12月2日朝刊「プロメテウスの罠 第9回 我が子の鼻血 なぜ」(前田基行)の主人公「町田市の主婦 有馬理恵」は、主婦ではなく「従軍慰安婦ミュージカル」主演の「俳優座の社会派女優&日本共産党系活動家」です。TVにも出ています。完全に「フェイクニュース」です。動かぬ証拠があります(リンク先エントリーの②を読んでください)。
市民団体のメール魚拓「有馬さんは、“従軍慰安婦”をテーマにした憲法ミュージカルを演していらした方で、「プロメテウスの罠」の取材も受けていらっしゃいます。」
「主婦」有馬理恵
有馬理恵主演CM 「ハインツ・パスタ 牛肉とイベリコ豚の粗挽きボロネーゼ fitness class編 
有馬理恵は2018年には「俳優座代表取締役」に昇格しています。「日本を代表する劇団の幹部」だったのです
 朝日新聞よ、どうしてこの人が「主婦」なのか?まさしく「芝居」じゃないか。
この「事件」は、2018年5月に、「月刊HANADAプラス」が取り上げてくれました。渡辺康平福島県会議員のレポートです。


なお、朝日新聞いわき支局と南相馬支局は被ばくを恐れ、震災二日目の3月12日に住民を見捨てて郡山に「自主避難」しました。
朝日支局自主避難
こんな報道機関は他にありません この新聞が「吉田調書」をめぐり、「所員が命令違反で撤退した」記事を捏造してたのは驚きです。
  
 
Ⅱ:岡山大学の津田敏秀氏のいわゆる「津田論文」は、原発事故後の子どもの甲状腺がんの発見について、実は(著者の意に反して)福島県内で地域差が無い(=被ばく量と関係ない)ことを証明しています(リンク先エントリーの⑤を読んでください)。

Ⅲ:カタカナの「フクシマ」が「福島はヒロシマと同じ核による惨禍の土地」という誤ったイメージを植え付け、差別につながるレッテルであると、脚本家の倉本聰さん、ジャーナリストの田原総一朗さんらも指摘しています。山梨学院大学の小菅信子教授は、著書「放射能とナショナリズム」で、「フクシマ」は「福島をエネルギー植民地から反原発の聖地として再植民地化して支配するための名づけ直しだった」と指摘しています。「フクシマ」使用に反対します。福島が「フクシマ」と書かれて喜んでいる当地の人を、私は見た事も聞いたこともありません。これは「負の刻印=スティグマタイズ」です。人が嫌がる名前で呼ぶのは、最も明確な「差別」、「イジメ」、「人権侵害」です。

Ⅳ:立憲民主党は、これまで散々デマで福島を苦しめてきた「おしどりマコ」を参議院選候補に擁立しました。この事件の経緯は「ポストさんてん日記 立憲民主党公認、おしどりマコ問題のまとめ」をご覧ください。
こちらは「おしどりマコ」のデマを集めたアーカイヴスです、「氷山の一角」ですが。
おしどりデマ庫
osidori1.jpg ←「おしどりマコ」のコレは福島人を貶める史上最悪「繁殖奇形大量デマ」ツイです 福島人は「繁殖」しない 「奇形児が大量」なんて言わないしそんな事実もありません ヒド過ぎます

震災後に南相馬に移住した芥川賞作家 柳美里さんはこうおっしゃっています。 
https://twitter.com/yu_miri_0622/status/1143631788222193664
柳美里‏ @yu_miri_0622
言葉は人の顔に向かいます。
福島は奇形児が多い。
福島の娘は嫁にもらうな。
福島の子は知能が低い。
これらのデマは、明らかな差別です。
差別は、人の顔を見ずに人をカテゴライズし、レッテルを貼ります。
福島で生まれ、育ち、巣立っていく一人一人の子どもの顔を見て、言ってください。
14:27 - 2019年6月25日

柳美里‏ @yu_miri_0622 · 6月25日
原発反対運動のために、原発事故の被害者たちを利用し、差別するのは、もうやめませんか?


oshidori5.jpg「おしどり」の発言「放射能オリンピック」@ドイツ これを名称にしたドイツの反核「戦闘」団体が、日本の中核派と組んで福島の五輪競技を妨害する計画です(6/15エントリー参照)

幸い「おしどり」は落選しましたが、これらを基にした韓国の福島攻撃が続いています。これでハッキリわかるように、「放射能デマ」の正体は科学的根拠を無視した、憎しみ感情に訴えるだけの「政治運動、プロパガンダ」です。賢明な方は、なぜこれらの「放射能デマ」が起こり、続くのか?=すべては根底にある「原発は(それを推進した国は)憎むべきもの そのためには福島の放射能による被害が酷い方が都合が良い」という感情によって起こっている、という事を理解できると思います。

韓国・文在寅政権「日本は放射能汚染されている」プロパガンダのウソ
それでも、冷静かつ毅然とした対応を  林 智裕 現代ビジネス8/29

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66798 
(ま、東京オリ・パラは延期になったけどにゃ)

ウォーキング・デッド「たかが電気」坂本龍一
まったく「コロナ」騒ぎは「福島放射能デマ」の再来だにゃ。今度は正に9年前に「福島放射能デマ屋」だった坂本龍一が、すっかり「過去を糊塗して」、コロナに関連して何かエラそうな事を言っているらしい。

「たかが電気のために」⇒「たかがライブハウスのために」坂本龍一が投げたブーメランが8年後に音楽業界に帰ってくる
https://togetter.com/li/1488246
ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア / 世界各国に広がるニュースサイト @HuffPostJapan ライブハウスや劇場に助成金交付を。署名運動「#SaveOurSpace」に20万筆が集まっています。
坂本龍一さんや水原希子さん、後藤正文さんなど、多くのアーティストが賛同者に。
署名はあす31日13時まで受け付けています。
huffp.st/GcEjulJ
2020-03-30 20:30:40


坂本龍一って、そもそも「ライブハウス」になんて出ないんじゃないの?またしても、「当事者」でない「他人事」で、「正義の味方」やって、「ありがたがられるヒーロー」演出か、そんならさっさと自分で寄付しろよ、って第一印象だが、それはともかく、坂本龍一が(長距離)ブーメランを投げたのは、福島の原発事故についての「反原発」集会での、

2012/7/6
「命あっての経済なんで、命を蔑ろにする経済は、間違っているんですね」
2012/7/16
「言ってみれば、たかが電気です。たかが電気のためになぜ命を危険に晒されなければいけないのでしょうか?たかが電気のために、この美しい日本、そして、国の未来である子供の命を、危険に晒すようなことをすべきではありません」


が始まりだ。坂本は今回は音楽界の代表者みたいになって、コロナ禍で困っている「ライブハウスや劇場に助成金交付を」という運動をやっているが、あの2011年3月の福島の原発事故以後は、「反原発」の集会で、「原発の電気」=「たかが電気」だから止めて、「子どもの命」を守ろう、と主張していた。あの時は経済と命を対立させて、経済を軽視していたので、何だか今回と矛盾していると思った人が、案外大勢いたのである。

要するに原発=エネルギー・経済より人間の命を優先しろ、っていう「美しいテーゼ」だったのだろうが、しかし人間は経済で生きる、金が無いと死ぬ。原発で働く人にだって子供はいる。日常的に医療施設の電力で命が助かっているが、それは原発製だろうと、火力製だろうと変わらない。福島の原発はぶっ壊れて止まったし、第二原発も止めた。福島の子供は被ばくによって死んではいない。坂本の単純な「二項対立」主張は、いかにも日本を出てNYに住む「アーチスト」という、リアリティを欠いた「ヒーロー」が考えそうな観念論で、「ブンカジン」を有り難がる「反原発」の支持を集めていた。しかし、実際は「福島の原発=子ども殺し」、というヒステリックな誤った「印象」を広げる、政治的プロパガンダでしかなかった。これがエスカレートして、ワタシラ福島に残った者は「(自主避難しないで)子どもを殺す気ですか」などと、散々罵詈雑言を浴びせられたのだ。

この罵詈雑言を現実化して見せたのが、大阪の「葬列デモ」だった。2011年の秋に、「これから被ばくで死ぬ福島の子どもの葬式をやっておく」という恐るべきスローガンで、大阪の繁華街を「反原発」と自主避難者が棺桶を担いで練り歩く、私たち「福島の子どもの葬式」がおこなわれた。この行為の首謀者の中に、「人権派」らしき「阪南大学准教授」がいた。参加者は軒並み「感動的なデモだった」として、自画自賛していた。そして彼らは「これから福島の子どもが被ばくで死ぬ」はずなのに、「私の家は狭いけれど、出来るだけ引き取って面倒みます」などという心優しい人は、一人もいなかったのだ。これは本当に酷かったが、「人権」、「子どもを守る」などと、安全圏から「他人の代弁者」として、「正義」を声高に叫ぶ行為自体が、実は人間の中に「異なる意見を持つ者を殺しかねない暴力的な狂気」を培うのではないか、と気づく契機にはなった。

「信夫山ネコの憂鬱」卑劣な「葬列デモ」カテゴリー
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-category-15.html

この「精神構造」が、後の広河隆一「人権派強姦魔」等に、脈々と連なっているのではないか?
「信夫山ネコの憂鬱」広河隆一性暴力事件カテゴリー
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-category-24.html

ところで坂本龍一についてだが、このtogetterで書かれたことの前、2011年3月原発事故のすぐあとの5月連休(つまり丁度9年前だ)に、福島の子どもについての酷い「放射能デマ」を流していた。これは信夫山ネコがしっかり記録している。

2011年5月5日 坂本龍一が「放射能デマ屋」と化した日
連休中「静岡に避難した福島の小学生が死亡」というデマ
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-2.html
ここで書いたURLは全て失われていたので、別なURLを探した

「福島小学生が原発放射線で死亡」 坂本龍一ツイッターでデマ「拡散」 J-cast 2011年05月11日20時04分
https://www.j-cast.com/2011/05/11095295.html?p=all
https://megalodon.jp/2011-0522-1819-26/www.j-cast.com/2011/05/11095295.html
音楽家の坂本龍一さんが、ツイッターで「被ばくした小学生が病院で死亡した」というデマをRT(リツイート)し、ネット上で非難された。以前、「(呟きの)内容は自分で判断してください」と投稿していたこともあり、「無責任だ」という声が挙がっている。
坂本さんは、2009年からツイッターを始め、2011年5月11日現在、約16万人にフォローされている。

情報ソースは環境保護団体のメーリングリスト
坂本さんの呟きが問題に。
東日本大震災後は反原発の立場から積極的に原発に関する呟きを頻繁に投稿していたが、5月5日、「本当なら由々しき事態」として、「福島から避難した静岡の病院で小学5年生が亡くなりました」というブログ記事へのリンクを投稿した。
「脱原発の日々」という名前のブログで、福島県の小学校5年生の子どもが、福島第1原発の水素爆発で被爆し、「鼻出血など放射線障害の急性期症状」で静岡県の病院で死亡したという内容だった。情報ソースは環境保護団体のメーリングリストだという。
その後、その日のうちにブログ記事は削除された。削除理由について、ブログ主は親族のプライバシー保護などのためと説明した。
もちろん、5月11日現在、放射線被ばくが原因で子どもが死亡したという報道はなく、デマだった。しかし坂本さんのフォロワーは「本当なの?」と冷静な人もいたものの、「いたたまれないです」と真に受けてしまった人も多かった。

「有名人なら安易に拡散するべきでない」
坂本さんはその後も「デマであることを望む」「子供は亡くなっていないというですから、そうであることを望むという意味です」と投稿。ただ、フォロワーから「医学的にありえない」と指摘されても「自然界にあり得ないことはないと思うけどね。福島原発だって『絶対』安全だって言われてきたでしょう。放射能の表れ方は確率的だそうですし」と呟いていた。
「本当なら」と前置きしていたものの、結果的に坂本さんがデマ情報を広めてしまったことになり、ネットでは「素人目にも99%デマですよ」「本当に無責任。有名人なら安易に拡散するべきでない」といった非難の声が挙がった

「なんでRTした先の内容まで責任をもつ必要があるんですか?」
坂本さんは4月中旬に、「東電株を反原発派のみんなで買えば反原発の議案を提出して議決権を使うことができる」といった趣旨の呟きを、何の説明もつけずにRT。「本気にして買った人がいたらどうするんですか」といった反応が寄せられたが、「俺はRTしただけ」「なんでRTした先の内容まで責任をもつ必要があるんですか?」「内容は自分で判断してください」と反論していた。

ITジャーナリストの井上トシユキさんは、
「震災後、著名人がブログやツイッターにあることないこと書いて、はしゃぎすぎている印象があります。確かに、著名人だから真偽を見極められるとは限りませんが、誤った情報を信じちゃう人も多いんですから、影響力大きい人が本当かどうかわからない内容を投稿するのは控えるべき。特に坂本龍一クラスだと政治家や大学関係者にも知り合いがいるでしょうから、呟く前に周りに聞けばいいんです。『自分で判断』というのは開き直りですよ。『RTしただけ』というのも、その内容について、いいとも悪いとも思ってないなら何のためにRTするのか。それなら最初からRTしなきゃいい。やはり、普通の人が投稿して無視される内容でも、影響力のある人だと広がっちゃうんですから、気をつけて呟くべきです」
と話している。

まったく無責任極まりない「デマ屋」、あの頃の倒壊デマやイエロー太と同等だった。

「いいなさん」のブログ
http://iina-kobe.com/entry40/
(坂本龍一は)自分は電気自動車の宣伝をしておきながら、電気をつくる原発に反対しております。

マスゴミとか、「ブンカジン」、「市民」等が、「反原発」坂本龍一を持ち上げ過ぎ。あの5月連休、信夫山ネコはあのエントリーに書いたように、本当に「福島の人間(ネコも)はこのデマ知った時に、本当に「死んだ小学生」を悼んだ。「どこの子だろう、知っている人の子供じゃないだろうか、かわいそうに」等と心が折れたよ。」だった。この事は一生忘れられない。

しかし、坂本龍一の行状は、これだけに留まらなかった。

放射能デマ拡散の3年後、坂本龍一の咽頭がんの不思議な「大スクープ」事件
2014年7月10日朝8時、スポーツニッポンの「スクープ」によって、坂本龍一が咽頭がんであることが判明した。これは「音楽家」についてスポニチが「スクープ」したという、世にも珍しい、超不思議な「スクープ」だった。他社は全く報道していない「すっぱ抜き」で、恐らく1948年の「スポニチ」創立以来、こんな「大スクープ」は皆無、空前絶後だ。

反原発譲れん…咽頭がんの坂本龍一、放射線治療は拒否  [ 2014年7月10日 08:00 ] スポニチ
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/07/10/kiji/K20140710008536020.html
世界的音楽家の坂本龍一(62)が中咽頭がんの治療に専念するため、演奏活動を全面的に休止することが9日、分かった。咽頭がんに効果があるとされる放射線治療については、反原発運動の先頭にたってきた立場から拒否する考えを主治医に伝えている。自らの命にかえても「反原発」だけは譲れないという不屈の精神で、世界の“教授”が闘病生活に入る。

坂本とマネージャーの発表が7月10日にあることは、音楽業界ではもう「予定」として流通していたらしい。そのためか、「反応」は異様に速かった。僅か45分後に出ている。これは「予定稿」と考えるのが自然ではないか?

坂本龍一「咽頭がん」反原発の立場から放射線治療拒否も…ファン「治療と反原発は別」  musicvoice編集部 14年07月10日08時45分
https://www.musicvoice.jp/news/20140710015971/
音楽家の坂本龍一(62)が中咽頭がんを患っていることをスポーツニッポンが10日付紙面で伝えた。同紙によると、今年6月に喉の違和感を感じ、精密検査を受けたところ7月初めにがんであることが判明したようだ。10日中にも公表し療養生活に入る。療養中は演奏などの活動は休止するが、楽曲創作は続けるという。
咽頭がんの治療は、手術や抗がん剤などの方法がある。どれを選択するかは不明ではあるものの、同紙によれば、反原発運動の先頭に立ってきた立場から放射線治療を拒否する考えを主治医に伝えているようだ。
今回の報道を受けてネットでは驚きの反応を示しており、大手掲示板ではこの件に関するコメントが多数投稿されている。内容をみると、励ましの声が多くみられるがその一方で、放射線治療拒否との報道に「がん治療と反原発は話が別だろ」「反原発と医療行為の放射線治療とどう関係あるの?」という声も寄せられている。


ということで、「反原発」からさえ、「放射線治療受け手くれ」という声が相次いだ(らしい)ということになった。7月10日の朝の大騒ぎだった。そして、早くも11時53分には、坂本とマネージャーの「反論」がネット・ニュースに出た。

がん告白の坂本龍一が報道に呆れ
https://news.livedoor.com/article/detail/9028138/
音楽家の坂本龍一が、自身をめぐる一部メディアの報道に対しTwitterで疑問を呈している。
10日に複数のメディアが坂本について「6月に入ってから喉に違和感を覚えはじめ、
咽頭がんと判明した」などと報じたが、スポーツ紙「スポーツニッポン」含む一部メディアは、
同日付でこの話題を取り上げ「反原発運動に携わってきた立場から『放射線治療は拒否』」などの情報も掲載していた。
この記事のことを指しているのか、坂本のマネージャーは同日に自身のTwitterアカウントで
「スポニチーーなんて適当な記事...」と投稿し、不信感をあらわにした。
また、坂本自身もマネージャーのツイートを引用し「読んでないけど。 ああいう芸能記事を真に受ける人いるの?」と投稿し、同紙の報道に疑問を呈している。 なお、坂本は同日に公式サイトにコメントを掲載し、6月末に中咽頭癌が見つかったことを正式に公表している。
コメントでは、坂本がしばらく治療に専念すること、現在携わっている札幌国際芸術祭2014に立ち会えなくなることや、
7月30日に予定していたパークハイアット東京でのライブが中止となることについての謝罪の言葉も綴られているが、治療の詳細については触れられていない。
2014年07月10日11時53分

読んでないのに「ああいう」って・・・結局読んだのでしょうね。「ああいう・・・真に受ける人いるの?」というのも奇妙な反応だ。
本来ならば、「この記事は事実ではない、断固抗議し、謝罪訂正を要求する」ではないのか?「命に関わって」ますが・・・それからこの記事の「スポニチ含む一部メディア」というのは全く不思議だ。スポニチの他にこんなニュースを伝えたメディアは見当たらない。ちなみに「マネージャー」のツイは、
https://twitter.com/skmtmgr/status/487038955477794817 である。本当に「スポニチーーなんて適当な記事」としか書いていない。だがこれからしても、「誤報」?は「スポニチ」だけだったのだ。なぜこんなに「フェイク」だらけだったのか?

この「スクープ」の前、「スポニチ」は「反原発の英雄坂本龍一」を熱心に報道していた。

坂本龍一 脱原発の音楽フェス開催へ「“非核”という気持ちを示したい」 [ 2012年3月27日 12:20 ]
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/03/27/kiji/K20120327002916340.html
 ミュージシャンの坂本龍一(60)が27日、都内で会見し、7月7、8日に千葉市美浜区の幕張メッセで脱原発をテーマとした音楽フェスティバル「NO NUKES 2012」を開催することを明らかにした。
 坂本は「原発だけでなく、核兵器を含めて“非核”という気持ちを示したい。社会に対してミュージシャンとしてきちんと意見を述べようと思っていた」と話した。
 27日に発表された出演予定者は、シンガー・ソングライターの斉藤和義やYMO、ロックバンド「ASIAN KUNG―FU GENERATION(アジアン・カンフー・ジェネレーション)」など計9組。
 出演者は今後、増える見通し。フェスティバルの収益は全て「『さようなら原発』一千万人署名市民の会」に寄付するという。


この記事は「真に受けて」問題ないのだろう。また、この「スクープ事件」の後も、「スポニチー坂本」関係は良好だった。
がん治療中の坂本龍一「天から与えられた充電期間 大事にしたい」 [ 2015年5月30日 05:30 ]
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/05/30/kiji/K20150530010442260.html
中咽頭がん療養の坂本龍一 9・7放送FM番組でメディア復帰 [ 2015年8月28日 05:50 ]
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/08/28/kiji/K20150828011019920.html

これらは、「読んでないけど。 ああいう芸能記事を真に受ける人いるの?」とは言えない、坂本の見解、意向を伝える記事だ。もっとも2015年の記事は、あの「スクープ」のお詫びとして、坂本側が書かせた可能性は一応ある。

ではあの「スクープ」は何だったのか? 答えは「三択」、この中にあるだろう。
A1:スポニチの暴走、全く根拠のない憶測記事。
A2:坂本に近い筋(と称する者)等からのリークがウソだった。スポニチは騙された。
A3:坂本側がスポニチに「やらせ」を頼んで書かせた。スポニチは坂本側と「グル」だった。

記事中の「拒否する考えを主治医に伝えている。」という堂々たる「断言」が気になる。A1ではいくら何でも、こうは書かないのではないか?となると、A2かA3である。また、もしA1、あるいはA2であるならば、坂本側はスポニチに抗議し、スポニチは(理由はともかく間違った記事だったので、世間をお騒がせしたことか何かを)謝罪、また、例え本当はA1であっても、A2と称して誤魔化す・・・という展開もありそうだったが、そうはなっていない。坂本側の態度は極めてソフトで、スポニチに対してツイの他には何もなかった。残るのはA3であるが・・・???

2020年の今日まで、この事件は「うやむや」、スポニチは明確に事実に反する記事を出したのに一切謝罪せず、「だんまり」のままなのである。

中咽頭がん告白の坂本龍一 「放射線治療拒否」報道の怪 7月16日 AERA
https://dot.asahi.com/wa/2014071500109.html?page=1
所属事務所も、治療方法の詳細を公表する予定はないとしながらも、こう困惑する。
「放射線治療を断固拒否するということはなく、それも含めて、今後、担当の医師と相談して治療方法を決めていく予定です。『反原発だから』と断定された報道には、本人もあきれているようです」スポニチ文化社会部に問い合わせると、
「しっかり取材はしておりますが、詳細についてはお話しすることはできません」
とのこと。病気に加えて予期せぬ逆風を受けてしまった「教授」だが、「必ずきちんと治して戻ってまいります」という力強いコメントどおり、早期復活に期待したい。


まさにあの「スクープ」は、一瞬「逆風」に見えたものの、結局は坂本の「早期復活期待」を世間に呼び起こした。坂本は結果的に、「反原発」から「どうして治療に放射線を使うのか、大量被ばくになる」等と突かれることもなく、また、「電気より命」発言の矛盾を突かれることもなく、「デマ報道の被害者」として、多数が応援する中、米国で堂々と 治療に専念できるという、「プラス効果」を得た。日本社会は坂本がNYでがん治療、というところで、その意味を考えることなく「思考停止」した。坂本は「放射線治療を受ける(た)」と明言してはいないが、その後の回復度から言っても、常識的に「受けた」と見るのが妥当だろう。

坂本龍一はニューヨークで、(原発の)電気(と放射線)で自分のがんを治療した
もう少し前に戻って、「思考」するべきだろう。「たかが電気のためになぜ命を危険に晒されなければいけないのでしょう」に戻る。

坂本がニューヨークでのがん治療に、医療施設の電気を使ったことは間違いない。100%事実である。これは他の人間にとっては当然だが、「たかが電気~」と主張した坂本については、当然というわけにはいかない。このままでは「ダブスタ」である。彼は咽頭がんに罹患して、「電気無しでは命を危険に晒す」ハメになった。ここは本来、反省と思想の転換の表明があって然るべきだったが、何も無かった。スポニチの「スクープ」が引き起こした、世間の「思考停止」の恩恵で、坂本は誰からも矛盾を批判されなかったのだ。

米国は世界一の「原発大国」である。現在全米で100基程の原発が稼働していて、全電力供給の19%を原発が占めている。ニューヨーク市の北、僅か38キロのハドソン川左岸(あの陸軍士官学校で有名な「ウエストポイント」より近い地点)にはインディアン・ポイント原発があり、これは老朽化、テロ対策等から2021年までの廃炉が決められたが、坂本ががん治療に専念していた2014年には、この原発はもちろん電力供給の中心だった。ここには原子炉が2基あって2000メガワット以上の発電量があり、ニューヨーク市とその北にあるウエストチェスター郡のエネルギーの25%を賄っていた。

坂本龍一は(原発の)電気のおかげでがんを克服した。原発に感謝しろ、とまでは言わないが、どう考えても「電気に感謝しろ」は間違いない。

この過去を糊塗して、コロナ禍でまでエラそうな「ブンカジン」として、無責任な「正義の味方」を演じているのを見るのはもう沢山、お腹いっぱいだ。音楽界や劇場等が大変なことはよくわかるが、今や「空虚な権威」でしかない彼が名を連ねたり、言及する「請願」の類には全く賛成できない。ゾッとする。違う方法を考える。

オマケ
https://twitter.com/harukazechan/status/1255080367683321856
これは結構面白いですね。演劇の平田何とかもヒデーな。
上記は削除されたので、代わりのコレで。
https://twitter.com/harukazechan/status/1255866801507852288

追記(5/7)
クリス・バズビーの逮捕(2018年9月13日)についてはコメ欄に書いたが、別の記事もあったので翻訳を載せておく。

テレビ番組「今日のロシア」に出演した英国の核専門家の家が警察に強制捜査された~数人の警官が気分が悪くなった 化学物質中毒の疑い Daily Mail 2018年9月13日
https://www.dailymail.co.uk/news/article-6163967/Home-British-nuclear-expert-appears-Russia-Today-raided-police.html

・静かなデボンの町ビデフォードにあるクリスバズビー博士の家が、警察に強制捜査された。
・最初は女性の安否に関する懸念を理由に、警察が捜査に現れた。
・しかし、警官が気分が悪いと訴え、すぐに危険地域対応チームの救急車が派遣された。
・73歳の核科学者の家は封鎖され、彼は逮捕された。
・この事件は3月にソールズベリーで、元ロシアのスパイだったセルゲイ・スクリパルと彼の娘ユリアが殺害未遂となった事件(注:ノビチョク事件)とは、関係無い。
 (中略)
バズビー博士(73歳)は自宅に自分の実験室があり、カンブリアのセラフィールド原子力発電所の近くで採取された放射性泥のサンプルなどを保管していると言われています。

バズビー博士の隣人たちは、今日の家宅捜査の前に彼がパートナーと争っていた時、警察がここに到着した様子を話しました。

ある人の発言: 彼はかなり風変わりな男として知られている。 私たちが知っているのは、彼が自分自身を非常に秘密にしている退職した科学者であることです。 彼と一緒に住んでいる女性がいます。捜査が始まった時、彼ら二人が玄関の外で警察官と言い争いしているのを見ました。

別の発言:軍の爆弾処理部隊と、何十人もの警察や消防士が現れたのにはかなり当惑した。ここは通常とても静かです。しかし、ビデフォードの家のどれかが爆発物恐怖の対象となるなら、あなたはそれがこの家であることにお金を賭けると思います。

近くの店主は、バズビー博士が独特の黒いベレー帽を身に着けて、狭い町の中心部の街路を散歩しているのを時々見たと言いました。「ビデフォードはノビチョック事件についての噂がすでにある場所です」と彼女は付け加えた。「しかし、彼が今日警察官と一緒に家に戻っていたので、事件はそれほど深刻ではないのでしょう。」

デボンとコーンウォール警察の声明は次のように述べています。「捜査中に、数人の警官が気分が悪いと言ったので、現場からすぐに連れ出され、警戒線が設置されました。危険区域対応チーム(HART)の救急車が、これらの警官に対応しました。施設内を検索したところ、専門職員と爆発物処理(EOD)チームによって、専門家の分析を必要とする多くのアイテムが見つかりました。」

(以下略)

この近所迷惑オッサンは、そもそも英国社会の普通の人からは、マトモに相手にされていなかったのではないだろうか・・・・
原発事故の後、クリス・バズビーの「ECRR」を持ち上げた「福島大学原発災害支援フォーラム」のHPがまだ残っていた。

http://fukugenken.e-contents.biz/proposal
福島大学原発災害支援フォーラム(FGF) 提言
②被曝量が下がればリスクは減るものの、どんな低線量でもリスクはゼロではないとする立場
【アメリカ科学アカデミー, 原子放射線の影響に関する国連科学委員会, 国際放射線防護委員会(ICRP)】
③低線量だからといって、必ずしもリスクは小さくならないとする立場 【欧州放射線リスク委員会(ECRR)】

★県は、②ならびに③の立場の専門家もあわせてアドバイザーとして招聘すべきである。
★県および福島大学は、②や③の観点から低線量被曝のリスクが必ずしもゼロであると断言できないことを認識し、低線量被曝を防ぐための具体策(マスクや線量計の配布など)を講じるべきである。


バズビーをアドバイザーにするつもりだったようだ(ちなみに②はLNT仮説だろうが、准教授たちはこれも「ゼロリスクではない」に変換しているのが面白い。要するに「危険厨」ですかね、ちなみに彼らは今も福島にいるが、毎日こんなこと考えて生きているのか?そうは見えませんガ-)。しかしあの時も「マスク」だったね~。「線量計」は今なら「抗体検査キット」かよ。とにかく福島唯一の国立大学の准教授陣が、軒並みこんなくだらない「バカ発見器」にひっかかっていたのだ。
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shinobuyamaneko

Author:shinobuyamaneko
 福島県福島市の信夫山に住むネコです。
 2011年3月の原発事故以後、ネット上には「もう福島市は放射能高くてダメ!逃げてください!」「福島はチェルノブイリ以上!」「子供を見殺しにしないで!」等の「反原発の叫び」が溢れました。こういう「叫び」「脅し」の効果もあって福島に来る人は激減。街は沈み、市民もネコも「すぐに逃げてください!」に怯えながら、静かに暮らしていました。(←しばらくすると連中の嘘・デマがバレてきて、みんな元気になってきましたが。)
 この種の「叫び」の根底に、「反原発」の「福島壊滅ならば原発全廃にできる!大大大チャンスだ!」っていう「喜びの」心理はないですか?原発全廃の為にはまず「福島壊滅」が必要とばかりに、科学的、医学的、論理的に怪しい説、大げさな数字等が「連呼」「拡散」されていないですか?それが「正義」になっていませんか?
 信夫山ネコは「故郷福島壊滅」を「原発全廃」の手段に利用することに断固反対です。もし根拠がない数字や説の拡散による自殺とかの悲惨な「風評被害」が出たら、大人しい福島人も終には訴えたりするのかにゃ。そんな日の為にも、今はとにかくデマ、風評、誇張、脅し等を除染しながら記録するにゃ。(「リンクフリー」です 対「反原発」、対「放射脳」等での引用ご自由に)

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