プロジェクター用スクリーンを購入
プロジェクター部屋をつくったので、スクリーンをちゃんとしたものにしたら、どのぐらい改善されるのだろう。そういう興味でプロジェクター用スクリーンを物色した。
最初はプロジェクターの値段(8,500円)を超えない範囲で探していたのだけれど、安物だと使ってきたただの白布と大差なさそうである。
色々見ていてわかったのだが、スクリーンの表面はマットとビーズがあるようだ。マットというのは平滑で反射率の高い素材で光を広く乱反射させるもの、ビーズは細かいビーズで表面をコーティングし入射光を概ね元の方向へ反射させるもの。
部屋を真っ暗にできたらマットのほうが良い画像が得られるというが、それはそれなりの明るさ・コントラスト性能の良いプロジェクターを使っている場合。私のような廉価プロジェクターでも言えることなのかよくわからない。
対してビーズは反射率がマットの2倍ぐらい高く、暗いプロジェクターにはこちらが良いという。
そんなことを考えながらネットで商品を見ていたら、ビーズ型のスクリーンに対するレビュー(Amazon)に、
これって私がおかれている状況と同様ではないか。
ということでプロジェクターより3倍以上高い(28,000円)スクリーンを買うことにした。
同じメーカーでいろんなサイズがあるが、今、白布に映している大きさから考えて16:9の80インチのものにした。
部屋の大きさを測って、ひとつ上の90インチ(31,000円)でもセッティングはできそうだったが、将来スクリーンをリビングに移設することもあるかもしれないと考えて、80インチにしたけれど、見ていると90インチでも良かったかなと思う。
商品説明ではスクリーン全体の重量は2.1kgとなっていて、この数値はそれほど重いとは思わなかったのだが、実際に持ってみると結構重いと感じた。長さがあるからモーメントとして感じるからだとは思うけれど、それはそれで天井から吊ったときにもそのモーメントが発生するわけで、吊り具はしっかりと天井に固定したほうがよさそうだ。
説明書には、石膏ボードのような天井の場合、裏の骨材にまで達するようにネジ止めすることと書いてある。そして、そのために下地センサーなどを使って確実に骨材を探り当てるようにアドバイスが書かれている。我が家の天井もやはり石膏ボードだから、これはやはり慎重に作業しないと。
さて下地センサーで骨材の場所をなんとか探って(これに一番時間をかけた)、トータルで約1時間かかってスクリーンを天井から吊るした。説明書には両端はスクリーン端から10cmぐらいのところにするように書いてあるのだが、骨材はそのように都合よくは配置されていない。しかたがないので、概ね投影面のちょうど端あたりで吊ることになった。
(90インチだったらちょうどよかったかもしれない)
さて問題の画質改善であるが、もちろんただの白布に比べればだいぶ良くなった。ただ反射が良くて明るいという謳い文句だが、各段に明るいとまでは言えないと思った。やはりプロジェクターの性能が低いからだろう。
ただし前の白布はやや光が透けて、それが裏にある物(我が家の場合はカーテン)に反射して帰ってくるから色味が少し異なっていた。
前にも書いたように、どんなに立派なプロジェクターとスクリーンを使ってもこれはどうしようもない、したがってOLEDのテレビのようなくっきりした画面にはならないと思う。
そういう限界はしかたがないが、ただの白布との一番の違いは投影面に皺や弛みがなく、フラットであること。これでテレビの画面に少しは近くなった。
だが、ちゃんとしたスクリーンに投影するという安心感もあってか、この大画面(80インチ)はやはり迫力がある。そしてちゃんとしたオーディオセットからの音も。
チープだが十分鑑賞にたえるホームシアターになったと思う。
スクリーンが良くなったので、もっと明るくコントラストが良く、そしてリアル4Kのプロジェクターも見てみたくなった。
最初はプロジェクターの値段(8,500円)を超えない範囲で探していたのだけれど、安物だと使ってきたただの白布と大差なさそうである。
色々見ていてわかったのだが、スクリーンの表面はマットとビーズがあるようだ。マットというのは平滑で反射率の高い素材で光を広く乱反射させるもの、ビーズは細かいビーズで表面をコーティングし入射光を概ね元の方向へ反射させるもの。
部屋を真っ暗にできたらマットのほうが良い画像が得られるというが、それはそれなりの明るさ・コントラスト性能の良いプロジェクターを使っている場合。私のような廉価プロジェクターでも言えることなのかよくわからない。
対してビーズは反射率がマットの2倍ぐらい高く、暗いプロジェクターにはこちらが良いという。
そんなことを考えながらネットで商品を見ていたら、ビーズ型のスクリーンに対するレビュー(Amazon)に、
会社で使っている高級プロジェクターと見劣りしない程に改善されました。
LED方式の安物プロジェクターは当マイクロビーズスクリーンは必要不可欠と思われます。
これって私がおかれている状況と同様ではないか。
ということでプロジェクターより3倍以上高い(28,000円)スクリーンを買うことにした。
同じメーカーでいろんなサイズがあるが、今、白布に映している大きさから考えて16:9の80インチのものにした。
部屋の大きさを測って、ひとつ上の90インチ(31,000円)でもセッティングはできそうだったが、将来スクリーンをリビングに移設することもあるかもしれないと考えて、80インチにしたけれど、見ていると90インチでも良かったかなと思う。
商品説明ではスクリーン全体の重量は2.1kgとなっていて、この数値はそれほど重いとは思わなかったのだが、実際に持ってみると結構重いと感じた。長さがあるからモーメントとして感じるからだとは思うけれど、それはそれで天井から吊ったときにもそのモーメントが発生するわけで、吊り具はしっかりと天井に固定したほうがよさそうだ。
説明書には、石膏ボードのような天井の場合、裏の骨材にまで達するようにネジ止めすることと書いてある。そして、そのために下地センサーなどを使って確実に骨材を探り当てるようにアドバイスが書かれている。我が家の天井もやはり石膏ボードだから、これはやはり慎重に作業しないと。
下地センサーというものがあることを知らなかった。それなりの値段のするものだが、この際買っておくことにした。その結果、プロジェクター(8,500円)+スクリーン(28,000円)+下地センサー(2,655円)=39,155円の投資となった。
(下地センサーは他にも使用機会はありそうだが)
さて下地センサーで骨材の場所をなんとか探って(これに一番時間をかけた)、トータルで約1時間かかってスクリーンを天井から吊るした。説明書には両端はスクリーン端から10cmぐらいのところにするように書いてあるのだが、骨材はそのように都合よくは配置されていない。しかたがないので、概ね投影面のちょうど端あたりで吊ることになった。
(90インチだったらちょうどよかったかもしれない)
さて問題の画質改善であるが、もちろんただの白布に比べればだいぶ良くなった。ただ反射が良くて明るいという謳い文句だが、各段に明るいとまでは言えないと思った。やはりプロジェクターの性能が低いからだろう。
ただし前の白布はやや光が透けて、それが裏にある物(我が家の場合はカーテン)に反射して帰ってくるから色味が少し異なっていた。
今まで「ただの白布」と書いてきたが、写真撮影時のバックに使うものなので、はっきりとした白、すなわち反射の良いものではある。
前にも書いたように、どんなに立派なプロジェクターとスクリーンを使ってもこれはどうしようもない、したがってOLEDのテレビのようなくっきりした画面にはならないと思う。
そういう限界はしかたがないが、ただの白布との一番の違いは投影面に皺や弛みがなく、フラットであること。これでテレビの画面に少しは近くなった。
だが、ちゃんとしたスクリーンに投影するという安心感もあってか、この大画面(80インチ)はやはり迫力がある。そしてちゃんとしたオーディオセットからの音も。
チープだが十分鑑賞にたえるホームシアターになったと思う。
スクリーンが良くなったので、もっと明るくコントラストが良く、そしてリアル4Kのプロジェクターも見てみたくなった。
さすがにおいそれとポチれるものではないけど。(安いもので16万円から)
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