Patrick Paige II / Letters of Irrelevance
- 2018-05-22 /
- ヒップホップ
本体はもちろんですが、シド、マット、スティーブ・レイシーとソロ作も調子が良いThe Internetから、ベースのPatrick Paige IIのソロ作が発表されたんですが、とても良かったです。
以前発表されたEP(フリーDL作品)はインディーロックとヒップホップをかけ合わせた様なミッドテンポで荒削りなところが良かったですが、今回はその感じを更に完成させた様な内容に。
5月というこの時期に、いきなり47歳の女性が歌うクリスマス曲が1曲目という謎が多い始まり方をし(話しているのを聴いているとスーザン・ボイルがどうのとか、ヴァージンがどうのとか言っているが)、そのまま数曲はネオソウルのような曲が続き前作からのクオリティーの向上を感じさせます。
そしてそれを抜けると5曲目の2分半以上あるインタールードが来るんですが、分離した音像とヌルっとした質感で大変気持ち良くて本当に格好良くてヤラれてしまい、この流れを再度体験したくなりもう1回頭まで戻って聴き直すということに。
その極上の前半戦が終わると6曲目は、滑らかなトラックの上で、留守電に入った女性からの罵倒みたいなのが延々流れるというもので、1曲目と言い一体なんなんだという感じなんですが、それが過ぎればジインターネット節なのからトラップ的なスネアを配した未来的な曲まで、ヒップホップ要素も有りながら、これまた捨て曲無しで一気に過ぎていく感じです。
アルバム自体11曲と曲数が少ないのもありますが、やっぱこれくらいの量で全曲最高というのが1番集中力が続くんで良いです。
ちなみに御本人のYoutubeに行くと全曲試聴出来るみたいです。
Patrick Paige II / Letters of Irrelevance
こちら前作
以前発表されたEP(フリーDL作品)はインディーロックとヒップホップをかけ合わせた様なミッドテンポで荒削りなところが良かったですが、今回はその感じを更に完成させた様な内容に。
5月というこの時期に、いきなり47歳の女性が歌うクリスマス曲が1曲目という謎が多い始まり方をし(話しているのを聴いているとスーザン・ボイルがどうのとか、ヴァージンがどうのとか言っているが)、そのまま数曲はネオソウルのような曲が続き前作からのクオリティーの向上を感じさせます。
そしてそれを抜けると5曲目の2分半以上あるインタールードが来るんですが、分離した音像とヌルっとした質感で大変気持ち良くて本当に格好良くてヤラれてしまい、この流れを再度体験したくなりもう1回頭まで戻って聴き直すということに。
その極上の前半戦が終わると6曲目は、滑らかなトラックの上で、留守電に入った女性からの罵倒みたいなのが延々流れるというもので、1曲目と言い一体なんなんだという感じなんですが、それが過ぎればジインターネット節なのからトラップ的なスネアを配した未来的な曲まで、ヒップホップ要素も有りながら、これまた捨て曲無しで一気に過ぎていく感じです。
アルバム自体11曲と曲数が少ないのもありますが、やっぱこれくらいの量で全曲最高というのが1番集中力が続くんで良いです。
ちなみに御本人のYoutubeに行くと全曲試聴出来るみたいです。
Patrick Paige II / Letters of Irrelevance
こちら前作
- THEME : HIPHOP,R&B,REGGAE
- GENRE : 音楽
cero / POLY LIFE MULTI SOUL
- 2018-05-16 /
- ソウル、ファンク
一度聴いたら忘れられないよく出来たキャッチーなイントロ、家出のストーリー+神が出てくるやや奇妙な歌詞、薄暗い室内でプリンストン大学のスウェットというOrphansのビデオを見たのが初めての出会いだったのですが、それを収録したアルバムはその時代(2015年)を通った人達の中できっと象徴的なアルバムになるのではないかと、それまでほとんど知らなかった田舎者の私も聴いてすぐに思った次第です。
D印なドス黒いファンクから、オーセンティックなヒップホップ的要素、そしてジャジーなものまで、黒人の音楽を聴いてきた私にも馴染みやすい美味しいところを上手く集約したトラックに、良い意味で線が細いボーカルのアンバランスな組み合わせが、とても魅力的に感じて引っ掛かったのですが、新アルバムはどうやってそれを越えて来るのかとても楽しみにしておりました。
分かりやすいヒップホップ的なアプローチは無くなったものの、それ以外の曲の方向性は前作と変わらない気がしておりまして、更にどのトラックも1~2段階濃厚さやタイトさディープさが上がり、より太くファンキーに、またボーカルはやや骨太になった印象であります。随分走り込んで足腰を強化してきたような感じと言いましょうか、好きだった甘酸っぱさの部分は抑えられはしましたが、こんだけ格好いいのなら良しでありますね。
とはいえこうしてタフになりつつも、ちゃんと8曲目みたいなゆったりしてメローでキャッチーな歌の曲も入れてくれており、夏用としても大変良い感じだと思いますので是非ミックスでも聴きたいです。
ここ最近は以前よりもというレベルではありますが国内のバンドのアルバムもちらほら聴くようになったんですが、そんな私ごときが言うのもアレですが、自分の聴いているものの中では仏血義理でして、今作で一気にポーンと行った感じします。
ちなみに5曲目にJuvenileという単語が連呼されるのですが、今までそれといえばコレだったわけで、この機会に調べてみましたら少年という意味だったんですね。
cero / POLY LIFE MULTI SOUL
初回盤(A)
初回盤(B)
D印なドス黒いファンクから、オーセンティックなヒップホップ的要素、そしてジャジーなものまで、黒人の音楽を聴いてきた私にも馴染みやすい美味しいところを上手く集約したトラックに、良い意味で線が細いボーカルのアンバランスな組み合わせが、とても魅力的に感じて引っ掛かったのですが、新アルバムはどうやってそれを越えて来るのかとても楽しみにしておりました。
分かりやすいヒップホップ的なアプローチは無くなったものの、それ以外の曲の方向性は前作と変わらない気がしておりまして、更にどのトラックも1~2段階濃厚さやタイトさディープさが上がり、より太くファンキーに、またボーカルはやや骨太になった印象であります。随分走り込んで足腰を強化してきたような感じと言いましょうか、好きだった甘酸っぱさの部分は抑えられはしましたが、こんだけ格好いいのなら良しでありますね。
とはいえこうしてタフになりつつも、ちゃんと8曲目みたいなゆったりしてメローでキャッチーな歌の曲も入れてくれており、夏用としても大変良い感じだと思いますので是非ミックスでも聴きたいです。
ここ最近は以前よりもというレベルではありますが国内のバンドのアルバムもちらほら聴くようになったんですが、そんな私ごときが言うのもアレですが、自分の聴いているものの中では仏血義理でして、今作で一気にポーンと行った感じします。
ちなみに5曲目にJuvenileという単語が連呼されるのですが、今までそれといえばコレだったわけで、この機会に調べてみましたら少年という意味だったんですね。
cero / POLY LIFE MULTI SOUL
初回盤(A)
初回盤(B)
- THEME : HIPHOP,R&B,REGGAE
- GENRE : 音楽
Playboi Carti / Die Lit
- 2018-05-15 /
- ヒップホップ
前作はメジャーレーベルのクレジットもあるし、売っているし、充分完成されているなと思っていたPlayboi Cartiのミックステープですが、あれじゃなくて今回のこれがファーストアルバムになるわけで、今更こんな話をするのもアレですが、それにしたってミックステープとアルバムの境目は一体なんなのか、本当にいまだによく分からない私であります。
基本的には前作と同一路線ではありますが、中でも多めに参加していた話題のプロデューサー(&ラッパー)、Pi'erre Bourne(浮遊感のあるクリアーでメローなシンセサウンド)の支配率がさらに上がり、自分の好きだった部分の濃度が上がった感じで嬉しいです。そう言えばこの間ポストしたFamous Dexのアルバムの一曲目もPi'erre Bourneだったな。
もちろんでデビュー戦ということもあり、Skepta、Travis Schott、Lil Uzi Vert、Nicki Minaj、Chief Keef、Gunna、Young Thug、Young Nudy、Pi'erre Bourneなどゲストが大分豪華。
一点気になっている点として、今回もA$AP MOB関連のレーベル(Interscope系)なんですが、前作はロッキーが参加しておりましたが今回は周辺の人脈は見当たらず、本当に別の地区の人を仲間感の強い所から出しているように見えて不思議な感じしますね。今後は開けた色々なものを扱うレーベルみたいな感じの運営をしていくのでしょうか。
自分の好きな感じを見失い一年途方に暮れるなど、いまだに突然路頭に迷う感覚がありますが、最近はこのアルバムの様な自分にバチっとハマるものがありとても嬉しいです。ただまた少しすると見失なったりするのかと思うと、いつものことではありますがややうんざりします。まあ探しているのも楽しいですが。
Playboi Carti / Die Lit
この88risingの映像に出てくるPlayboi Carti、ベティちゃんのTシャツ着て、一言も喋らず謎めいております。この映像が出た時今のラッパー達は腕を動かしてこうやって踊るのかと軽い衝撃を受け、通算30回以上は見ております。
基本的には前作と同一路線ではありますが、中でも多めに参加していた話題のプロデューサー(&ラッパー)、Pi'erre Bourne(浮遊感のあるクリアーでメローなシンセサウンド)の支配率がさらに上がり、自分の好きだった部分の濃度が上がった感じで嬉しいです。そう言えばこの間ポストしたFamous Dexのアルバムの一曲目もPi'erre Bourneだったな。
もちろんでデビュー戦ということもあり、Skepta、Travis Schott、Lil Uzi Vert、Nicki Minaj、Chief Keef、Gunna、Young Thug、Young Nudy、Pi'erre Bourneなどゲストが大分豪華。
一点気になっている点として、今回もA$AP MOB関連のレーベル(Interscope系)なんですが、前作はロッキーが参加しておりましたが今回は周辺の人脈は見当たらず、本当に別の地区の人を仲間感の強い所から出しているように見えて不思議な感じしますね。今後は開けた色々なものを扱うレーベルみたいな感じの運営をしていくのでしょうか。
自分の好きな感じを見失い一年途方に暮れるなど、いまだに突然路頭に迷う感覚がありますが、最近はこのアルバムの様な自分にバチっとハマるものがありとても嬉しいです。ただまた少しすると見失なったりするのかと思うと、いつものことではありますがややうんざりします。まあ探しているのも楽しいですが。
Playboi Carti / Die Lit
この88risingの映像に出てくるPlayboi Carti、ベティちゃんのTシャツ着て、一言も喋らず謎めいております。この映像が出た時今のラッパー達は腕を動かしてこうやって踊るのかと軽い衝撃を受け、通算30回以上は見ております。
- THEME : HIPHOP,R&B,REGGAE
- GENRE : 音楽
beipana / H30年度 春期beats | a lofi chill mix for spring
- 2018-05-10 /
- DJミックス
例年通りGW以降は夏に向かってそのまま気温が上がっていくと思っておりましたが、何故か家を出る時長袖を3枚(ロンT、長袖シャツ、ウインドブレーカー)という状況になって風邪を引かないかと心配になっております。
公開してからしばらくの間聴いておりましたが、GW前に気温が上がったのをキッカケにポストし忘れていたのを思い出しましたこちら、私もいつもツイートを参考にさせてもらっているbeipanaさん(@beipana)の春用ミックス。まだ5月中(春扱い)ですし、これくらいの気温なら良いかなとこの3日間くらい再び聴いております。
トラックリストは無いのであくまで自己調べでありますが、春らしいフワフワした新旧世界中の音楽を選曲しており、エレクトロニックなものから、ファーサイドのランニンのリミックスやLo-Fiなヒップホップ系トラック、ブラジルなんかもあったり、終始春系のヌルい雰囲気で貫かれており、リピートでずっと聴ける内容となっております。
聴く度に良くなって来る繰り返しに向いているタイプのミックスかと。お店用にも良いかと。ダウンロードのリンクも用意されておりますので是非。
beipana / H30年度 春期beats | a lofi chill mix for spring
公開してからしばらくの間聴いておりましたが、GW前に気温が上がったのをキッカケにポストし忘れていたのを思い出しましたこちら、私もいつもツイートを参考にさせてもらっているbeipanaさん(@beipana)の春用ミックス。まだ5月中(春扱い)ですし、これくらいの気温なら良いかなとこの3日間くらい再び聴いております。
トラックリストは無いのであくまで自己調べでありますが、春らしいフワフワした新旧世界中の音楽を選曲しており、エレクトロニックなものから、ファーサイドのランニンのリミックスやLo-Fiなヒップホップ系トラック、ブラジルなんかもあったり、終始春系のヌルい雰囲気で貫かれており、リピートでずっと聴ける内容となっております。
聴く度に良くなって来る繰り返しに向いているタイプのミックスかと。お店用にも良いかと。ダウンロードのリンクも用意されておりますので是非。
beipana / H30年度 春期beats | a lofi chill mix for spring
rvddw × ROCKY 4
- 2018-05-09 /
- 靴と服
多くのファンがいる映画「ロッキー」ですが、その中でもプロパガンダ臭がもの凄いロッキー4とコラボレーションしたアイテムが、格闘技系ブランドReversalより発売に。
ロッキーをモチーフにしたものから、ドーピングバキバキイワン・ドラゴのものまで、今のデザインに落とし込んだものになっており(今のデザインが昔っぽいが)、個人的にですが久しぶりにハッとするコラボレーションを見たなと。
オリンピックでロシア勢の薬物使用が問題になったり、北朝鮮と韓国の件だったりと、現実とリンクする部分もありタイムリーな話題でもありますし、格闘技関連のブランドが出している説得力もあり、なぜ4なんだというところもあり、絶妙な落とし所であるかと。 (VIA @imtntmi)
rvddw × ROCKY 4
私と映画「ロッキー」との出会いは小学生時代。ヒョロヒョロで背も小さくて色が白い、女の子のような顔をした美少年の同級生友人宅にロッキー4のポスターが貼ってあり、その友人がロッキーがいかに素晴らしい映画かということを熱っぽく語ってくれた記憶があります。
子供ながらにこいつ線が細いけどマッチョなものが好きなんだなという印象を受けただけで、当時自分はロッキーなんて暑苦しそうな映画見たくないなぁなんて思う冷めに冷めた小学生だったため、全く彼の熱意は伝わらずそのまま話は右から左へスルーという状況になりまして、1回目のロッキーチャンスを逃す形に。
彼とは、中学時代に自分の中学校と隣町の中学校のヤンキー同士の決闘をすることになった時、興味本位で一緒に見に行ったんですが、少し離れた丘の上から見学していたら警察に捕まり、それをキッカケにして向こうの親御さんから警戒される事になってしまい疎遠になっておりました。
で、その後スケートボードを始めたりして、地元から名古屋へ遊ぶ場所を変えたりしながらヒップホップ文化に出会うのですが、高校生時代に知り合った音楽に詳しい先輩にロッキー1のサントラにネタが入っていたりするという話を教えてもらい、再び2回目のロッキーチャンスが訪れるのですが、やはりあのエンディングテーマを聴くととんねるずのみなさんのおかげですのコントを思い出してしまい、小学生の時から続くダサ面白いものという印象が全く取れていない状況でありました。(ちなみにそのテレビの影響でプリンスとライオネル・リッチーもずっとそういう印象でして、幼少期に見たテレビの影響は大きいし、ずっと偏見を持ち続けるなんだなと。)
その後20歳を越えた頃、小型サイズのレンタルビデオ店の上に住むことになり、頻繁に映画を見る機会が増えまして、あらかた興味のあるものを見終わった後に遂にロッキーの1を見たのですが、何もない自分に重ねてあまりに感動してしまい(大分ブーストかかっていたと思う)、生涯で(そんなに長く生きてないですが)1番の映画になりましたし、格好つけて「未来世紀ブラジル」とか言っていた自分を後ろからバットで殴りたくなる衝動に駆られました。
その後、2、3と続編を追っていき、遂にあの同級生がポスターを貼っていた4を観た時、モロに冷戦の影響で作られたであろうプロパガンダ映画だったため、座っていたソファーから転げ落ちそうになりましたし、その後見た5はロッキーの試合すらなくて教え子をボコボコにして終了というこれまたズッコケそうになったのは良い思い出であります。
とまあ、ロッキーを見る度にいまだに疎遠になったその同級生を思い出していたのですが、数年前長い家出期間を終了し地元に戻ってきて電車で職場に通っている中で、毎朝同じ時間にホームにはその彼がおりまして、性別自体も変わっているかもなと思うような雰囲気があり、また自分と話したいという気があるかも分からないため、色々気を使ってしまい話かけられずおりますが、まあそれにしても毎日見かけるので平日朝は必ずロッキー4の事を思い出している現状であります。
ロッキーをモチーフにしたものから、ドーピングバキバキイワン・ドラゴのものまで、今のデザインに落とし込んだものになっており(今のデザインが昔っぽいが)、個人的にですが久しぶりにハッとするコラボレーションを見たなと。
オリンピックでロシア勢の薬物使用が問題になったり、北朝鮮と韓国の件だったりと、現実とリンクする部分もありタイムリーな話題でもありますし、格闘技関連のブランドが出している説得力もあり、なぜ4なんだというところもあり、絶妙な落とし所であるかと。 (VIA @imtntmi)
rvddw × ROCKY 4
私と映画「ロッキー」との出会いは小学生時代。ヒョロヒョロで背も小さくて色が白い、女の子のような顔をした美少年の同級生友人宅にロッキー4のポスターが貼ってあり、その友人がロッキーがいかに素晴らしい映画かということを熱っぽく語ってくれた記憶があります。
子供ながらにこいつ線が細いけどマッチョなものが好きなんだなという印象を受けただけで、当時自分はロッキーなんて暑苦しそうな映画見たくないなぁなんて思う冷めに冷めた小学生だったため、全く彼の熱意は伝わらずそのまま話は右から左へスルーという状況になりまして、1回目のロッキーチャンスを逃す形に。
彼とは、中学時代に自分の中学校と隣町の中学校のヤンキー同士の決闘をすることになった時、興味本位で一緒に見に行ったんですが、少し離れた丘の上から見学していたら警察に捕まり、それをキッカケにして向こうの親御さんから警戒される事になってしまい疎遠になっておりました。
で、その後スケートボードを始めたりして、地元から名古屋へ遊ぶ場所を変えたりしながらヒップホップ文化に出会うのですが、高校生時代に知り合った音楽に詳しい先輩にロッキー1のサントラにネタが入っていたりするという話を教えてもらい、再び2回目のロッキーチャンスが訪れるのですが、やはりあのエンディングテーマを聴くととんねるずのみなさんのおかげですのコントを思い出してしまい、小学生の時から続くダサ面白いものという印象が全く取れていない状況でありました。(ちなみにそのテレビの影響でプリンスとライオネル・リッチーもずっとそういう印象でして、幼少期に見たテレビの影響は大きいし、ずっと偏見を持ち続けるなんだなと。)
その後20歳を越えた頃、小型サイズのレンタルビデオ店の上に住むことになり、頻繁に映画を見る機会が増えまして、あらかた興味のあるものを見終わった後に遂にロッキーの1を見たのですが、何もない自分に重ねてあまりに感動してしまい(大分ブーストかかっていたと思う)、生涯で(そんなに長く生きてないですが)1番の映画になりましたし、格好つけて「未来世紀ブラジル」とか言っていた自分を後ろからバットで殴りたくなる衝動に駆られました。
その後、2、3と続編を追っていき、遂にあの同級生がポスターを貼っていた4を観た時、モロに冷戦の影響で作られたであろうプロパガンダ映画だったため、座っていたソファーから転げ落ちそうになりましたし、その後見た5はロッキーの試合すらなくて教え子をボコボコにして終了というこれまたズッコケそうになったのは良い思い出であります。
とまあ、ロッキーを見る度にいまだに疎遠になったその同級生を思い出していたのですが、数年前長い家出期間を終了し地元に戻ってきて電車で職場に通っている中で、毎朝同じ時間にホームにはその彼がおりまして、性別自体も変わっているかもなと思うような雰囲気があり、また自分と話したいという気があるかも分からないため、色々気を使ってしまい話かけられずおりますが、まあそれにしても毎日見かけるので平日朝は必ずロッキー4の事を思い出している現状であります。
miztarnie / Blo-w-Out! NO.1
- 2018-05-08 /
- DJミックス
ヒップホップを切り口としたニューヨークのガイドブック「Wassup! NYC」の著者であり、時折公開するミックスがいつも気が利いていて楽しみにしているMiz Tarnieさん(@miztarnie)の新ミックスが公開に。
東京のお洒落な音楽を(主に90年代)選曲したということですが、確かに私が中学、高校、そしてフラフラしていた時期に通過したキラキラした東京そのものでありまして、渋谷系から日本語ラップ、LB系、裏原宿までの12inch、短冊、Maxi、epといったやや込み入った所を見事な流れでミックスしてあります。
フリーソウル的なもの、アシッド・ジャズなんかのムーブメントが下地となって出来上がった緩くて聴きやすいポップスから、デブ・ラージ氏やLB系の日本人好みなメローな質感の日本語ラップ、当時エッジが利いていると思っていたが今聴けば大分聴きやすい感じもするアブストラクトが、同じ雰囲気で混ざっているという2010年代的な見立てが、おっさんにとってもフレッシュで良い感じですし、自分の90年代音源の捉え方も随分変わったのがこのミックスにより分かって面白かったです。
小沢健二ではなくNishiazabu 2000の方使うんだなとか、ブギーバックの後にインドープサイキックスの大好きなの来て今はこういう流れも普通にあるよなとか、自分も色々引っ掛かかるポイントが有りましたが、皆様もきっとなんらかのポイントが有るんじゃないでしょうかね。
尚、フリーダウンロードのリンクも付けてくれておりますので保存して、mp3プレイヤーに入れて楽しんでいただけましたらと。
miztarnie / Blo-w-Out! NO.1
The Man with Distress - Kaseki Cider
Icecream Meltin' Mellow - Pizzicato V
Drive D-51 - Three One Length
What a Kimidori Day - Kimidori
Go Go Round This World - Fishmans
Passion - Ua
Love Space - Love Tambourines
Everybody Loves The Sunshine - Naohirock & Suzuki Smooth
Rough Speaking Dub - Silent Poets
Oh Yeah - Insomnia - - Rouitine
Happy - Towa Tei
Boogie Back - Kenji Ozawa & SDP
Gemini IV/V Space Nova - Indopepsychics
Home - Natural Calamity
Technova - Towa Tei
Tuesday Heartbreak - Nishiazabu 2000
Nemurenai Insomnie - UFO
Buddha’s Holiday - Buddha Brand
Turn My Back - Hiroshi Fujiwara
San Francisco - Tokyo No.1 Soul Set
Treasure Island - Original Love
Big City Lover - DJ Krush
Sally - Soul Bossa Trio
Volunteer Ape Man - Cornelius
Lolita Go Home - Kahimi Karie
Urban Grammar - SDP
Time - Kubota Takeshi & Toshimi Watanabe
Cherish Our Love - Love Tambourines
Fools - El-Malo
東京のお洒落な音楽を(主に90年代)選曲したということですが、確かに私が中学、高校、そしてフラフラしていた時期に通過したキラキラした東京そのものでありまして、渋谷系から日本語ラップ、LB系、裏原宿までの12inch、短冊、Maxi、epといったやや込み入った所を見事な流れでミックスしてあります。
フリーソウル的なもの、アシッド・ジャズなんかのムーブメントが下地となって出来上がった緩くて聴きやすいポップスから、デブ・ラージ氏やLB系の日本人好みなメローな質感の日本語ラップ、当時エッジが利いていると思っていたが今聴けば大分聴きやすい感じもするアブストラクトが、同じ雰囲気で混ざっているという2010年代的な見立てが、おっさんにとってもフレッシュで良い感じですし、自分の90年代音源の捉え方も随分変わったのがこのミックスにより分かって面白かったです。
小沢健二ではなくNishiazabu 2000の方使うんだなとか、ブギーバックの後にインドープサイキックスの大好きなの来て今はこういう流れも普通にあるよなとか、自分も色々引っ掛かかるポイントが有りましたが、皆様もきっとなんらかのポイントが有るんじゃないでしょうかね。
尚、フリーダウンロードのリンクも付けてくれておりますので保存して、mp3プレイヤーに入れて楽しんでいただけましたらと。
miztarnie / Blo-w-Out! NO.1
The Man with Distress - Kaseki Cider
Icecream Meltin' Mellow - Pizzicato V
Drive D-51 - Three One Length
What a Kimidori Day - Kimidori
Go Go Round This World - Fishmans
Passion - Ua
Love Space - Love Tambourines
Everybody Loves The Sunshine - Naohirock & Suzuki Smooth
Rough Speaking Dub - Silent Poets
Oh Yeah - Insomnia - - Rouitine
Happy - Towa Tei
Boogie Back - Kenji Ozawa & SDP
Gemini IV/V Space Nova - Indopepsychics
Home - Natural Calamity
Technova - Towa Tei
Tuesday Heartbreak - Nishiazabu 2000
Nemurenai Insomnie - UFO
Buddha’s Holiday - Buddha Brand
Turn My Back - Hiroshi Fujiwara
San Francisco - Tokyo No.1 Soul Set
Treasure Island - Original Love
Big City Lover - DJ Krush
Sally - Soul Bossa Trio
Volunteer Ape Man - Cornelius
Lolita Go Home - Kahimi Karie
Urban Grammar - SDP
Time - Kubota Takeshi & Toshimi Watanabe
Cherish Our Love - Love Tambourines
Fools - El-Malo