切れ味が鈍らない包丁

突然、独居老人の境遇におかれると、家事の道具はほとんどが家人が選んだものを使うことになる。

私が撰んだ数少ない家事道具は、ハンディ掃除機(マキタ製)。6年前、やはり家人が入院しているときに購入したもの。御大層な掃除機を出し入れするのが面倒なので、さっと掃除できるものが欲しかったから。


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そういう家事道具の中で、気に入らないものの一つが包丁である。
材料で使い分ける知恵もなく、馬鹿の一つ覚えの万能包丁ですませてきたが、どうも切れ味が悪い。キャベツや白菜を切るときは大して気にならないが、リンゴのときは切るというより割るという感じになる。弾力と脂分の強い肉類ともなると、この包丁には刃がついているのかと思うぐらい切れない。

簡易な砥石もあるようだが、へたに研ぐとかえってよくないというし、まめに研ぐこともなさそうである。
そこで、ティファールの「エバーシャープ」という包丁を買った。
命名のとおり、切れ味がいつまでも持続するという包丁である。閑なときにネットを見ていて見つけた。

切れ味が持続するのは、専用ケースに砥石がセットされていて、ケースに収納するたびに研がれるからである。
これなら切れ味が悪くなったとか気にすることもない。

切れ味は前の鈍った包丁に比べるとずっと良い。前の包丁は刃先を指で拭ってもどうということがないしろものだったが、こちらはそんなことをすると指が切れてしまう(実際、やっちゃった)。

リンゴを切るとき、前の包丁は、種にあたると種をそのままに抉り出すようになっていたが、こちらの包丁だとすっぱりと種を両断する。

以前、切れない包丁はかえって危ないという話を聞いたことがある。変な力の入れ方になるからだとか。
もっとも、包丁を使い慣れない私には、切れる包丁のほうがやっぱり危ない気もする。

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