大晦日 2023

今日は大晦日。
なので大晦日らしい記事で一年をしめくくろう。
で、大晦日に主人公が亡くなる話について。

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まずはアンデルセン「マッチ売りの少女」
マッチ売りの少女は、最後のマッチに火をつけて、それが消えるように命も消えていく。これがクリスマスの夜と間違えられていることが多いというが、本当は大晦日である。

つぎは、ウィーダ「フランダースの犬」

話が有名なわりに作家名は知られていないのではないだろうか。私も記事を書くにあたって調べた。
「乙女の祈り」の作曲者がテクラ・バダジェフスカという人と知られていないのと同様。

ネロが聖堂でルーベンスの絵を見て死んでいくわけだけれど、これは何月何日のことだろう、雪が積もっているところからすれば真冬だということはわかるが。

ネットで調べたが日付を特定している記事は見当たらなかった。そこで何でも知っている(学習に利用している)ChatGPTに聞いてみた。
User
「フランダースの犬」のお話で、ネロが死んだのは何月何日ですか。

ChatGPT
「フランダースの犬」の物語で、ネロが死んだのは12月31日です。この日は大晦日であり、物語の中でネロの死は感動的なシーンとして描かれています。

おやおやChatGPTは大晦日だと断定してくる。そして多くの回答では根拠となったページが記されているのだけれどそれがない。信用しても良いものだろうか。

ということで別の質問をChatGPTに投げてみた。
User
大晦日に主人公が死ぬお話にはどんなものがありますか。

ChatGPT
大晦日に主人公が死ぬお話は、悲劇的な要素を含んでいることが多いですね。例えば、以下のような作品があります。

『クリスマス・キャロル』(チャールズ・ディケンズ) - ディケンズのこの小説では、主人公スクルージがクリスマス・イブに過去・現在・未来の幽霊によって訪れ、自分の過去の行いを振り返ります。この物語においては、スクルージは自分の過去の過ちを悔い改め、より良い人生を歩むことを決意します。

『ウィンターズ・テイル』(マーク・ヘルプリン) - この小説では、主人公のピーターが大晦日に死ぬというテーマが中心になっています。ピーターは死後も愛する女性を追い求め、奇跡的な展開が繰り広げられます。

『大いなる遺産』(アーサー・コナン・ドイル) - シャーロック・ホームズシリーズの一作で、大晦日に事件が起こり、主人公たちはその解決に挑みます。この物語では、主人公たちが事件の真相に迫る過程で様々な展開があります。

これらの作品は、大晦日に主人公が死ぬというテーマを含んでいるものの、それぞれが異なるストーリー展開やテーマ性を持っています。

大晦日に、ときいているのに『クリスマス・キャロル』のことが回答に入っている。 ChatGPTも大晦日とクリスマスに混乱があるようだ。

というか混乱した人間たちのデータで学習しているから当然かもしれない。


それでは無事に年を越せますように。

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